・なんとなくBattlestations: Pacificのwiki辿っていたら版権管理が意外にも国内企業。 以下BSP超大和型スペック等 開発元:アイドス・ハンガリー→解散消滅 親会社アイドス→スクエニ欧州法人が吸収 日本語版:スパイク→吸収合併でスパイク・チュンソフト(ドワンゴ) つまり超大和型戦艦紀伊の究極体(BSP仕様)採用案を使いたい場合、お伺い立てる必要あるとすればドワンゴ=合併したので角川の裁量ということに。親会社は名義使ってないのでたぶん必要ありませんが許可いるにしてもスクエニと国内ゲーム企業だけで済むという。 大和型や搭載兵装は旧海軍兵器なので意匠権なし(現用含め民生仕様のない兵器に商業意匠登録なし・あっても完全に期限切れ失効)。 必要なのは配置パターンだけでしかも近似は多いので、艦これは一応キャラ商法版権が角川管理、つまり夏に紀伊実装→紀伊改か紀伊改二で副砲盛ってif改装する場合も別に表記や版権料継続的に出す必要もなく簡単に許可出ると。 そもそも艦これの艦娘艤装はパーツ以外搭載配置の原形留めてないので、搭載数だけ一致しても配置は踏襲しようがないので別に断りなくともセーフともいいますが。艦これモデルで出すときに法律でなく礼儀的に一応訊く必要が出てくるだけで。 模型でこの最終形態をプラモ化する場合も、版権タイトル関連で出すのでなく配置パターンだけ使いたいというなら取説に明記程度で普通に可能範囲。つまり各社からこの形態で出したり、はいふり二期でこれ採用して航空戦力ないならラスボス状態が可能ということに。 史実では米艦鹵獲技術使わないと対空面も宝の持ち腐れですが、はいふりの場合は近代レーダーシステム可・対艦戦闘のみなので51cm連装砲が真価を発揮、副砲満載は普通に重巡以下にとって脅威、魚雷迎撃も俯角追加で迎撃できる速射砲一歩手前の長10砲塔で撃ちまくればだいたい当たるというまさに超戦艦。 @どうでもいいんですが「究極超戦艦紀伊」というと鋼鉄臭が漂いすぎて超兵器機関でも積んでそうな。 艦NEXT紀伊の長10cm連装高角砲A型改3(砲架)は社員が考えたオリジナルデザイン砲架カバーなので不評ですが、逆にうっかりこれが史実と誤認してプラモ形状のままイラストや3Dデザインで使ってしまうと、非実在でフジミに意匠権あるので法的にアウトということに。 艦これでも適当にググって流し読みであのA型改3デザイン使い描いてしまうと無許可…以前に考証ミス。長10の砲架は大和型から大規模変更してない改大和型まで、性能的にも超大和型に積むなら砲架は砲塔の下位互換なので普通に秋月型用の砲塔A型形状で描き込んでもらいたいところ。 紀伊(A-150計画)に関しては過去ログに長々書いてますが、未成艦だけに「どの世界線・どの時点で完成させたか」でデザインが変わってくるという限りなく正解に近い予想はできても真実はいつも一つとは限らないという困った艦。 一番戦況酷いと(航空全盛への猶予が史実+1年くらい遅れ)信濃→なんとか戦艦のまま・111号艦ぎりぎり建造続行で、以降が計画中止だった場合仕方なくという理由で大和型四番艦に紀伊と名付けられるはめに。 その仕様では超大和型どころか信濃と同型、改装しても改大和型なりかけ程度がせいぜい、強引に長10砲架と51cm連装砲詰め込んだ改大和型近江と同一配置。 それ以前に信濃のような完成間際に空母不足で改装という目に遭っていた可能性も高く。 改大和型まで予算認可の世界線なら111号艦→駿河、改大和型近江まで。超大和型の798号艦・799号艦まで認可された世界線でようやく本来の51cm連装砲対応艦体に。 その状態でも末期戦で余裕がない→副砲降ろしてなんとか長10砲塔×12を搭載。再設計間に合ったら副砲位置にも載せた配置でこれが史実艦政本部案ではおそらく正答の完成形(エフトイズの案)。 何かの拍子に対空連動向上したら殴り込み仕様で副砲2残し+長10砲塔×12(上3-甲板4配置)でバイタル装甲に割ける限度にガン積み(若干余裕のある世界線)。 そして資源と時間が万全、米対空艦鹵獲+独逸製工作マザーマシン大量輸入可能だった場合が副砲×6・長10砲塔×12(4-3)のBSP仕様。 長10だけで雷撃機と爆撃機落とすのが可能になって、まず襲撃した攻撃機を一掃・分離するであろう空母護衛艦隊を殲滅もしくは雑魚なら交戦しつつ突っ切って主砲射程の端に入る空母を追いすがり叩き潰す・突貫してきた水雷戦隊を副砲で蜂の巣という運用思想。当然艦体伸長で最大速度アップと缶も載せ替えて燃費はともかく高速戦艦並みの戦速で直進可能にしていると思われ。 ちなみに全長295m・三重底・装甲46cm対応以下に総排水量抑えた場合、追加で第一副砲左右にも長10砲塔載せて全14基搭載は可能。さすがにそれ以上は装甲区画増えすぎと大型化した主砲弾薬から甲板は空いていても排水量的に限度。 これが理論的には究極体なんですが高射装置が高角砲3基担当のため元々12基という制約、第二主砲塔と第一副砲の間に段差でさらに1基の長10×15基がまともに考えた場合の完全な限界数。大和型準拠サイズでは厳しいので12〜無理しても重量より物理容積的に14基が限度。 これ以上となると300mオーバー〜350mクラスの艦体、三連装51cm砲で艦政本部も最初に即投げた仮想戦記に両足突っ込んだ形態に。これはもうif通り越しすぎている別物でそれこそ不沈戦艦紀伊版権とかそちらのカテゴリ。少なくとも日独が勝利するような世界線でないと計画案すら通らないと。 理想的な完成形で間に合った世界線ですらもっと防空駆逐と輸送船と空母を…という運用艦艇カツカツと思われるので。防空超弩級戦艦なんて艦種が跋扈する世界だとしてもそんな砲塔で重い高角砲をガン積みできるのは燃費が重すぎる戦艦だけなので、近寄ったらたかが一門のry×12門で理不尽に落とされたとしても航空機の速度と航続距離の優位は変わらず。それこそ秋月型行き渡らせるくらいでないと物量差で… レーダー連動・VT信管・ボフォースのような中間機関砲・CIC統制・艦隊防空指揮通信を全艦採用していれば、ようやく航空機の脅威度が低下して戦艦が艦隊決戦を挑める戦場に。 攻撃機と雷撃機さえ叩き落とせるならあとは高速空母に艦戦ガン積みで掃討→相手も末期の対空は鬼なので無理に航空攻撃しなくても輪形陣の護衛さえ剥がしてしまえばどうとでも料理できるので。 末期は鉄と油不足もですが戦艦では航空機に勝てないと諦めていたものの、空母が足りなかったという理由も大きく…空母足りていて、対空システムさえあと10〜20年だけ何かの拍子に先取りさえできていれば対空戦艦無双の世界線も可能性は充分に。精密誘導ミサイル登場まで暴れられたら存在意義は証明できたと。 ◇6/26(日) ・初心者による初めての両面複製(しかも極小サイズを)(以下開閉) ◇6/20(月) ・信濃(wikipedia)は設計コンセプトはともかく史実が…幸が薄く影も薄いという(確実に運1)。 艦娘のキャラデザも以前のネタバレのままだと地味すぎて、悪くはなくても目玉と呼ぶには存在感薄く。話題性で阻止の目玉としてならもう出し惜しみせず5スロで実装予定の紀伊を投入するべきと。 超大和型紀伊のほうは逆に未成艦でエピソードの縛りないので3/8ログで語ってますがある意味キャラ付けが自由。 @紀伊の絵師はしずま氏よりフミカネ氏のほうが全盛り最終形態で立体化前提のメカデザイン得意なので、大和型でなく次級ということもありフミカネ氏に担当してもらいたいところ。自重や遠慮なしの超戦艦という呼称が納得できるボリュームで…。しずま戦艦高年齢化しすぎてるので大鳳くらいのキャラだと理想。 ◇6/19(日) ・いつものどうでもいい考察、艦娘の迷彩や艤装は基本的にモチーフ主張のファッション(開閉) ◇6/13(月) ・試しに副砲塔残した場合の超大和型戦艦「紀伊」兵装構想案の配置バランステスト。 ![]() ![]() ![]() 連斬が輪切りリデコで全種共通規格なのをいいことに、適当に組み合わせて「対中型艦用の副砲火力落とさず長10cm砲塔×12基維持」の場合を模型で紀伊(最終仕様)組む場合のビジュアル面メインでバランステスト。 このキットは元々副砲閉鎖されていたので長10は艦橋周辺に全部集中配備案。副砲積んだままだった大和天一号あたり(組み掛け放置)から艦体流用で載せ替え。単装機銃など細かいパーツは折りそうでランナーのまましまい込まれて行方不明、各所に設置穴残ってますがこんな感じに。 第一と第二の長10砲塔を上段にバーベット露出状態で載せたら美しくないバランスにorz やはり下段は甲板に並んでないと見た目での安定性が… あと瑞雲もいまだに行方不明、代わりにきりしまさん発見したので構想テストにSH-60J(シーホーク)載せ。当然水上機区画に収まらないので模型で近代化改装するなら解放格納部廃止・エレベーター扉設置・マーキングをヘリポートに変更が必要と思われ。もしくは全部VLS区画に割り振り、ヘリポートだけで砲撃戦前に空中か僚艦に退避。 A-150キットは竣工時想定のため三連装機銃が最低限、大和から艦橋ブロック流用して上部構造に長10砲塔載せ…したものの後部ブロックそのままですごくアンバランス。中央と後部に副砲×4基追加したBSP仕様しようとしたら、竣工時とか武蔵だか最終だか黒甲板も未開封放置があったはずなんですがマウンテンサイクルに埋もれて行方不明。 上から見た図のようにオンゲ会社が軒並み副砲塔×6基搭載なんてしたくなるのも理解はできる甲板スペースがまだ存分に残って。 以下、副砲ガン積みした紀伊の強化デザイン案と近代化した改二構想を少々 全長微延長や装甲軽量化すればぎりぎり可能範囲で積めないことも…? どのみち弾薬は安全性的に艦隊戦1回で空になるくらいしか積めず、改大和型以上は弾薬輸送艦や砲身交換の工作船(油槽船は当然多数)を泊地や後方に待機させてないと戦力と引き替えに長期作戦継続は厳しい艦種なので。 とりあえず一から紀伊改(完全体)で配置検証するなら、15.5cm三連装副砲は前後各1そのまま。左右に竣工時配置から前後にずらし並べて各2基配置で計6基。 長10cm砲塔は上部各3基+1基追加。スペース余っているので左右副砲の前方2・後方1で総計14基。 さすがにこれ以上は置けはしても付随する弾薬庫+バイタル装甲重量から排水量的に厳しく、何より51cm砲の砲身下はともかく砲口直下はシールドでも桁違いの爆風で被害出そうなので。 当然ながら単装機銃は…対空戦闘時は基本主砲なんて撃たないので大和も砲塔上に機銃座設置してますが、こちらも46cmとは最低でも衝撃4割増しでシールドなしでは機銃すら壊れそうなので積まない想定。 25mm三連装機銃(全面シールド)はまあ安全な位置に積めるだけ。長10と副砲の旋回半径(爆風は問題なし)で置けない場所はあっても砲架を据え付けるだけなので30基〜40基は載せられると(大和が史実で52基)。 噴進砲は…新三式弾レベルでもなければ発射間隔や重量比でいまいち見合ってないので積まず、もしくは後甲板に予備弾なし撃ちっぱなしで設置(機銃掃射で誘爆して周辺炎上のほうがやっかいなので)。 これだけ載せれば当時の兵装だけでも理想的な火力と防空特化ガン積みに。 ドック掘り微量で済む全長270〜290m以内には抑えて排水量増す分の速度低下も相殺、あと兵装面より缶とボイラーをどうにかして頑丈かつ高性能な物にすれば大幅な軽量化が可能。以前長文で書いたとおり戦況的に独逸製工作機器必須ですが。 正規の艦政本部設計では大勝利状態のif改装でもこれが限界。