◇12/29(火)
・AGP榛名改二の取説にいつもの製品購入者アンケート載ってますが、項目に商品化希望艦娘も3枠。
「本命」+枠余っていたら「卯月」か「駆逐棲姫」を…
@自由記入可なので「」で艦名三隻書いたあと理由や熱意・盛り込んで欲しいアイデアなども。
駆逐艦は「主砲・魚雷・機銃・爆雷など兵装を共通3mm軸の互換性あり、他商品とブロックトイ的な組換え遊び可能な規格で」と書いておくと実現の可能性上昇。
手持ち砲流用はもちろん、艦体パーツへ主砲やフタパーツ付きジョイント穴付けてフル装備や換装できれば相互需要もアップ。オリジナルのジョイント増設で実際の艦通りの装備数盛ったりゲーム内で装備させている兵装チョイスや対潜ガン積みとかグラには反映されない電探などを載せたりとか。
可動フィギュア需要に限れば見た目映えする駆逐は卯月。初見で買う層にとってはギャルゲ系髪色に奇抜でない無難なセーラー、見た目は間違いなくトップクラスの美少女。そして性格はうざかわいいのでネタ表情豊富ならアクション方面のネタ写真担当もできる汎用性。
ゲーム内の性能優先使用頻度・渋など漫画的なキャラの動かしやすさ的出番・高額の固定展示フィギュア・可動フィギュア需要はかなりの違いがあるので、人気大型艦勢以外ではうーちゃん充分勝負出来る範囲に。
他駆逐勢は白露型と睦月型は誰か出すなら姉妹艦繋がりで何隻かは出る・その他突出してない駆逐は無謀と可能性絞った結果出して欲しい艦で残った候補が卯月。リデコで卯月買った人にはもれなく売れる妹の弥生が出せるので減価償却も可能。
トップ勢以外の本命は海風なんですが…見た目も性格も落ち度なしなのに風雲と共に三代目ツチノコ襲名レベルのレア艦だったため行き渡らず手に入らないことにはプレイ層の需要が…。逆にまろーんが製品化されたら直近姉妹ということで可能性が出てくるくらい。
あとライバル役深海棲艦は大半は後ろの人が巨大すぎてコスト的にアウト、グロやら人外分多めで人を選ぶタイプが過半数。
怖い系でも売れる固定でなく玩具的なアクションフィギュアとしてなら一歩リードしているのは駆逐棲姫。春雨の面影残していて美少女・性格真面目で儚げ・艤装もAGPの大型化アレンジなら強そうでスタイリッシュなデザイン(可動部位多めでギミック生かせる)・凶悪なステでもイベントでヘイトは溜まってない・人外分も控えめで敬遠する層少ないと他と比べたら一番有利。肌もB☆RSくらいの色白に抑えて差し替えで普通の足も付ければより完璧。
左右艤装の口が開いて差し替えで砲身出した状態とか、金剛型改二のように艦体接続部がフレキシブルに可動、おともに駆逐イ級×2〜3匹付いていればプレイバリューも充分と。
◇12/26(土)
・プレバン限定品AGP榛名改二は12/25(金)発売。 AGP公式・ブログ
本人は頭部・リデコの腿機銃穴、スカート(黒→赤)・ニーハイブーツ(焦げ茶→黒)の色以外は金剛と同一。
艤装も砲塔以外は基本同一形状。全主砲塔装甲面が角形でなく丸形、第3・4主砲塔上の測距儀周辺がリデコ(第3砲塔機銃なし)※左舷第2・4砲塔ダズル迷彩塗装(砲身も黒)。収納するとき引っかけて折りそうだった後檣マストが根元の三軸で着脱式に変更。
機銃(三連装×4基)は黒成形。今回は主砲身の砲口に煤けたような汚し塗装…されたのはいいんですが周りだけ塗ってドーナツ状になっているので奧は要自力塗装w
姉妹艦差分の特徴、アーム接続の装甲ユニットは榛名アーム(仮)に。付属品でカッコカリ指輪付き手首・箱。
アームの展開ギミックはツインボールジョント介して可動、ただ耐久性と保持力は低そうなので何か捕まえるときはスタンドで支えて、基本収納形態のほうが。格納時は指ジョイントの○が二個並んでいるほうを上に向けないとしっかり閉まらないので強引に押さず再確認。