仮想戦記に片足なら鹵獲コピーの米国製電探・FCS・CIC・電算機・ダメコン・無線技術・ボフォース40mmパクって載せまくれば究極体に。本当に旧海軍はハードに比べてソフト面の電装系と自動化・連動技術が遅れすぎていてorz はいふり二期で紀伊の登場も期待されてますが、武蔵が半自動化に現用レーダー搭載してるくらい(WW2起こらなかった世界線)なのでもういっそこれくらい完全体でボス担当にでも出しくれたら突き抜けていて嬉しいんですが。むしろあんな世界線でないと副砲ガン積みが輝くような乱戦にならないのでw 長10は通常駆逐主砲より小口径高初速用なため対艦では弱いとされてますが、対空榴弾でなく徹甲か通常弾にすれば倍近い射撃速度と砲塔のためほとんど途切れない射撃で駆逐では問答無用で蜂の巣、艦上構造や兵装・艦腹も機関部まで撃ち抜かれて誘爆。駆逐は本当に鋼板だけでほぼ装甲ないので… 魚雷も酸素魚雷でなければ長10俯角微妙に取れるようにすれば手数で迎撃が可能、重巡相手は最上砲が片舷で4基砲撃可能であまりに鬱陶しかったり遠距離だったら主砲の無駄遣いでどこに当たっても一発爆沈(軽巡以下だと至近弾ですら転覆の可能性あり)。対戦艦はそのために生まれた存在意義なので艦隊決戦上等と…本当に1隻に数百機リンチ空襲さえなければ超戦艦は輝くという。 さらに紀伊改二(2016)でアイオワ改二(1983)並みに現用魔改造するならイージスシステム完備・SeaRAM満載とCIWS少々、各種VLSにシースパロー、アスロック、トマホーク満載。 長10cm砲塔を長砲身64口径でMARLIN-WS系のINS/GPS誘導弾・超遠距離用減口径弾切り替えの連装速射砲に。主砲を最新の照準・連動制御に砲弾をINS/GPS誘導・IR/TV複合終末誘導。副砲をAGS砲化・低速GPS誘導/対艦誘導弾頭切り替えで三連装のまま発射速度低下をカバー。 探照灯は小型で充分、高射装置は全部撤去でイージスに統合、各砲塔自体にもCIWS程度のスタンドアロンの各種センサーや光学照準・速射砲用の砲身水冷システム搭載。装甲も全部41cm防御程度は残して複合装甲と先進の特殊鋼に置き換え。 地味なところで今は乗員大幅削減と救命具進化しているので後甲板下のカッターや内火艇はほとんど削っても支障なく。ヘリならカタパルトやクレーン不要。オスプレイ載せるのは艦尾内スペース厳しすぎ物理的に困難。 ついでにA1B加圧水型炉×2積めば電力無制限でECM/ECCM無駄に高出力、リアルの技術が後少し進めば夢のレーザー・レールガン。なおすべて採用すると予算は役人が揃って吐血する桁になる模様。 妄想戦記考えるのも楽しいんですが、自前の設定通り立体化しようとするとしばらく牛歩だった兵器の進歩がまた急加速していてマイペースな艦船模型が追いつかずまだ立体化されてない先進装備も多いのが残念。 ◇6/10(金) ・資料漁っていて衝撃の事実「A-150計画案≠超大和型戦艦紀伊」で近い関係でも別物。 通称超大和型の原案とされる「基本計画番号A-150案」ですが…昭和10年3月10日の時点で既に草案割り当て。「大和型の」主砲塔三連装3基・69,500t/297mの最初期トンデモ要求がこれ。 前級大和型の設計が始まった時期のため51cm砲でなく46cm三連装砲を「前甲板に3基」というネルソンのようなダメ設計だった模様(後のA-140B案)。そして当然却下。 大和型のA-140は試案の改訂を繰り返され、A〜D案→砲配置や門数・速度などあれこれ検討してA1〜A5案→10年5月に最終検討でG2〜K案までもつれこみ11年7月A-140F5内定→12年2月にF6(最終決定)まで23パターンで比較検討と会議が踊ったようで。 資料残ってないものの超大和型の場合も同様に計画段階で混乱していたらしく…ダメ元要望をまあ無理そうだからと140でなく150と別振りした46cm三連装×3前甲板案がA-150A(廃案、暫定引き継ぎ内容:大和より大きくて大火力)。 次級計画の番号をダメ元案利用→本来のA-150計画開始で懲りずに最初は無茶振りしてから要求下げれば…という手口のためか、無理と判っていて出された不沈戦艦仕様51cm三連装3基の建造不可能な物体が「A-150B」案(却下)と割り振られたと思われ。 続いてA-150-B2的な51cm連装の4基搭載案も重量的に却下(同様に85,000t/300mクラスになるので)。 元々「A-150案=超大和型」でなく、「大和型の前方火力特化型案」→「大和型次級の暫定強化案予定地」だったということで、超大和型を「A-150計画艦」と呼ぶのは広義では同じ「A-150プロジェクト内のデザイン案」で合っているものの、厳密には検討バリエーションの一つであって=でないという結論に。これが超大和型の真の姿!ではなく、の予定設計案その1、その2…からチョイスして完成想像図的な。 大和型3番艦「信濃」と4番艦(111号艦)「駿河」まではA-140計画の範囲(元々4隻の予定)、戦後の機密破棄で資料残ってませんが基本構造は触れずダメコン方面の変更程度なので拡張別案で起こすなら「A-140-G1」とか割り振っていたと。実際は部分変更の現場用図面だけで総合的な見直ししてる余裕なかったようですが(そして途中で空母化)。 改大和型「近江」も主砲を46cm砲の50口径と長10砲架にしただけで、51cmでなければ揚弾自動化と艦体伸長の再設計不要、長10も対空継続性犠牲に軽量簡略化した砲架ならそのまま可能、大規模な再設計するまでもないので基本大和型+船底・装甲と高角砲座周辺の変更程度でおそらく140計画の範囲。 @計画では大和型は全4隻で完了でも、余裕があり計画凍結ないなら前級仕様にする道理もないので三番艦「信濃」は三重底や高角砲テストにしても四番艦「駿河」は前倒しで改大和型になっていた可能性が。 そうなると「駿河」を改の初期予定通り長砲身50口径46cm砲と砲架積み、試しに51cm砲だけ先に制式砲を作って運用検証してみる→改大和型(スライド二番艦)に積んだとしたらその世界線設定ならフジミ艦NEXT紀伊は超大和型としては考証ミスでも「近江としてなら」完全一致で再現。艦名詐欺であれは実質「近江改」のキットという。 当然全門斉射は艦体そのままは反動傾斜が危険で禁止だったり搭載弾薬総数少なめ、長10砲架なので給弾の隙や追従性悪く…へたしたら対空が多少上な程度で大和より扱いにくい状態に。 実際検討段階にあった「51cm連装砲×3基」はバイタルや弾薬庫配置含め基本配置や艦体も再設計された「A-150-C案」(仮定)の超大和型・紀伊以降。大和と同一全長では厳しかったためこの時点では85,000t/270m〜290m予定。 未成艦とはいえあまりに考証案ばらばらなのは、どうも断片資料がこの試案を出した部署の個人ごとに生前の証言が違い(自分の部署が提出した試案に基づいているため)、最終決定前に中止になったため統一された正式採用案が確定されてないせいと。 共通して決定済みだった仕様は「大和型準拠・多少拡張した程度に収める艦体」「主砲塔は51cm連装砲×3基を搭載」「高角砲は安定供給が可能なら長10cm連装高角砲を採用」という3点のみ。 従ってどの出版や模型会社の考証も(計画案のひとつとしては)間違っていると言えないんですが、この最終的に採用されたであろう決定案の推定検証としては中途半端か間違っているということで。最も綿密に考証したのがエフトイズの最新考証案。 現実的なC案をベースとして仮に現在の流通デザイン案を割り振ると、 C1:副砲×2残し、場しのぎ的に高角砲配置は大和12.7cm位置のまま(上段6・下段6)、長10cm連装高角砲はシールド砲架A型改3※フジミ社内デザイン形状(フジミ1/500・艦NEXT紀伊案) C2:長10cm連装高角砲はシールド砲架A型改3※、副砲撤去→長10×2・上部6・甲板4の総計12基(フジミ旧1/700案) C3:副砲撤去(閉鎖)、長10cmを砲架より優れた「砲塔A型」で上部6・甲板6の総計12基(旧タカラ連斬A-150案) C4:副砲撤去、長10cm砲塔A型で副砲位置2・上部4・甲板6の総計12基(F-TOYS艦船キット案) C5:副砲撤去、長10cm砲塔A型で副砲位置2・上部6・甲板6の総計「14基」(未完成艦隊1917〜1950案) D1:副砲×6、長10フジミ仕様砲架(上段6・下段6)計12基(BF1942FHSW案) D2:副砲×6、長10砲塔A型を上部6・甲板6の総計12基(Battlestations: Pacific案) E1:51cm三連装砲×3、副砲×2、12.7cm連装高角砲×24、30連噴進砲×4(不沈戦艦紀伊※ほぼA-150B/全長328m) E2:50口径51cm連装砲×3、60口径12.7cm両用砲×10(レッドサン ブラッククロス案) …元の資料がおそらく同一でない、もしくは他を参考に検討したためばらばら。 想定した艦隊運用(航空全盛時代前or空襲対策最優先)と世界線想定(やっつけ突貫作業・時間か予算切れ妥協・猶予があり完全版)、メーカー金型流用の事情、担当社員考証真剣さの度合い、個人の考察・美的感覚や趣味で見事に違ってきています。 最も史実艦政本部案の最終採用傾向に近く、予算と建造期間の猶予があり予定通り建造できた場合の正しい姿と思われるのがエフトイズの副砲撤去して長10砲塔12基をガン積みした案。 末期の航空全盛時代に防空戦艦運用するなら中型以下は随伴艦に任せ防空特化が当然。 フジミは金型予算の都合と担当者が適当だったため高角砲配置が大和のまま、独自に砲架のシールドをデザインしてしまって残念な外見に。砲架A型改3なんて載せてるので、艦NEXTのキットは超大和型ではなく「50口径46cm三連装砲を45口径51cm連装砲に換装した改大和型」と表現するのが正しい形状。 連斬は担当がかなりリアリストだったのか大和型の艦体に性能優先で長10「砲塔」満載したら重量と再設計の時間なさそうで副砲跡地そのまま、バイタルパートの設計は踏襲で艦橋周辺に長10集中配備という非常に堅実なんですが夢がないというか立体的には僅かに物足りないデザイン。たぶん駆け込みで建造→途中で戦況悪化に慌てて完成させたらこの姿。 長10がちゃんと砲塔になっているのでフジミ製よりは正確なんですがこの副砲位置の処理だけが何とも残念な。 書籍のほうは予算と時間があった場合の長10×14基搭載したパーフェクト紀伊。全部長10砲塔にしても、改大和型以降各部の装甲を10cm薄くして多重で対応と軽量化したため重量や復元性的には安全範囲。 資源や予算の事情が解決され要求性能を実現可能な範囲で収めた理想型がこの姿(砲身の安定生産できるなら)。 BSPはどうせ未成艦かつ最終決戦兵器だから強くないと…というはっちゃけた案、対空維持したまま対中小型艦用副砲を竣工4基+2基増やし6基ガン積みという紀伊改二状態。ドクトリンや運用糞食らえな当時搭載可能な兵装全盛りで最強にした結果。 @BF1942の動画再確認したらこっちも副砲2追加して6基積んで…。日本より海外のほうが自重しない火力至上主義の傾向判ってるとかなにこれ。 全長300mオーバーの艦体+51cm三連装砲にしない限りはこの案がスペック的には最強。見た目のインパクトも最高、ただしチート装備ないだけで片足仮想戦記に入りかけ。そもそも史実の敗戦ルート延長線ではどの案にしても鉄と優秀な工作機械と工員と時間と電探・自動化技術が足りないので… 艦NEXTで紀伊(はいふり)か二番艦尾張を出すなら、長10cmを正確な外見の砲塔A型にして6基は甲板に配置してくれたら…副砲位置にも搭載理想ですがもう積みっぱなしでも。エフトイズ配置が理想なのでこだわってたんですがもう駄目そうと半分あきらめて妥協したら楽になりましたorz 最近の過去ログに動画のSS載せてますがBSPもここまでしたら遠目に見ても大和型と間違えようもなく強い(確信)とコンセプト一目瞭然なのでいっそこっちでどこか立体出してくれたら… 大和竣工時ベースに寄せ集めればいけないこともなさそうですが、必要兵装や基部がばらばらで理想的な物を集めるとエッチング並みに数万飛びそうな。 ついでに超大和型戦艦(wikipedia)こだわる人が少ないせいか内容間違っていたり適当なまま放置されてるんですが、どなたか垢持っていて未成艦に詳しい方更新してもらえたら… 艦これで夏の紀伊実装が望まれますが、艦これ絵師の難点としてキャラ優先の場合絵面の都合で搭載砲門数を省略して艦としてみると貧相になる点が。 紀伊は艦これに限らず戦艦としては全世界の海軍含め最終形態かつ最後の完成もありえた未成戦艦なので、もう扶桑さん並みに画面占拠する勢いで大和さん艤装の原形留めないくらい魔改造して盛って欲しいとw 詳細は3/8のログで長々語ってますが、AGPで立体・可動物にすること前提で主砲3基とも同方向に指向可能・長10(秋月砲)を最低8〜12基(最高14基)くらいしっかり立ち絵では隠れる位置でも設定してもらいたいと。ロボゲーでいえば最終面辺りでフルアーマー化した決戦仕様のようなものなのでもう自重考えずどこのラスボス状態大歓迎で。 もう客寄せになる帝国海軍の大型戦闘艦は紀伊と信濃しか残ってなく。あとは知名度やや下がった仮称の計画艦で大和発展型姉妹三人と、仮名すらない超甲巡とか金剛代艦型とかくらい。 ◇6/1(水) ・艦これで補助扱いの対空兵装を史実的に考えると… 艦これでは基本主砲2+弾着用の水偵・徹甲弾で、ほかはルート固定のための索敵・余裕あるとき命中率の足しに電探・対空カットインや割合撃墜目当てでなければシステム上ほとんど意味がないんですが、本来は選択して搭載する物ではなく一通り載せていて揃ってないとまともに運用できない代物。 水上電探:ないと先に発見される可能性高いうえ相対位置や距離の把握で劣り、命中率も損耗する熟練乗員の練度に近い物を基本で叩き出せる人的資源の層が薄い国にこそ必要だった物。必須装備ですが旧海軍では予算と技術の都合で行き渡るほど作れず末期でも旧式使い回してたり性能も… 対空電探:載せてないと悲惨(特に末期)。敵機接近を察知できるかは生死を分ける要因に。対空射撃もこれがないと目視してから勘で距離を割り出すなんて事になりただでさえ当たらないのが運任せの域に。 米海軍艦艇は基本搭載で自動的に目標との距離を割り出すため最低でも距離を誤ることはほぼないという時点で有利、そしてFCS連動して距離と位置を指示できる時点でもう技術格差が。 高射装置(射撃指揮装置):FCS(機械計算除き人力)。ないとまず当たらず、あっても94式より旧タイプはまともな性能は…。そもそもほとんど練度で補っていたため急に進化した米軍の装備に技術面やシステム面で追い付けず。 高角砲:基本命中率が低すぎ、直撃させてるのではなく時限信管で予想進路で爆発させて攻撃進路妨害・あわよくば破片で撃墜狙い程度。スペック上は長10なら撃墜はできてもFCS面でピンポイントに追従や必中の計算なんてできるはずもなく。 こちらも米軍はVT信管で事前計算しなくても敵機に近付くと自動で反応、CICで的確に割り振りレーダー連動の統制射撃で効率よく弾幕と…普通に雷撃機なら撃墜狙えるレベル。精神論で自動化軽視して、作ろうにも技術者優遇せず工作機器もろくな物がなく末期のじり貧となっては追いつきようがなく。 対空機銃:こちらも基本当たらず、弾幕を張り攻撃態勢の敵機に回避や突入中断を強いるための装備。20mmで当たって堕ちるような距離では既に投下後、25mmも当たり所が良ければ落ちても総弾数が少なく頻繁に弾倉交換にほぼ練度任せでは本当に妨害程度。そもそも敵機を落とすのは戦闘機の仕事で防空火器は文字通り攻撃を防ぐための牽制という認識。 一方米艦艇は復元力犠牲にしてまでガン積みしてただでさえ高い命中率で濃厚な弾幕、おまけにボフォース40mmは普通に当たれば堕ちる威力・射程と狙って墜とす時代に片足踏み込んでいて末期は悲惨な損耗率に。 噴進弾:同じく撃墜目的の兵装でなく、三式弾散布装置のような代物。広域に焼夷弾の子弾をばらまいて吸い込んだり誘爆の危険性でその空域エリアを迂回させる目的。当然位置や停滞時間がずれたら意味がなく発熱で連射もできなかったため当時の防空概念では有効なはずが…。おまけにびびって避けても堕とせる手段が少なすぎ再攻撃体勢、機数も桁違いでおしよせてくるため焼け石に水。 このように防空が重要になってくるのは前大戦の後期〜末期、すべてが足りない状態で相手は工業力と生産量が桁違いにそれ以上の非常識な物量攻撃ともう…設計や艦砲が優れていたとしても覆しようがない格差に。 開発者も当時のなけなしの設備で知恵を絞って設計してはいたんですがそもそも陸海で予算の奪い合い・横繋がりが薄く統合的なシステムを作れず・精神論で代用できるのは要らないでなくなら導入しろといいたくなる惨状で…。ないとまずいと気付いた物は開発したり採用しても手後れになりかけていたり生産追いつかなかったりと。 何より運用思想の変化に即切り替えて生産・配備できるような工業力はなく、あんなチート生産国家に売られたケンカを正面から買ったのがまず間違いで。日本軍の技術が劣っていたわけでなく、むしろ世界の先進国でも米国とドイツ2トップ除いたら次ぐ程度の技術力・海洋戦力なら開戦時は米軍にやや劣る程度だったんですが本気生産モードに入られるともう… 戦艦同士の殴り合いなら量より質で張り合えても艦隊決戦そのものをさせてもらえなかったという悲劇。 おまけに海戦で仮に連戦連勝しても沈んだり大破曳航で随伴艦は欠けていき、艦艇の補充が追いつかないので結果的にじり貧で戦略的敗北という。 ・艦これの場合は人間サイズに謎妖精技術なので大幅に性能アップしてますが、システム上の制約はともかく実際の性能ではやはり米艦装備が突出してると思われます。 当時の泥沼と比べたら妖精工廠驚異のメカニズムで実際は量産厳しかった兵装や修理だけで手一杯だった艦艇も安定の保守と供給ができているうえ鉄と油の心配もないという恵まれた環境なので雲泥の差。 ただ相手が無限涌きなので原因どうにかしないことには確実に敗戦、前回のイベントのように備蓄枯渇まで史実再現しようという有様でorz 艦これの世界は戦後のため、艤装形状とハード的な艦砲はそのままという制約はあっても、照月ドラムマガジンや独立マスコット砲の自律制御など戦後技術相当を裏技的に採用しているので試合レギュレーション?的なぎりぎりセーフまでならおそらく可能。 装備より当時の運用面で長所と短所や先進の理論・最適な兵装概念が判っているというだけでも史実よりはまし。同じハードでも効率的な運用と取捨選択ができるだけでも大幅に違いが。 具体的には秋月型の長10+高射装置のように謎の驚異的な性能誇る補正装備を全砲塔に内蔵(外見はそのまま)、米艦の本人が来たので妖精さん総出で徹底解析してCICやFCSをパチモン程度でも採用改装。 予算制限もないので時間を掛けて複合装甲と先進の装甲材、VT信管複製にレーダー統制導入、海外優秀装備をなんとしてでも生産で主力艦に搭載。あ、これが牧場… これに現用兵装から技術転用すると、高角砲→速射砲で射程内ならほぼ必中に。ツァ!が積んでるとしか思えない安定の撃墜率。防空棲姫はゲーム内で既に「4inch連装両用砲+CIC」を搭載済み。あと港湾が劣化徹甲弾(劣化ウラン弾芯)なんて湾岸戦争世代の弾頭使ってるんですが。湾繋がりのジョークですかねアレ。 アルペジオ方式で艦体実体化したとすれば、はいふりで一部していたような近代化がベストな状態になると思われます。深海棲艦には通常艦艇の攻撃は通用しない=通用する艦娘仕様の搭載火器さえあればシステムまわりは超兵器ノイズでも垂れ流されてない限り最先端の装備も可能に装甲やダメコンシステムも本人理解できて許容できるなら大幅強化に。 それも深海側が既に外見は主砲規格以外ナマモノ系デザインでバレないのをいいことに中身は現用兵装並みのスペック。あれでも舐めプでこちらに合わせているようで難易度によって編成や装備変えてくれたり明らかに手抜き装備してる艦もいますが本当に裏は大本営の出来レースで試合レギュレーションありが実情っぽく。 たぶん深海棲艦の出現当初に某国などが核ぶち込む→原潜ノ級とか深海戦略陸爆とかが報復で…。こちらが新装備「開発」に対し、深海側は倉庫に近代兵装までストック済みで合わせてぎりぎり勝てる程度を「解禁」という感じが。 ミサイルも現在妖精さんが製造できないものの、うっかりアイオワ改二でトマホーク積んだ日には「はいレギュ解禁」と深海誘導噴進弾を搭載した新艦種がデフォで最深部配備されるように…。先制雷撃代わりに開幕で高命中爆撃を撃ち込んでくるル級とか嫌すぎる。 艦隊6隻編成オーバーしたり限度超した先進装備使うとおそらくレ級flagship改二とかが編成無視してイイ笑顔でお出迎えを。ノーマルのレ級が隔離放置されてるように、あちらはガチで勝つ気で来るなら物量に飽かしてレ級まみれとかダイソン・空母おばさん部隊が全マスに総出で掛かってきたら現在登場済み戦力だけで普通に完敗。 妖精側も電探作っている時点で集積回路以下の電子機器は理解できているので学習すれば開発可能でも「ここまでならセーフ」ラインを探った結果が照月のような大戦期にはオーパーツのカートリッジ式ベルト給弾の高角砲など電子部品は使ってないからチートじゃない的な。長10cm砲ちゃんは実質「レーダー連動はない光学照準の自律FCS連装速射砲」なのである意味ハイテク。 あのスペックを自我まではない程度に抑えて量産ガン積みすれば超大和型は理屈では秋月対空カットインの3倍(実艦で秋月4基・紀伊12基搭載)という脅威の撃墜数に。実際そんな感じで防ぐだけでなく雷撃機だけでも墜とすつもりでガン積み設計されたんですが(生産力と時間が理想に間に合わなかっただけで)。 ちなみに雷撃機や攻撃機の妨害目的で弾幕張るための機銃が艦娘は極端に省略されてまともに装備してないんですが、そりゃ散発的な網にすらなってない火線だけでは安心して投下されて空爆ワンパン大破しても当然という。 代わりに腕やアームで主砲を保持しているので対空用ではない主砲でも対空射撃できますが狙えるというだけで…猟師が鹿弾で飛んでいる鳥を狙うような無謀さ、当てるほうがゴルゴ並みで異常というレベル。 長10使って史実の命中率よりは上でクレー射撃(ただし相手は回避する)くらい、一応艦娘は人外なので艤装込みで対空もやれないことはないと。本来は散らせる弾幕がないため敵機が直撃した機体以外すべて投下してきますが… たまに小説で実艦の交戦距離で撃ち合ってますがその距離に艦娘スケールの砲弾を人間サイズにピンポイントで当てる(おまけに双方回避行動・上下する海面)とかチート通り越してゴルゴ(狙撃最高記録2km・リアル人類の世界記録2.8km)に余裕で勝てる謎設定に。 例えるならスキーでモーグルしながらスコープなしでライフルを撃って、20km先を蛇行するバイクを撃ち抜くような状況なので…人類どころか終端誘導なしではどんな先進兵器でも不可能。普通に交戦距離も艦娘サイズに合ったスケールで射程超長6km・通常水平線内の4kmがせいぜい。それでも充分異常でゴルゴの数倍距離で動きながら撃ち合ってるんですが。