冬場は特に硬く脆くなっているので、差し込みや回転は少しでも硬いと感じたら即ドライヤー。軸を削って調整は冬場にやると気温上がったときゆるゆるになる場合があるので当面保留に。
@たぶん艦これからの初心者は知らない砲塔類の数え順、右前が第1砲塔、左前第2、右後ろ第3、左後ろ第四。機銃や副砲等数が多い物も以下交互。本来主砲は並べないものなんですが兵装類は全部この順番。例外はボートなど多数の備品や機銃群が増設や移設で再割り振り面倒だったときくらい。
そして主砲の機銃は金剛と同じく3mm(FA/MSG規格)なものの、腿の機銃はそれより太い3.1mmと神姫軸(3.2mm)は入らずFA用緩すぎと中途半端な大きさなんですが、見事にゾイド汎用武装ジョイントがはまって小型武装すべて接続可能。特にデス様しっぽ先端のジョイントで火器を片足3基マウント可能(盛るのも当然可)。
小型荷電粒子砲とかビーム砲が軽装甲車クラスにまで行き渡っている惑星Zi特産だけにFA:G転用どころではないチートに。威力よりビジュアル的にアレなレドホ名物(高圧濃硫酸噴射砲)までマウントできてこれは…深海棲艦(特に人型)マジ泣き。
ほかのレビューサイトがおそらく充実するのでそんなネタ写真だけ。
今回は関節固着の苦情多かったのか改善されて全関節許容範囲で良好、塗装も量産品としてなら許容範囲の微妙なはみ出しが一部あった程度で高品質、剥げやダマもなし。髪はやや硬めPVC、後ろ髪はジョイント回転と微可動左右。
ほか可動範囲や基本仕様は過去レビュー金剛と同じなので省略。
顔パーツは後頭部側ダボの大きさと位置が違うため互換性なし。手首は完全互換(他のAGP・figmaも一部は互換)。
艤装は金剛と同型なので、左右の艦体ユニット接続部・装甲アーム接続部でそれぞれ交換が可能。とりあえずリア本体榛名(マストしまえるため)・ダズルが趣味でないため左右艦体金剛・榛名アームでミキシングして完全体に。金剛のほうはシールドの出番少なそうなので残りで(基本非武装で日常撮影要員)。
榛名アームではったりのきいた見栄えになって顔も見本から劣化はなく文句なし。唯一の難点はプレバン限定でお高かったということだけ。
◇12/15(火)
・AGP艤装への墨入れ
AGPはメカ造形が突出していても構造は玩具寄りの強度と可動重視なため、触って遊ぶ・ポーズを変えることを念頭の設計。そのため動かすとき触れる箇所が大半を占めるため墨入れペンでは完全に溝の奧になった部分以外消えます。
大和ではうっすら装甲表面に汚しが入ってましたが、やはり溶剤侵食の危険性が低いオイル系で希釈したエナメル塗料で墨入れしないと影響のない汚し強度は保てず。
薄めに見えるくらいで塗らないと乾燥後非常にくどくなるので慣れが必要、可動部の白化や亀裂に染み込むと安全なはずの溶剤でも割れたり硬化する場合があるので注意が必要ですが、ウォッシング・ウェザリングとモールドに墨入れすると見た目のクオリティは大幅に向上。
あと機銃・単装砲の銃口は平面なため普通の塗料で塗ってもたまに消えているくらいで…太めの針でポンチのように中心くぼませて銃口作って塗ったほうが確実。こちらも折らないように細心の注意と力加減が必要ですが接写したときの見栄えは結構変わって。
あとコストの都合で甲板モールドは成形色未塗装ですが、金剛型の甲板は普通の木甲板なのでこちらもデッキタン塗装の余地あり。砲塔自体は擦れないので支障はないんですが面積そこそこあって普段プラモ塗ってないと面倒な。
主砲の砲口は墨入れペンでは反射のテカリとチープ感があるので手抜きでも使わず、黒マーカー推奨。はみ出すと拭った程度では跡が残るので細心の注意で、ペンを上に向けて押さずに穴の中をぐりぐりする感じで僅かにはみ出たら即拭えば方向周りだけならまずセーフ。発射ポーズの見栄えは手軽に大幅向上するのでお勧め。