アニメ準拠ならたぶん射程超長1.5km・長1km・中500m・短それ以下くらいの描写。 イラストもキャラとしてのデザイン優先で、最近実装の一部絵師艦はなんとか無理がない範囲で史実の搭載数に近づけようとしてますが相変わらず艤装はオマケな感じの艦娘も。 アニメ的な表現で地味すぎるのは対空砲火ほとんど出してないというのが一因。大和なんて本来は改(最終時)で12.7cm連装高角砲×12・25mm三連装機銃×52の濃厚な弾幕(文字通り幕のような面制圧)でガードするのがあの針鼠のような姿の目的なのに…艦娘のほうは高角6基・機銃4基だけという史実では軽巡程度の貧弱さに全周の大半が死角。もう少し後にデザインされていれば改善されたはずですが大和実装はかなり初期だったので(アイオワは基数は少ないものの設置場所は増加)。 根本的にコンパクトさ再現を優先しすぎ設置スペースがないのが原因なので大和改二の時は対空兵装も倍程度は盛ってもらいたいと。少なくとも左右の艦体外側に甲板追加して高角砲と機銃、後方にも若干欲しいと。 あとゲーム上は軽巡以上でほぼ必須の水偵を運用できる艤装持っている艦娘のほうが少ないんですが…そもそも艦尾に相当する部分自体備えているほうがまれ。大半の艦娘は謎空間から艦載機実体化→紙飛行機のように投げるという運用してると思われ。回収は着水したのを手で拾うだけで時間も掛からず楽ですが。 細かい点を追及したらそもそも季節グラなんて普段着に手持ちや背負い物だけやっつけ装備どころか艦によっては非武装で出撃してるので今さらですが。 戦艦の艤装も上下の空間がら空きデザインが多く、どのみち艦娘は本人非装甲・砲塔が砲室だけで誘爆しようがないので集中防御も大した意味がなくもう少し広げて見た目にはったりのきいたボリュームや上下二段船体にしてもいいくらいと。 大和なら前甲板伸ばし・側面・後部の甲板追加で上の主砲塔マウントもう少し張り出し旋回阻害しない本体側に対空火器盛ったり補助装備造形するとか。そのあたりは3/8に艦娘紀伊案で語ってますが、全般に戦艦はボリュームや広がり感が足りないと。あと金剛型改二のようなシールド系デザインのギミック付きバルジ付いてもいいくらいで。 元々艦艇の時点で駆逐の数倍の全長と排水量を誇るので身長でなく艤装の見た目で説得力のある表現してもらえたら。その点扶桑姉妹は旧式戦艦とは思えない強キャラ感を醸してますが甲板なし、金剛型が高速戦艦としては実艦と同じく適度なバランスに。 最大規模のボリュームになる可能性は大和型改二と超大和型くらいなのでもうデメリット:部屋の内装が見えない・羅針盤画面見逃すと現在マス判らないという扶桑さん以上のレベルでもいいのでw 根本的に艦艇なのに全長より全幅のほうが広い艤装がけっこういるんですが最大クラスの戦艦はもう少し艦体パーツの寸詰まり解消してくれても。 AGPの現物も参考に実際の立体化した場合の可動域やほうの社会も織り込んでもらえると理想ですがそこまで考えている絵師のほうが少ないので。フミカネ氏のような玩具化前提でメカの立体デザインもさらっとこなせる人材のほうが稀少。 ◇5/29(日) ・旧国名一覧(変更前後数個含む)から仮想戦記(戦艦)のネーミング候補 WW2戦艦名で使用済み:大和 武蔵 長門 陸奥 山城 伊勢 日向 信濃 加賀 前弩級:薩摩 安芸 河内 摂津 戦艦外、同名漢字:防巡/海防艦:出雲 和泉 淡路 隠岐 対馬 佐渡 磐城(砲艦) 千島(通報艦) WW2以前鹵獲艦:相模(元ペレスヴェート) 丹後(元ポルタワ) 肥前(元レトヴィザン) 周防(元ポベーダ) 石見(元オリョール) 壱岐(元インペラートル・ニコライ1世) 当時の未成艦で採用候補:紀伊 尾張 駿河 近江 三河 土佐(未成→標的艦) 「丸」の付いた艦船:讃岐丸(特水母) 阿波丸(緑十字貨客船) 伯耆丸(徴用輸送船) 伊予丸(※戦後貨客) 常陸丸(徴用運搬船※陸軍) 渡島丸・日高丸(※青函連絡船) 陸中丸(※現行遊覧船) 同音ひらがなの護衛艦(退役含む)あり:大隅 筑後 十勝 芳野 天塩 石狩 豊後 播磨 根室 若狭 (※海保ひらがな)能登 伊豆 越前 越後 筑前 出羽 飛騨 未使用: 伊賀 志摩 遠江 甲斐 安房 上総 下総 美濃 諏方 上野 下野 羽前 羽後 石背 石城 岩代 陸前 越中 丹波 但馬 因幡 美作 備前 備中 備後 豊前 値嘉 肥後 多禰 後志 胆振 北見 釧路 琉球 オリジナル架空艦にダブりなしで付けるとなるとこの辺りからになりますが、漂うネタ臭やら発音しにくい語呂の悪さ、それどこというマイナー感(そして難読)でもう… 越後だけは某作品で知名度突出、双胴戦艦名物の播磨は由来別でも音響測定艦ひびきの妹にw 一部はキゴウ的なオプションが想像できる名前に…越中と聞いたら真っ先に浮かぶアレしか。ほか音的に難有り二文字多数。因幡のうさ耳とか伯耆の音ネタで箒とか、石狩鍋・うどん・黒豆・燻りがっこはまだかわいいほうで。 まあ何代か名前引き継いでいる艦もかなりいるので被っても支障ないんですが、完全にオリジナルで模型やSS作るなら被らない辺りから。 @艦艇ネーミングといえばある意味最狂シリーズが[超戦艦「越中」 戦艦「常滑」「富田林」「西荻窪」 空母「神鷹」「白鶴」「黄桜」 重巡「箱根」「別府」「下呂」 駆逐艦「春雨」「白滝」「高野豆腐」]!w 火葬戦記でもここまでぶっ飛んだのはまず見ない域、僚艦のせいでアル中っぽいシャルちゃんとおいしそうな春雨ちゃん可哀想( 越中も単品なら歴史ある国名なのにこの中に混じると途端にふんどし連想してすごく風評被害。 出展は星野之宣先生の短編「国辱漫画」(エル・アラメインの神殿に収録)。皮肉と風刺してるだけで右も左も無関係にトンデモで茶化したり持ち上げたり好き放題する作風。 トンデモ学説なSFが代表作ですが印象に残る名(迷)作も。硬派SFをムー系ネタにアレンジ・しかも常識捨てると矛盾が見当たらなかったりと子供に読ませると妙な説得力に信じてしまいそうで質の悪いリアリティ(後々学会で正しかったと認められた論文ネタまで一部)。星を継ぐものシリーズ漫画版がトンデモさらっと混ぜてるのに綺麗にまとめて伏線回収で畳むというお勧め作品。全体に漂うB級臭と真面目に考察したトンデモ学説アレンジが独特の雰囲気を。 ・まったく関係ない話題、1/700でオートメラーラのMARLIN-WSみっしりランナーの兵装セット発売されないものかと。 三菱の30DX(3,000t量産コンパクト多機能護衛艦)が127/64 Light Weight×1 MARLIN-WS×2 SeaRAM×1搭載だそうで。 CIWS(ファランクス)はソフトキル失敗→対空ミサイル(スタンダード)失敗→個艦防空ミサイル(シースパロー)失敗→近接防空ミサイル(SeaRAM)失敗→速射砲迎撃失敗→2km割った超至近距離で着弾までの2秒以内に弾頭ピンポイント破壊しろという無茶振りな最後の防衛手段で…ぶっちゃけ高速ミサイル相手だと祈るしかないレベル。 そこまで濃厚な飽和攻撃で抜かれるというのは余程の事態(対国家で開戦後)でめったになくとも積んでないと最悪の事態に祈ることすらできないという。 数世代前ならほぼ叩き落とせてバルカン砲系もゴールキーパーの名前通りの性能を発揮したんですが、ステルス艦索敵のポップアタック復活ほぼ直上から亜音速突入なんてもうバルカン砲では手に負えず。当たったところで破壊前に質量と慣性で突っ込まれるという。 そのため近年では一発のコストが大幅に増えてでもSeaRAMに移行、至近距離で半独立した即応システムが高速迎撃ミサイル(熱感知)を発射、射程こそ短いものの航空機の飽和程度なら即応弾だけで対応できるストック数(しかもメンテほぼフリー)で大半のミサイルを間に合いさえすれば迎撃できる次世代艦の主流近接防空火器。 CIWSが無用とまではいわなくとも不安すぎるので最近は改装でこちらに移行。ただ不審ボートなら水上対応のCIWSで充分かつ安く、重量と場所も取らないので保険的に併用も。 あと砲弾誘導で射程120km狙撃とか本当イタリアの対空火砲偏重主義だけはすごいとw これ連装にして超大和型に長10から換装で満載するとジェットでも完全ステルスでない限り艦載機が一切近づけないという素敵な防空不沈戦艦化。ミサイル母機なら基本砲射程まで接近しませんが、爆撃機や雷撃機は実質射程まで到達不可能に。 例えるならジパングの「たかが一門の砲でry」を水平線の時点から同時に12目標を1〜2秒/発で必中撃墜してくるという。門数揃っているなら数分あれば百機単位の攻撃部隊も護衛戦闘機ごと一掃されるなんて光景をリアルでやらかせる対空砲システム。しかもイーグル以下の性能ならレシプロと大差ないという凶悪性能で。ミサイルない時代だったら人的損耗率が致命的で空襲戦略を廃止する域に。米軍は現在そんなシステムの対抗策でステルス無人機を開発中。 もう中途半端な仮想戦記に現実の技術が追いつきつつあるんですが時代逆行物ならイタリアの最新火器専門家チームを開戦前に放り込んでドイツ製工作機械与えるだけで航空機全盛時代フラグが折れて愉快な大艦巨砲主義世界に。集積回路間に合わなくてもレシプロ機相手なら充分すぎるチート。 そんな最新対空兵装群をまとめてピットあたりからイタリア海軍現用艦艇最新兵装セットでも出して欲しいと切実に。魔改造するのがすごく楽しくなる変態対空兵装が満載w あの海軍他国がCIWSだの対空ミサイルだのをスタンダードにしても兵器で「対空砲ガン積みすればOK」と速射砲を現用フリゲートに満載するところなので…。しかも世界各国で採用される艦砲メーカーお膝元とネタに実力が伴ってるという。 ◇5/28(土) ・プレバン限定商品の艦これAGP霧島改二が発売。 姉妹艦との違いはサブアームがカニばさみシールド(艤装自体は共通)、わざわざ本人の頭身微妙に上げて長身再現、腿機銃なし、スカートが色違い。表情標準1+交換4種・マイク2種・手首各1+交換4組。 今回珍しく肩関節の回転不能なギチギチなし。代わりに左肩本体側のボールがすっぽ抜けて笑いましたがポロるほどではなく硬めの縦回転させようとすると負荷で外れる程度なのでまあ回らないよりはまし。 肘は軋む物のまあ動くのでAGP集めだしてから関節不良で交換にならなかったときのほうが珍しいくらいなので苦情多くて調整してみた模様。膝が若干スカスカ感ある程度で重量物が持てないほどでもなくまあ今回はベターな範囲と。 細部塗装や造形も問題なし、ただ今回本体がまともだと思ったら艤装が…たぶん金型へたってきていて各部ゆる過ぎの箇所が。単装砲が1本空回りするレベルだったり基部ジョイントが硬いと思ったら急にカクッとなったり、アーム・砲塔が許容範囲ではある物の不安な手応えだったり、艦尾にロックする軸が接着ずれか左側はめにくかったりと。 交換必要なレベルの個体差エラーはなかったので今回はサポート使わずに済みました。 霧島の売りなカニばさみは回転軸と開閉ジョイントの二重になっていて前方に引き出してから開口で95度くらいまで可能。ハサミシールド全体の最大長が11cm・最大幅4.4cmで見栄えは満足のボリューム感。 あと金剛以降はマストが収納の邪魔という意見多かったのか接着されず別パーツ、付けっぱなしだと破損しやすいので根元まで挿さず反発で外れない程度が無難。 可動部周辺の微妙な緩み除けば特に難点もなく、プレバン特有の割高感以外不満もない出来でした。 ついでのネタ写真だけ一枚、ハサミ繋がり。 ![]() 購入後のアンケのAGP化希望の三枠に余りあれば駆逐棲姫をリクエストして頂けると喜びます(追加で要望内容としては艤装は大型にアレンジ、付け替え用普通脚とお供の駆逐数匹付きで)。 グロくない・コストで無理な巨大後ろの人なし・普通に美少女系外見・人気もあってイベントでヘイト溜めてないと立体需要的には最優秀。そして一部流用で春雨も同時に発表だけあればさらに相乗効果。ほかはわんこ→いろいろ大きすぎ、ほっぽ→手頃価格固定ならともかく高額可動物としては…とまともに一般需要見込めるとなるとほかに候補もなく。 あと個人的には「大鳳」(改二でない)と、アームがAGPで生きる「古鷹改二」はアニメ二期登場と人気からも要望通る可能性が高く念押しするなら。 ・ついでにプラモのマウンテンサイクル掃除中に見付けた連斬の超大和型マニュアル解説。 男たちの大和記念のリデコで合併前のタカラが販売元で出したんですが当時の金型は今一体どこに…。副砲を撤去したのは考証正しいんですが、そこにも長10cm連装高角砲(※秋月型でも採用の主砲形状・砲塔A型)を載せればいいのになぜか応急的に塞いだだけというのが惜しい程度で、高角砲塔の形状と配置は長らく正規考証に最も近い半完成品でした。 そして数年前エフトイズが情報収集容易な時代になったため配置案に関しては艦政本部案推測でほぼ考証完全版を出しましたが1/2000、1/700サイズでまともなのはこれくらい。フジミさんは本当に社内オリジナルの長10cm高角砲(砲架)A型改3だけは勘弁してもらいたいとorz ![]() 艦NEXTの紀伊(実質的に主砲塔を51cm連装砲に改装した改大和型「近江」※こっちは長10が砲架で正解)でもうオリジナル砲架は充分なので、デザイン一新してしっかり秋月型と同じデザインの長10cm高角砲「砲塔A型」×12基載せで… 副砲残しはもう諦めたので、上部高角砲座群基部の面積を広げて砲塔型が旋回できる台座を左右各3、甲板に直設置で各3で。大和準拠の高射装置だと統制指揮12基というだけで、別に増やしていけない道理もないので前後副砲位置に追加の全14基搭載でも一向に構わず。副砲載せっぱなしよりはよっぽど軽く。 はいふり世界としてなら5/16に紹介しているバトステ仕様で長10砲塔12基載せたうえ副砲6基という暴挙もある意味捨てがたいんですがw 現用レーダーと自動化してるなら普通に可能。さすがに装甲厚は対51cmでなく46cm防御に減らさないと排水量が困難ですが。ついでに装甲材も新合金に缶も載せ替えているなら大幅軽量化、戦争してないなら米軍参考でかなり進化してあの世界なら重量も余裕あると。 ◇5/20(金) ・はいふり版の1/700艦NEXT武蔵もフジミが出すらしく参考出展写真。 ベースは武蔵竣工時、艦首部除く甲板全部(一体成形のため後部カタパルト類撤去で新造)・後楼基部(??違いわからず)・煙突本体(校章エンブレムのプレート追加)・艦橋上部の本体・高射装置・空中線マスト・電探が近代化改装(特に簪部分が現用水上レーダー)。 …写真で見ても違いわからない部分が新造されてるんですが、努力は認めますが一言。 甲板作り直せるような余裕あるならなんで紀伊をしっかり長10cm高角砲「砲塔」で甲板設置にしてくれなかったんですかー!! 竣工時ベースに上部の高角砲設置基部パーツと副砲基部だけ差し替えれば後は甲板の穴修正だけで済むというのにorz 副砲降ろすのが頑なに嫌ならこの際諦めますが、「尾張」名義でいいので長10「砲塔」にした正式考証版の超大和型を本気で出してもらいたいんですが。 はいふりで少しでも登場するならそちら版権で出るのでアニメスタッフの頑張り次第なんですが、長10cm連装高角砲は「砲塔A型」(秋月搭載型の外見)×12を上部3・甲板に3だけしっかり載せてくれたら後は妥協します。 航空攻撃されない世界設定ならもういっそ中距離戦も重視でBattlestations: Pacificと同様に15.5cm三連装副砲を竣工時の4基+後楼左右に2基追加してくれても構わず。むしろ世界観に運用思想は合ってるという。 はいふり世界は超戦艦クラスを大和型4隻だけで以降計画中止の世界らしく大和型四番艦(111号艦)に紀伊割り当てたようですが、模型キットの金型費用的にどのみち大和から本体丸ごと転用という事情は変わらないので艦体を大和型で出されても模型的にはいつもの事なので特に支障なく。 後は設定緩い世界なので細かい制約は無視して、主砲を「51cm連装砲×3基」に換装・竣工時のがら空きな甲板に「長10cm連装高角砲・砲塔A型×全12基」さえ搭載してくれさえすれば満足です。作品内呼称は大和型のままでも改でも一向に構わず。どのみち自力で手を加えて超大和型として完成させるので。 近代化部分はむしろ自前で魔改造する必要がなくなり手間が省けたくらい。艦橋正面もSPY-1のパネル設置できそうな丁度いいスペースが…。あと水上機関連なくなったので後甲板にヘリポートやらVLSサイロとかCIWS置きやすいという魔改造の仮想戦記登場仕様ベースにすごく最適な。 フジミの超大和型は旧キット(独自砲架形状だけ惜しい)→1/500(そのうえ副砲積みに退化)→NEXT(形状1/500のまま)ときたので四度目の正直で考証の正確な紀伊を…!orz ◇5/16(月) ・以下いつもの超大和型戦艦紀伊の考証不足多すぎと艦名・兵装に関して長文愚痴(かなり脱線) 問題は艦艇CG作り込まれてはいても…これ兵装の運用考証せずプラモ見て作ってるので、待望の超大和型紀伊がOVAでない地上波では初(?)登場というのにたぶん…長10cm連装高角砲「砲架A型改3(フジミ社員の架空想像図、シールド追加案があったというだけで中止されたため図面すら引かれず)」載せた考証ミスのままデザインになってるとorz 本当にあれは「信濃」用で、大和型なので設計変更の時間とコストの余裕がなかったから12.7cm高角砲の代わりにその場に砲架で載せただけで…超大和型が建造できるなら長10cm連装高角砲「砲塔A型」かつ甲板と副砲位置配置してもらいたいんですが。というか旧キット時点から設計した社員なぜあんな潰れたキャラメルみたいなダサい形にしたし… ちなみに「砲架」だと一部人力のため装填時に弾幕途切れる・再照準で見越し射撃やり直し・機力部分的なので旋回や動作が遅い・艦体に誘爆いかない代わり機銃で穴だらけと…「軽い・設置が楽」だけが取り柄で防空性能だけなら砲塔の下位互換。 「砲架」は下部に揚弾筒や弾薬室のないぽん付けに近い軽量化・低コスト版、「砲塔式(※厳密には砲塔でない)」は機力多少増やしてカバー程度の鋼板で覆ったぱっと見砲塔の砲架(駆逐の主砲は長10以外全部これ)、「砲塔」が正式な砲塔で艦体内の弾薬庫から揚弾して直装填のため発射間隔と給弾速度が速く動力に余裕もあり機敏かつ防御力も微妙にまし。 はいふりの場合は航空機いないのに高角砲が存在することが謎な世界なのでたぶん副砲放置、そして何より晴風のプラモ出すのがフジミなのでどう見てもパケ替えと微妙に新規パーツ付けてコラボ品として出す気満々。つまりスポンサー的にはあの考証間違った改大和型ver1.5状態がそのまま登場すると思われますorz フジミ設計キットの難点:金型の都合で大和型と「同規模」でなく同一艦体で51cm砲の運用限界ぎりぎり。同様に新造コスト節約で大和最終時から流用のため高角砲配置がそのまま、砲架なので長10にした優位性がほとんどなし。長10が砲塔でなく設置位置も変えてないため見た目の差別化がほとんどなく遠目が主砲身の減っただけの大和(超大和型「紀伊」でなく主砲塔を長46cm三連装から51cm連装に改装しただけの改大和型「近江」状態)。トドメにオリジナルデザインの砲架がダサい。 未成艦・計画艦に興味がなくコスト優先で適当すぎたのが問題なんですが、金型変更すると元の大和型再生産できないから追加パーツの差し替え(主砲塔と砲架のみ新造、艦載機デッキまわりは武蔵のランナーでほか全部大和のキットそのまま)という予算の事情と熱意不足。これで満足するのは本当に紀伊自体知らず正確な考証に興味ない人だけという… 度々愚痴ってますがメーカーとしてdisってるのではなく未成艦を出すならしっかり考証してから作ってもらいたいと。 造形自体はいい仕事して新資料発見された時も再生産時に余裕あればキットに反映。どのみち徹底再現する人はエッチングに置き換えるため強度や見栄え重視に砲身などをオーバースケールに表現する心配りもする作りやすいほうのメーカー。 ただ実在艦を時期ごとの改装仕様を再現などモデルや資料が充実している場合はともかく、設計を当時の傾向や技術・方針から推測して正答に近い姿を考証する必要のある未成艦・計画艦に関しては、職人はいても熱意のある考証担当者がいないようで… ・ぎりぎり完成も普通にあり得た作りかけ中断の大和型四番艦(111号艦)「駿河」(仮)は純粋な大和型そのものなので三重底や隔壁など防御面見直しと過剰装甲の軽量化だけで、外見的な変化はあっても機銃配置やアンテナ周辺など他艦種の姉妹艦くらいの誤差程度。長10は当時生産追いつかず足りなかったので完成していても12.7cmのままだったと。 なんとか完成してマル5計画凍結だった場合には艦名に紀伊と付けた可能性もあり、ただこの後に及んで大和型戦艦作る余裕と必要性があるなら優位性保つため計画続行するので艦名は「駿河」もしくは「近江」のほうが可能性高かったと。 どうやら当時古株に八八艦隊での未成になった名前(紀伊・尾張)をどうしても付けたい派がいて温存すべき艦名だったようでさらに強力な艦の予定が出ては先送り、改大和型以降が予定されていたならまずほかの国名を先に付けて、超大和型以前に付ける場合はそれ以降の計画が白紙にされ泣く泣くという場合のみ。 ちなみに徳川の時代は終わったとはいえ御三家(尾張・紀伊・駿河)の知名度は別格、信濃は111号艦中止でペアがいない状態だったため単独で信濃国から。改大和型から凍結なら大和型3・4番艦は「近江」「駿河」で「信濃」は先送りにされた可能性も。 信濃決定のままならまず紀伊・尾張は温存で除外、大和の名を冠する姉妹艦に御三家入れたいならまず111号艦は「駿河」。改大和型は1隻だけ予定かつ問題点解消のテストと繋ぎのような意味合いもあったので…割り当て造船所からも「近江」がおそらく妥当。 突発や横やりで変更や割り込みもあったため確定ではないんですが、当時の付けたりやめたり先送りの繰り返しと傾向から個人的には計画すべて継続していたらこの割り当てが最も可能性高かったと。 完成後に候補を選んでから上奏して選択して頂くという方式だったため、姉妹艦いる場合はペアでどちらが一番艦に…程度で実質最終候補自体は選出済み。 当時ですら暫定なうえ既に資料も証人も残っておらず、ほぼこの中からという内定候補と有力案がかろうじて判っているので個別作品なら独断の推測でも問題はないと。 個人の持論として「紀伊」は超大和型一番艦の名ということだけは譲れない程度で、ほかはまあ…フィクションなら趣味や響きでお好きにという感じで。 他の戦艦も旧国名から・空前絶後の巨艦に付けるため実際完成された先代のいない艦・同音や間違えやすい艦がいる場合不可・5文字以上は避ける・ある程度大きな国・語呂も考慮となると…実際ほかには「土佐・播磨・越後・甲斐・三河」程度しか残らず。 ・改大和型「近江(仮)」はその延長で大和の運用で発覚した難点の解消版。46cm砲を50口径に長砲身化して、12.7cm連装高角砲が旋回・発射間隔・目標追従すべて遅すぎたため長10cm連装高角砲に全部載せ替え、本体や配置の設計変更はなく大和型そのまま。 新設計する時間の余裕がなく大和型の機銃座基部構造では長10cm砲塔が重さと旋回径の都合で載せられず弾薬庫の配置と経路も組み込む余裕がなかったための砲架式。