◇12/13(日)
・お薦めサイト紹介:艦艇写真のデジタル着彩 →作者ヒ
タイトル通り、元々モノクロの写真を手作業で彩色する技前は芸術レベルで模型や海軍マニアの間では有名な方。
板などで貼られた軍艦の写真がカラーだったら転載元は大抵こちら、元サイト知らなくても軍艦に興味持っていたらこの右下軍艦旗に下英文フォーマット写真は艦これ以降からでも一度は目にしたことがあると。
タカトミから出ている 着彩写真 軍艦クリアファイルセットは許可済みの製品化。イベントの現地で見た人が写真貼って欲しいと話題になってましたがひっそり一般流通で販売、けっこう経ってますが気付いてなかった人もいると。
◇12/10(木)
・連斬模型シークレットの紀伊こと第七九八号艦(A-150案)
大和型の1/700なので全長約37cmという大きめサイズ、男たちの大和(2005)放映当時に発売された絶版品。塗装済みに組み立てるだけ(接着剤不要)なので不器用でも問題なし。
内部構造まで再現されていて艦体輪切りや砲塔(全部旋回可能)・艦橋構造など分解して観賞できるというシリーズのため分割線あり。結構ポロるので接着はもったいないにしても木工ボンド+台座は両面テープでケース底板に固定推奨。
長年飾っているうちに何度か落下クラッシュして各部にダメージが…外れたり傾いたままの部分ありますが本来しっかりはまります。最初から留意していれば問題ないんですが。あと瑞雲行方不明orz
ちなみにコストの都合で大和の流用リデコなため艦体サイズは同一、構造物だけ載せ替えた改大和型サイズの超大和。長10cm砲塔×12をちゃんと載せてはいるんですが…独自考証でなぜか甲板6・艦上構造物に6なんて配置して前後の副砲位置が基部だけという何でこんな惜しいことを。個人的には艦船キットのほうの配置が理想。
ほか艦載機1/700瑞雲×2、日よけ(置くだけ)付き。→物欲さん記事
艦これの紀伊(超大和型戦艦)は以前のインタビューで実装予定は明言(信濃と同じく放置中)。真っ当ならスロ5・試製でない正式な51cm連装砲フィット・ステ大和の1.5倍程度・10cm連装高角砲(集中配備)。
WW2の戦艦としては世界最強(未成)、他国はトンデモ戦艦計画だけはしたもののifですら必要性と国力配分的に…
艦これでは現在のユーザー側最大戦力が大和型改、予定されている改二(5スロ)がユーザー側の上限。史実艦モチーフ縛りの設定上新艦でこれを超す艦は超大和型しか存在しないという。
@米海軍モチーフの深海棲艦側は戦艦水鬼が20inch連装砲=51cm連装砲を搭載、モンタナ級ですら16inch三連装砲(41cm砲・米海軍最大口径のmarkT単装砲でも18inch)なのに何アレ。最近鹵獲艦だか闇落ちした人型帝国海軍艦娘モチーフの姫出てますがつまりスーパーダイソンは建造されなかった紀伊の負の感情面的な物が混じって…
◇10/31(土)
・ AGP金剛改二 →AGP公式・ヒロインフィギュアブログ
到着したので写真レビュー以外用の補足説明をざっと。 →参考はっちゃかさん
本人の色移り防止ポリシートは腰〜脚の袋以外巻いてあるだけ。腰は強引に引きちぎらず切れ目入れたほうが安全。
ノーマル顔(初期装着)の鼻が潰れている報告が複数、どうやらブリスターが鼻周りだけ熊鼻のような丸形状で押さえているため成形直後の軟らかい段階の振動でそげた模様。
盾ジョイントのはめ込みが硬いので押し込むときは副砲は後方に向けてから、砲身持ってしまって折らないよう注意。
ブリスターの状態でまず欠品・組み間違い・破損がないかまず確認。その後フェイスパーツ、本体の塗装ミスやえぐれ・限度超したエラーの確認、関節の硬さ/緩さチェック。関節のグリスは成分間違えると割れることもあるのでよく判らなければサポート連絡後に返送交換。