A型2は防盾で後ろ解放型だったため戦艦で重量に若干の余裕があるので12.7cmのように全体を鋼板で覆ったのが砲架A型改3。砲塔でないため給弾で弾幕が途切れたり見越し射撃やり直し頻発の難点はそのまま。 ・超大和型「紀伊」が建造されるということは大和型以上の火力が必要とされる状況、つまりモンタナ級建造が予想され、設計と建造の時間と資源・予算の猶予がある世界線。 艦名は最初マル5決定した時点で関係者は紀伊・尾張とほぼ内定していたようで、計画通りならこの二隻だけは艦名確定に近く。そして尾張はこれで終わり(予算と資源的にも)で縁起より背水の覚悟でたぶん超戦艦最後になる二番艦に付けたと。 仮に超戦艦クラスが必要とされ実際すべて完成したとしても国力の都合で…南方維持できてないと8隻目以降はさすがに厳しすぎると。 当時から最強兵器は浪漫で紀伊だけは意地で完成させたとしても尾張も完成にこぎ着けられるかすら厳しく。念願の超戦艦八八艦隊として強行したい派もいそうですが予算と資源は涌いて出るはずもなく、尾張完成したら二方面に旗艦で投入できる2隻あれば残り資材は防空駆逐と空母、潜水艦に護衛駆逐がどれだけいても足りないので… それにしても以前から一部では使われていたもののアルペジオで一気に認知度上がった「超戦艦」という単語は「大和型以上の艦体と火力を持つ巨艦クラスの総称」という意味で使うには非常に便利。それでも具体的に建造予定していた戦艦は大和型4・改大和型1・超大和型2の7隻だけですが。 ドイツH級シリーズはあくまで構想止まり(未成のH39はビス程度・H41防御重視の長門的・H42〜H45が洋上で列車砲のような物体運用計画)。仮に本気で作ろうとしても科学技術こそ世界一ですが巨艦建造ノウハウは日本が提供しないと厳しかったと。そしてそんな物体作る余裕がある時点で既にソ連とイギリス制圧後、対米戦以外で使い道ないという。 モンタナ級は戦艦的には主砲が弱くバランス型にした準大和クラス、サイズなら超戦艦に含まれる巨体。ただ防御と対空面が異常レベルで最大火力は低くても命中率は大幅増と浪漫でなく堅実さ優先。一撃必殺はできないものの地味に痛い攻撃を当ててくるという。数が揃うと単艦では尖ってなくても艦隊全体にとって脅威。 米国も上が数の暴力で空襲無双に気付いてあちらの大砲屋はしつこく申請していたものの隔週軽空母や月間空母に全振りされてしまい計画止まりのまま終戦。 ・超戦艦増産は航空攻撃で戦艦がめったに沈まないと上層部が判断して戦艦の強化を継続するような状況。対空レーダー連動や自動化・統制射撃が20年ほど先行して発達した場合なら攻撃機の突入はそれこそ飽和攻撃でしか通用しなくなるため何かで歴史がずれていればあったかもしれないif。 現実的な範囲なら米軍の新型防空重巡あたりが何かの拍子に雷撃処分できず鹵獲解析、欧州方面でちょび髭が戦略ミスやらかさずモスクワと英国南部制圧に成功→余裕ができ高性能な工作機械が輸入可能・かつ米国が裏口から狙われる脅威で主力艦艇を東海岸に回し太平洋で一時的な海戦中断…という状況なら建造の猶予が。 そしてドイツの技術力はryのドーラ砲撃と同じ思考で変態巨砲搭載艦(戦艦と言うより超巨大砲艦)による敵拠点アウトレンジ砲撃(距離が近いのと進出した基地から直衛機・群狼戦術が柔らか空母と中型以下艦艇沈めまくり)なんて実行に移した日には…米海軍が目には目を、と要の空母が運べなくなったら対抗馬のモンタナ計画再開・Uボート狩りでやむなく対潜駆逐量産に全振り。その場合パナマ通過度外視であちらもトンデモ超戦艦クラスに設計変更で… そうなれば艦隊決戦・大艦巨砲主義の権化な帝国海軍としては大砲屋が盛大に推して海軍軍備マル5計画予定通り→余裕があるなら可能なフルスペック。長10cm連装高角砲も生産と設計の余裕さえあれば砲塔を採用。秋月搭載のA型→ドイツ製工作機器で高性能の発動機や機力が作れるなら馬力が増すため砲塔も性能そのまま防御強化で専用設計・形状はだいたいそのまま砲塔B型に進化。 電探や自動装填・弾薬搬入・ダメコンや対空火器とレーダーそのまま丸パクリできるなら、米軍同等の迎撃性能で超大和型の艦体規模を秋月型の理想値に近いスペック×3隻分の射撃で防空に専念という…これならそう簡単に雷撃や爆撃は許さない超弩級防空戦艦として望まれていたスペックに。 そして工作水準と先進技術が不足していたのにあそこまでのものを作って張り合った技術陣が最先端の代物と再現できる設備を手に入れたら…国力の持久戦はともかく単艦性能なら他の追従を許さないまさに超戦艦が完成。 レーダー照準と初期とはいえ電算機による演算+精神論で地獄を耐えた練度の乗員が51cm砲なんて理不尽な火力をそれまでとは桁違いの命中精度で撃ち込んでくるのは…トンデモ技術使わなくてもリアル寄りのシミュレート系仮想戦記の世界。 それを言ったらボフォース40mmの完全コピー成功と長10量産体制、まともな電探と射撃指揮装置に暗号の徹底とできたら…物量チート全力投入される前に「ちょび髭の相手に忙しいからここらで痛み分けの手打ち」となる可能性も。そこで「まず庭の掃除してから」の発想されるとどうあがいても総資源と工業力の差で積むんですが。 そういったif戦史は置いておいても、建造可能な状況・それに伴う投入できる技術で艦政本部が大和並みに無理難題を詰め込み、計画艦なので理想的に仕上がった状態を想定…となると外見的にはどんな変遷しても現実的な範囲なら最低限51cm連装砲×3・長10cm連装高角砲塔×12の仕様は揺るがないと。 防空面では一歩進んでいた米海軍艦艇が左右甲板に連装両用砲をずらっと並べるのが中期以降は基本、皮肉にも超大和型の長10配置案に類似しているのはこちらのほうが思想的には正しかったという。 艦橋をメインに集中配備というのは同様でもやはり命中させるにはデメリット呑んでも砲塔で、有効かつ最適範囲の威力と隙なく途切れない手数の防空網の構築がすべてという基本ドクトリンの差で… そして徹底的に強化するなら電探一新、近接レンジ対空砲(ボフォース40mm)搭載、VT信管(たいてい過大評価)も採用、CIC採用に効率的な指揮統制・通信システム構築、米軍同様見えない部分の自動化や防御運用面と防空性能の大幅強化。 帝国艦艇はソフトと自動化の面で劣っていただけで戦艦としてのハードだけなら遜色なく。バイタル設計のセンスや大口径砲と装甲製造に至っては優っていたくらいで(鋼材の質はともかく)。 ちなみに戦艦信濃用にストックされていた主砲塔前盾を戦後米軍が押収、検証した結果どうも交戦距離では抜けない…という結論に至って、プロパガンダのため近距離から角度付けず直角にぶち当て貫通という大人げないことをした産物をワシントン海軍工廠に飾ってますが、これを当時知っていたら米戦艦ももっと大口径の主砲を積んでいた可能性も。 魚雷が当たっていたのに暫く気づかなかったとか、最後の戦闘であれだけの攻撃機に延々たかられてなお簡単に沈まなかったとか、普通の戦艦なら轟沈する本数を片舷集中され「浸水」が直接原因とか、戦術的な運用はお粗末でもスペックは色々おかしかったのは歴史が証明している事実。 大和型もラストエリクサー状態でホテル扱いせず金剛型のような覚悟で運用していたらもっと活躍していた可能性は充分に(燃費は知らない)。 そしてif改装以前にそもそも現実のアイオワ改二がもう…CIWS・ハープーン・トマホークの三種の神器搭載に一時は核砲弾に核弾頭生産済みと核戦争勃発後のソ連に殴り込みでも掛けるのかというレベルだったので多少の前倒しチートでは現実の最終形態ほうが上という。 大和型も撃ち続けの発熱対策で連装速射砲・主砲も水冷システム・イージス・各種ミサイル搭載と張り合えたらまあ…技術的には戦後改装として可能でも普通に仮想戦記。 さすがにミサイル飽和が回避しきれない以上、超戦艦七姉妹が全艦生存して世界大戦終結を向かえたとしても…何隻かは記念館とアイオワ級のように近代化だけして残りはモスボール状態か解体されてしまったと。維持費と撃沈されたときの損害が洒落にならない域なので、WW2以降起こっていない大国間の全面戦争でない限り被害が出た時点で割に合わず。紛争でも何度かアイオワ級は対地砲撃してましたが「空爆したほうが多少弾薬コスト高くても安全で焼き払える面積広い・運用費も安く撃墜されても人的被害少なく単価も戦艦と比べたら安い」という当然の結論で…現在世界で現役配備の戦艦は皆無。それでも記念艦としてアイオワ級四姉妹全員残しているあたりにも国力の差が。 そこまではっちゃけなくていいので、模型で紀伊型戦艦を出すなら長10cm連装高角砲「砲塔」というのは最低限再現してもらいたかったという唯一妥協できないポイントで最大の問題点。 前後の副砲位置にも長10砲塔載せが理想なんですが、BSPの動画眺めてたら一周回ってもうそこまで副砲載せたいなら好きに…という心境に。 防空戦艦としてなら51cm砲を安全に運用距離まで運ぶことが最優先、決戦兵器を単艦なんて舐めプどころではないので随伴護衛艦多数、副砲なんて余程の乱戦か夜戦で重巡以下を特攻同然に突っ込まれない限り有効射程に敵艦が近付く事なんて…何よりそれ帝国海軍の十八番で余所は普通しない戦法。 戦史に関しては専門家が散々検証やシミュレートしているので置いておいて、超大和型が建造される状況での正答案だけは真面目に検証してから映像化なりキット化なりしてもらいたいと。 それこそ何かのアニメ作品で登場することさえあれば特需も見込めるので、金型流用最優先の手抜きせずに。 艦体は専用で金型新造するのはさすがにコスト的に厳しいので(紀伊・尾張と架空戦記登場艦しか流用できる戦艦がいない)大和の艦体で妥協するとしても、甲板に長10砲塔配置だけでもしてくれたらまだ納得できたんですが。 ・ちなみに艦艇洋ゲー「Battlestations: Pacific」の超大和型→wiki・つべは「主砲は51cm連装砲×3基」OK。「長10cm連装高角砲[砲塔A型]×12基」OKOK!! そして「15.5cm三連装副砲×[6]基」!? なぜにこれを増やすんですかね!!w おまけに零観×10機(爆装)搭載w &づほ並みの謎南洋迷彩。 ![]() ![]() ![]() 正直まともに長10砲塔にしてるだけまだこちらのお馬鹿盛りのほうが許せるという。あのA型改3のデザインだけ社員独自でセンス微妙すぎ受け付けないというのが… World Of Warshipsのほうもそのうち実装しそうですが模型メーカーのオリジナル兵装載せられるよりはまだこっちのほうがましというもう自棄に近い心境。エフトイズの最新考証版がベストでもBSP版もある意味笑いがとれるうえ強そう(実用はともかく)なので。はいふり世界だったらこっちなら軽巡以下複数を単艦フルボッコできてある意味大活躍。 紹介した動画のキャプから抜粋ですが、超大和型改二的なこの長10砲塔と副砲の集中配備はある意味模型で自作したいセンスw 火葬戦記のトンデモ艦まではいかず実在装備で固めた上で絶妙なぎりぎりセーフ範囲で盛るという。 →秀逸なレビュー記事、海外なのに国内手抜きメーカー以上にしっかり兵装考証されているのが特徴。開発元Eidos Hungary Stadioですが会社が解散消滅したのが惜しまれ… BF1942FHSWの超大和型戦艦(Super Yamato Class Battle Ship)はKiiとOwari。 51cm連装砲×3・10cm連装高角砲×12・15.5cm三連装砲×6、25mm三連装機銃×24とこちらも副砲盛ってる以外基本に忠実。ただ長10cmはフジミの旧キット丸パクリなので創作A型改3そのまま形状でダサく。あと本来のゲームの性質上機銃座が異常にデカく。 @鋼鉄の咆哮の超大和はどう見ても不沈戦艦のほうなので考証以前の量産型超兵器。中華ゲーsteel oceanの超大和はフジミよりさらに手抜き、主砲塔を51cm連装砲に変えただけでほか全部大和そのまま。 史実での未成・計画艦含めた超戦艦クラスは全7隻で、大和型「大和・武蔵・信濃・駿河(仮)」・改大和型「近江(仮)」・超大和型「紀伊・尾張」。※詳細考証は1〜3月ログに 超大和型は未成だったための判りやすい仮称で、各艦完成していたらその世界線では改大和型=近江型戦艦・一番艦「近江」、超大和型=紀伊型戦艦・一番艦「紀伊」・二番艦「尾張」の呼称に。改白露型のようにそのまま使われる場合もありますが。 艦これの紀伊は公式インタビューで5スロで投入予定のまま信濃共々放置中。夏イベで信濃ついでに実装してもらいたいところですが…。イラスト内の長10がしっかり砲塔だったら文句なし。 ◇5/13(金) ・夏イベ目玉艦でくるはずの信濃・紀伊と主砲に関して駄文 去年以降に追加の装備絵は史実で積んでいた艦の艦娘が装備妖精化したイラストでしたが、ザラ砲も呑んでるほうのモデルはやはりポーラでした。 この流れになってから実装された試製51cm連装砲も、この妖精さんは…ほぼ確定で信濃の妖精化と思われます。 紀伊は超大和型なので試製でない正式な51cm連装砲(46cm砲塔から流用試作でなく最初から連装設計の新開発)、これとは別物。@紀伊に関して詳細は過去ログに。 実装済みの大和と武蔵なら一目で判断でき新艦娘、運営が実装予定と明言した超戦艦クラスは信濃と紀伊だけ。消去法と原案になったであろう信濃絵が三つ編みメガネだったので一致して信濃がこんな感じの髪型と色・メガネでほぼ確定と。 問題は信濃は元「大和型」三番艦で、改大和型の50口径46cm三連装砲すら設計時点では予定されておらず試製砲の時点で既にif改装。おそらく無印で46cm砲、改でこの試製51cmを持ってくると思われます。 そして5スロで予定中の「大和改二」は大和改の時点で史実の最終時(※非理法権天は菊水作戦時)なためこれ以上も他の改二艦のようにif。改大和型に改装なら50口径持ってくるはずですが、魔改造して超大和型になる可能性も充分に。艦娘は長門型が試製51cm砲積めるような謎仕様なので… そうなると夏イベまでの間にまた任務で何か特殊改装アイテムでも取らせて大和改二実装、先行で51cm連装砲(ここで紀伊の髪型くらい判明)。 信濃だけではインパクト薄く(実艦の時点で)、イタ艦のように姉妹艦同時で出すにも大和型四番艦・駿河(仮)は唐突すぎるので本筋の作戦に絡まない超大和型の紀伊も夏イベで登場する可能性はかなり。 元々帝国海軍艦艇で客寄せしていたので米戦艦ではトップ性能のアイオワですら絞った結果ご覧の有様に今回バグまみれも重なり…起死回生の切り札投入となると性能面や話題性で信濃と紀伊しかなく。 史実という縛りでは実装済み最大戦力が大和型でプレイヤー側の戦力は既に頭打ちという制約。計画艦や未成艦投入しないと敵はインフレ続けるのに味方は据え置き状態のままでは新艦も戦力的には層が厚くなるだけで向上はしないとモチベが続かず。 というか大和型より火力の高い戦艦は全海外艦含め改大和型・超大和型しか存在しないという状態で…戦力アップを期待するならほかに選択肢はなく。 ◇4/27(水) ・戦艦主砲の連装砲・三連装砲のメリットとデメリット ※おもに51cm砲が連装の理由 口径で条件も変わってきますが「同じ口径で連装・三連装の場合」は、基本三連装のほうが有利。 遅延発砲はしても同時に3発が広がり着弾するため、散布界に捉えているなら通常数%しかない命中率の試行回数と夾叉での直撃率が増加。 同じ門数を積もうとするなら連装砲塔4基(8門)と三連装砲塔3基(9門)では、連装4基のほうが全幅(復元性の問題から最低バーベット直径の三倍必要)は抑えられ全長が伸びる分高速化。砲塔配置が分散するため被弾で1基故障しても戦力ある程度維持・基数分のバイタルパートと砲塔の装甲重量で排水量を圧迫。 三連装3基の場合は最大厚装甲の塊で糞重い砲塔を1基節約できる分軽量化・配置密度を高め全長も短縮、代わりに全幅が増え縦横比から速度は低下。 高速戦艦を目指さない主力戦艦なら速度こそ落ちても被弾面積が抑えられバイタルパートをコンパクトに、装甲重量も節約できる三連装が上位互換。 これは故障も少ない精度と技術で三連装が製造でき、それを載せられる規模の艦体を建造できる場合で…艦体の巨大化が厳しい場合は連装砲塔。旧式戦艦がすべて連装なのは三連装を載せられる全幅の艦体を技術やドック規模から建造できなかった制約。 そして46cm三連装砲の搭載艦が建造可能になってなお同規模の戦艦で連装を採用する場合、技術面でなく「三連装砲塔にすると全幅が肥大化しすぎ建造不可能な巨大戦艦になってしまうレベルの巨砲を載せたい」という理由のみ。 このコンセプトで設計されたのが超大和型戦艦紀伊(A-150計画/七九八号艦)。 最大でもぎりぎり建造可能な大和型の2割増程度に収めた艦体にワンランク上の砲口径を積もうとすると、51cm三連装砲塔を載せた場合の全幅は大和の1.5倍をオーバー、必然的に全長は300mを超す計算になりどう考えても現実的でない物体に。 そんな「本来は艦体をコンパクトに設計するための連装砲」を「連装砲ならぎりぎり載せられる口径」という逆の制約で、大和型準拠の全幅程度に無理矢理載せる設計が51cm連装砲。 開戦前の技術的限界口径で「三連装に増やした」(大和)と、それ以上の超大口径砲を積みたくて「連装に減らした」(紀伊)という根本的な理由の違い。 この場合は「三連装46cm砲の艦体規模のまま、本来なら300mクラス戦艦用の51cm砲を運用できる」という破壊力特化が強み。46cmでもヤバかったのに51cmでは防げる装甲を備えた艦は存在せずまさに一撃必殺思想。 ネトゲで例えるとAGIとDEX減らしてSTR特化極振りでどうせ当たらないと舐めてかかるとまぐれ当たり一発即死なタイプ。 代償に連装4基(1基で駆逐1隻分の重さ)も厳しかったため3基では命中率が三連装3基と比べ若干低下、新設計の半自動揚弾装填で発射間隔短縮と命中は電探や根性で補うとしてとにかく1発でも当たれば勝ちという大艦巨砲主義の終着点的な発想。 つまり主砲塔の門数は「同口径なら三連装が防御面と命中率で優位、1発の破壊力を追及したらさらに上の口径で連装」という結論で、減って弱くなってるのでなく強さを求めすぎた結果。 ちなみに「口径がたった+5cm増えただけ」というのは数字上の印象で…砲弾重量は46cm砲=1,460kgから51cm砲=1,950kgに増加(差分+490kg)×門数、これがただでさえ大威力な46cm砲の運動エネルギーに加算され降ってくるわけで…弾頭の爆発抜きにしても充分どころではない破壊力。 重要区画の装甲で防げないということは戦艦相手でも一律駆逐のような紙装甲扱いできるというわけで…相手が相対的に弾薬庫・機関部・主砲塔すべてノーガードで晒しているも同然。 駆逐なら軽巡の主砲弾が紙過ぎて突き抜けていったと笑っていられますが、戦艦の場合これだけの質量が弾道曲射のため真上かそれに近い角度で降ってくるわけで…艦首や艦尾の戦闘に支障ない部分でも航行不能になる被害と浸水どころか一直線に貫く巨大な破口、中央に当たったら艦橋構造丸ごとスクラップ、機関部なんて缶やタービン巻き込んで航行不能の大ダメージ、油槽にも容赦なく装甲抜け飛び込んで引火、堅牢な弾薬庫や存在意義の主砲塔すら貫いてくるというのは相手にとって恐怖でしかなく。駆逐は平等にそんなものですが国の威信と膨大な建造費を掛けた戦艦が数千人の乗員と共に分類は同じはずの戦艦に狩られるという悪夢は… その抵抗できず一方的に撃ち抜かれる恐怖を最初にもたらしたのが元祖弩級戦艦ドレッドノート、以降さらに上回る超弩級戦艦が登場し世界の海軍は音を上げて軍縮するほどの軍拡競争をするはめに。 そのまま艦隊決戦の時代だったら紀伊は名実共に世界最強の戦略兵器でした。航空機で袋叩きという時代の流れに必要とされなくなっただけで、何かの拍子に対空システムの発展が先行して雷撃や爆撃距離に寄れないレベルになっていたらあるいは(その二十年ほど後そんな時代が到来)… ・そして性能でなく模型的な外見デザイン面。 三連装砲塔の搭載艦は必然的に全幅が増えマッシブに、そして末期の大口径砲は重量と全長から来る被弾面積増加を避けるため3基で妥協が多く、全長を切り詰めた分スペースの都合で艦上の兵装や配置も押し込まれ独特の密度感が。 特に帝国海軍が顕著でコンパクト化というより強引に性能落とさず限界まで全盛りという傾向で…駆逐の吹雪型から到達点の大和型までとにかく艦体規模決めたら可能な限界火力と積めるだけの数を積むという。 できるなら他国も同じ事をしているわけで、人道や精神衛生的な事情で居住性は削れなかったり、今でも続くとにかく小型化・高性能化の魔改造でスペースを浮かす、なのに装甲や安定性重視の旧式缶積むなど必要と判断したところには過剰なくらい重量配分惜しまないという全体的にアンバランスの塊で…出来上がった物がとにかくスペック重視・火力命・戦闘要員の安全性や快適さは二の次・自動化とかレーダー連動のソフト面は基礎技術不足でよく判らないから気合いと練度で代用というもう…やれることはやって事情はわかるのにどうしてこんなことにという。戦後調査した米軍が衝撃を受けるレベル(何故ここまでこだわったという突出した職人芸技術・酷い工作機器と中盤以降は時代遅れの電装品でよくぞあれだけの奮戦したという理由で)。 そんな変態技術の結晶が大和型。巨大な戦艦を作るのが目的でなく、46cm三連装砲運用戦艦を最小限のコンパクトさで設計したらこうなったという産物。 そのため竣工時は甲板こそ余裕があるものの基本構造や配置は限界まで詰め込んだ過密設計、改装以降排水量の余裕をすべて対空火器に回した結果あの最終時の針鼠化して…凄味のある密度とデザインに。 戦後まで長らく国民に親しまれていたのは長門型のほうで、戦争アレルギーで兵器マニア以外に冷遇されるなか三連装砲のビジュアルが一般に広まったのは宇宙戦艦のほうで知名度が上昇したというのが大きく。 三連装砲が好きという人の大半はあのOPや本編で目に焼き付いた強いというイメージが大部分占めると。その後のアニメもテンプレ化したため狙って差異を出さない作品は巨大戦艦はもれなく三連装砲というイメージに。 ちなみにナディアのN-ノーチラス号は50口径50cm電子熱線砲(連装2基)、ガンダム系の戦艦も基本連装粒子ビーム砲(センサーと演算装置発達していれば交互射撃に必要なだけで三連装まではいらないとも)。 連装砲塔が弱く見えるというのはそういった見た目の密度的に1本減っている、見慣れてないので違和感、連装砲のメリット・デメリットなんて知らない、という理由でアニメ世代以降の定番から外れているのが原因と。 個人的な好みでも三連装砲が好きなタイプはいわゆるガン積みや全盛りなどリアルに考えたら動けないくらい火器を盛るのが好きなタイプ(ガトリングまみれとか歩くミサイル庫とかのロボ系)。 三連装より破壊力のある連装砲なんて紀伊の存在知らないと想像外で連装も「旧式戦艦が積んでいた弱い主砲」程度のイメージ、普通は知識にないため根本的に少数派。 戦艦の主砲並みの何たらを連射とか、FAZZやグゥレイトォなど本来両手持ちが必要サイズの超大型狙撃キャノン系の「門数少なくても一撃必殺をぶち込む浪漫」が好きなタイプはたいていこちらが好みに合うと。 波動砲のような長チャージ必要な最終兵器でなく異常な出力をメイン武器として撃ちまくるタイプ。あえて理不尽なモノに例えるとDXサテライトキャノン(時刻限定)や、縮退砲をぽんぽん撃ってくるネオグランゾンとかラスボス系に多いタイプ、ラスボス機体好きもこっち向き。 紀伊は門数減った分1発の破壊力が大幅に上がっているということを理解してないとまあスペック知らない一般層が判断する見た目的には… ◇4/20(水) ・艦娘でなく実際の艦艇模型を魔改造改修する場合の検証 ※物理法則無視のトンデモ戦記やSF分類の鋼鉄の咆哮はともかく、リアルに建造したとして模型で再現する場合の駄文。 まず厨二病によくある「兵装セットを買って甲板にとにかく載せられるだけ魚雷と主砲を積む」 手頃な大きさと価格ということで重巡以下の初キット+何か武器セットもコーナーにあった…という合わせ買いで前知識なしだと九割方が若気の至りで経験済みの過ち。 まあ後々技術のランクアップや基礎知識が増えると自然と非常識さに気付いてそっとしまうか分解予備パーツ送りになるんですが。 魚雷ガン積み:史実で雷巡こと重雷装巡洋艦が4連装×10基40門という厨二盛りしましたが、航空戦時代に存在意義なしと改装から一年後には6基に減らして高速輸送艦→三年後には末期で回天母艦に。 レーダーと航空機が未熟な時代なら夜陰に紛れて突撃→魚雷フルバーストで必中爆沈浪漫も狙えたんですが…魚雷は高額なうえ重く、機銃掃射すら誘爆する率が面積的に大幅増。魚雷射程に達する前に自分が轟沈するため常識で考えて廃止されました。 つまり魔改造設定する場合「開戦が早まった世界線か大戦初期」でないと活躍不能、後期では戦闘機の機銃掃射ですら爆沈しかねない剥き出し弾薬庫。 一見強そうでも「魚雷を3発ぐらいぶら下げてカタパルトで強引に離陸した雷撃機(戦闘行動不能)」と考えれば無謀さが理解できると。理論上は三倍の威力でも相手が迎撃したり気付かれた時点でアウト。 雷巡が現実にやらかしてしまった最終形態なのであえてデメリットが大きすぎる魚雷ガン積みする必要性もなく。何も知らないとたくさん入っているからという理由と、旧ソ連ミサイル艦のように飽和攻撃できて火力最強に見えてもいくら酸素魚雷とはいえ無誘導では命中の期待できる射程が短すぎて… 主砲ガン積み(過積載):同じく兵装セットに複数付いているからとよくある光景。 重巡以上の砲塔は砲本体を収めた旋回する砲室+甲板に出ている収納基部(バーベット)+下部の円筒状給弾部分(トランク)で構成。バーベットはほぼ埋まって隠れている場合もありますが構造的に必ず存在。 魔改造で甲板に主砲を並べると甲板の下は給弾設備と動力系で占拠されます。場所によっては機関部や缶、油槽など物理的に収められない部位が。おまけに砲塔最下層には弾薬庫から繋がった搬入路がありそこから弾薬を砲塔内へピタゴラスイッチ的なリレー。 その経路も考えるとまず弾薬庫(装薬庫・弾庫・給弾室・揚弾筒など)を配置して(バイタルパートでないと重巡では機銃掃射で爆沈)、通路が長すぎても分断されたらストックあってもすぐ弾切れ、砲塔を甲板左右に配置したら下部側面を紙装甲で晒すことになり、戦艦でなければ側舷装甲が薄すぎわざわざ弱点作るようなもので危険。 それ以前に基本15cm以上の口径で採用される砲塔は艦の装備で最も重く、それ自体を装甲で守り運用するプラットフォームが大型戦闘艦艇の存在意義。当然史実の艦艇は可能な限界の砲と門数を積んでいるわけで…できるものなら当時の改装で即増設してます。 重すぎるため中心線上にないと復元性が低下・積み過ぎても友鶴事件の惨状、被弾で片方が吹っ飛んだり脱落したらそれだけで転覆の危険が増大。そんなこと判りきっているため余程の珍艦艇でなければ採用せず普通に発射速度と精度を上げれば済む話で、元々命中確率の低い割りに重量を1基でかなり必要とする大型砲を盛る必要もなく。 散布界の期待値的には主砲塔4基あれば理想なんですが重量の都合で超弩級では大口径3基が多く、手数を増やした場合四基かつ口径下げて当たりはするもののパンチ力不足に。 軽巡なら設計の古い川内型は一カ所だけ左右に配置して単装主砲7基なんてガン積みしてましたがあれは14cm砲で…厳密には砲塔でなく鋼板で覆った砲架、甲板下には動力と通路だけで弾薬運びから装填まで人力。そのため吹っ飛んでも元が軽く直下に弾薬庫すらないのでそこまで致命的でなく。 駆逐の主砲も末期の対空重視や発射速度が問題になっても結局秋月型の長10cm以外は砲架。一見砲塔なのは「波除け防盾(標準の3.2mm厚)」で囲んだ簡易砲室になっているため。砲弾はもちろん破片ですら2cm以上なら余裕で即貫通しますが荒天時や速度を上げただけで波を被る駆逐(特に前甲板)はこれがあると操作性が歴然の差。 ちなみに当時の呼び分けは、砲架→基本露出・防盾=前面だけ鋼板シールド、砲塔「式」→駆逐主砲のような全周覆った一見主砲風の砲架、砲塔→ちゃんとした揚弾機構直結の砲塔という感じだったとか。 そして駆逐の12.7cm主砲は水平に戻さないと装填できない・逐次改善しても仰角不十分。対空戦闘で1発撃っては戻していては命中率以前の問題で…威嚇と運任せで上にも撃てるというだけで機銃を乱射していたほうがまだ落とせるかもしれないというレベル。→対空戦闘の射程や難点に関してわかりやすく解説されている方のページ 航空機を狙わなければ旧来の砲架式のほうが設置が楽・軽い・安いと手軽だったんですが、デメリットも給弾が遅い・旋回が遅い・照準が遅いと三重苦で一部自動化と機力にした砲塔のほうがスペックは上位互換。 代わりに砲塔は重い・誘爆対策必要・搭載にも手間とコストが掛かると当時では工業力で量産に難があり末期は行き渡るほど新型を作れず最新鋭艦ですら旧式ストックや降ろした武装を使い回していた例も多く。 潤沢に作れて載せられるものなら長10cm高角砲塔、当時の軽巡以下はやむなく通常砲の砲塔式というのが前提。そして重巡に主砲を盛るのは意味不明ですが、「駆逐艦に対駆逐で手数増やすため砲架をガン積み」なら理論上は可能。 ただ排水量と砲重量を逆算しないと転覆の前に沈没・荒天や傾斜でも転覆とリアルに考えるといかに当時の日本海軍艦艇がぎりぎり設計だったかが。 吹雪型のデビュー当時世界で最も強力な駆逐艦と評価されたのはこのトップヘビー限界の詰め込みすぎ設計が最大要因。以降も大和に至るまでこのどれだけコンパクトに設計するか…というか限界まで詰め込めるかの設計思想は変わらず。ドック全長の都合と鋼材・予算が足りなかっただけとも。 つまり駆逐艦の模型では甲板の空き面積こそあるものの、重量を考えると「それ以上門数を増やすと重量的に危険」「対空戦闘が焼け石に水なので満載しても意味がない」という結果に。川内型は本来の意味での「水雷艇を駆逐する艦」の親玉のような思想で逃げまどう小型艇を手数で圧倒・艦隊戦も大型艦に魚雷撃ち放ったら巡洋艦に肉薄して近距離殴り合いを手数で制する(バイタル以外紙装甲なので充分攻撃能力は喪失)目的だったので。 その後砲火力が極端に進化したためそんな至近距離まで寄れず主砲装甲抜けない厚みに発展したため半ば相打ち覚悟の斬り込み運用になってましたが。 以上の点から余りまくる駆逐や軽巡の主砲をガン積みしても「初期の戦術運用」、長10以外を標準搭載数以上に積むメリットはなく。 結果兵装セットは「ディテールアップのための置き換え」目的で、「ガン積みするための追加用ではない」という至極当然の結論に。 あえて魔改造するなら旧式魚雷発射管→五連装酸素魚雷、12.7cm以下の主砲→長10cm連装高角砲が無難かつ基本。無理をするなら駆逐に14cm連装砲か15cm連装砲(両方人力装填の砲架)。兵装面では上位装備に換装以外ほとんど変えようがないという。 機銃に関しては7.7mmは中期以降の敵機が当たってもめったに落ちないという非力さだったため全廃で25mmに。可能なら米軍同様に安定のボフォース40mm機関砲も一部採用(高角砲-中間砲なし-機銃という防空レンジの穴も多少は埋められる)。 狙ってもまともに当たらないため大和のように数撃って弾幕を張り回避行動を強いたり接近を躊躇わせ運良く落とせれば僥倖程度。近距離なら威力落ちずコックピット周辺貫通できるんですがそのときには既に攻撃距離で… 米軍採用の防空システムは遠くから両用砲で数を減らす→中距離40mmでさらに落とす→至近に迫った撃ち漏らしを20mmで迎撃、おまけにVT信管だったり簡易のレーダー連動だったりともう根本的に格差が。 見た目的には整然と並んだ三連装機銃座群は美しいんですが、実用的には大口径機関砲がないと高角砲では追尾が厳しい至近距離〜機銃の威力が落ちる中途半端なレンジに非対応はかなり不味かったという。 性能優先なら米軍セットから転用でボフォース満載に。見た目がさらに多国籍になりますが… より魔改造するなら本格的に大戦末期〜戦後のイージス出現以前までのレーダー系や米艦装備などを内部で近代化した設定で更新するということに。開き直るなら古典的な現用装備艦化でVLSやCIWS、イージスやらトマホークに短魚雷発射管など。 艦これ的にはFumoやら多国籍装備入り混じった状態になりますが、その他も増設可能な周辺設備なら重量とスペース的には可能、兵装類はぽん付けできる物以外は更新だけで新規増設は厳しいという結論(排水量考慮して安全な範囲で)。 ちなみに現用艦艇は殴り合いでなく妨害と回避で当たらないようにする運用思想、VLS積んでもハッチに大口径砲弾くらったら普通に誘爆。CIWSは無敵の迎撃火器でなく数十秒で弾切れ起こす迎撃網抜けてきたミサイル相手の最後の手段(敵機を排除は緊急時に一応できるというだけ、射程内に侵入している時点で防空網抜かれ中)。 イージスシステムは本体設備に加えレーダー自体まで異常に重くかさばるため大戦時駆逐には不可能(重巡でぎりぎり)。トマホークも対象を捕捉して諸元入力、スパローも演算と末端誘導ができないと必中とはいかず現実的に考えると本体やアンテナパネルで見た目だけ再現しても本体積むスペースがなくては意味がないという。 大戦中に近代兵器持って殴り込みならシステムが個別に完結しているスティンガー(射程4km・使い捨て)満載して甲板に並んだ兵士が被らないよう号令掛けてぶっぱしたほうが対空面では効果的というw WW2の機体では振り切るのも熱欺瞞も不可能、スペースいらずで重いシステムも不要。そもそもジェット機想定してないなら初期のテリアとかターターでも余裕。ただ当時はパイロットが消耗品状態過ぎてミサイルではコストが割に合わないので結局レーダー連動積めるなら速射砲でたかが一門のryが一番低コストという(主砲をレーダー連動速射砲に)。 あれこれ考察した結果「現用装備は現用艦相手に最適化されているため旧艦艇相手では少数なら無双できても数でこられたらコストと補給面で不利」となるため深海棲艦にリアル現用艦が無双しない理由はやはり… 旧艦艇に魔改造で殴り込み仕様の場合、艦砲はそのまま・全自動化とレーダー連動で命中率を限界まで向上。指揮は当然CICで通常艦橋は予備。通信システムや各種アンテナは必須で増設。高射装置もFCSの類に。 対空砲も同様に現用速射砲並みに性能向上。観測機はいらないので切り札用のVLSとヘリポート、一から設計なら最新の素材と工法で軽量化して装甲も大幅に重量削った上ダメコンも最先端…性能面考えると模型では見た目での変化が微妙すぎに。 |