艤装は墨入れや汚しなし、なくても充分なレベルでくっきりとしたモールド。手を加えるにしても主砲と副砲の口の中を塗って機銃の銃口(モールドなし)を墨入れ極細で書き込む程度で充分。好みで墨入れや木甲板塗装するなど手を加えればクオリティはさらに上がりますが模型スキルとお好みで。艦船模型作ってないなら不足感じないくらいですが。
副砲の防水布は白で塗ってもたぶん削れるので余程こだわりたい人だけで。探照灯は奥を銀で塗りたかったものの深すぎる造形で器用度的に失敗しそうであきらめました。
今回艤装の可動部が…すべて過剰な硬さや緩さがないというすさまじい精度。軸も先端に引っかかりが作ってあるので抜けることもなく。かわりに盾アームは姉妹艦届いて交換とか箱に長期収納でもない限り抜き差しせずそのままのほうが無難。ABSですが抜き差しはしないよりましで暖めると多少は緩和。
唯一腰の単装砲だけ硬めでしたが自力で調整できる範囲。本人の関節は右肘やや硬め・左肘やや緩め程度でまあ交換に出すほどではない範囲内。電探カチューシャの金色が一部やや荒い程度と全体としてはほぼ完璧に近い精度で文句なしの良品質でした。初段大和の頭部周辺塗り分けは少々絶望しましたがあれから弾を重ねて管理徹底された模様。
可動に関しても本体はいつものAGP程度、今回は太腿ロール回転あり。手首交換のはめ込みは相変わらず硬いので気温低いときは軸折らないようドライヤーで暖めてから。AGPのPVCは熱湯につけると可塑剤促進して臭うようになるので厳禁。
艤装に関しては回転軸付きのアームを介しているので基部ほぼフリー可動、ややはめにくいものの固定用ダボがありへたる事もなく。
そして主砲上の機銃・腰横単装砲が本体側3mm凹ジョイントのためMSGやガンプラ系のアームや拡張武器がそのまま設置可能。
つまり金剛の腰にそのまま手持ち武装マウントしたり主砲に変な物載せたりが可能、逆にFAの凹に機銃や単装砲を設置可能。正直これだけ単品でたくさん欲しいパーツ。
@腰後ろの艤装接続穴2個の間隔が大和と同一なので多少隙間空ければそのまま互換性あり。この様子だとおそらく超甲巡那珂ちゃんとかも可能。
お高いだけに見合った完成度とギミックを楽しめ飾っても見栄えがするという満足度、高額商品ですが初めて可動物に手を出しても余程高望みしてない限りまず満足できる内容になってます。
もうAGPはとことんオリジナルギミックと可動満載の路線で突っ走ってもらいたいと。その点大和さんボリュームはあるんですが初期商品と元のデザインもあって艤装のプレイバリューが惜しまれるくらい。後発のねんどろ版がその点解消してましたが大和改二が出た暁には金剛改二以上の変態可動にしてもらえたら。
そして時間不足でネタ写真一枚だけ。 カバヤの食玩はときどき誰得すぎるマニアック武器付けてくるので油断ならないという(名前もそのままなデュエルナイツ戦国烈伝「金剛丸」付属武器)。普段から全部マニアックともいいますが。
そして久々にメイクしたらいまいちな。金剛の笑顔は歯が塗られているせいで逆に難易度上がるという。おまけに夏の暑さで模型暫く作ってなかったら器用度まで低下して…八重歯職人マスターへの道は遠いorz
@到着後の公式購入者アンケートで希望する艦娘3人まで要望出せます。購入した方は一通り触ったあと意見要望と一緒に。
そのうち出るであろう有力候補は「大鳳」「古鷹改二」「摩耶改二」「鳥海改二」「ビスマルク」。
ギミックメインなら艦娘?でない「駆逐棲姫」本命でダメ元。同じく残り2枠を「海風」「卯月」という趣味に走ったチョイスに。
大型艦は入れなくてもおそらく候補内定に票も多数、駆逐も…figmaが運営押し優先に人気上位から出しそうなので被らず順番待ちでも賭けに出るしかないとなるとこの2隻。
悪雨は票さえ集まればたぶん可能圏。駆逐は…立体に絵柄が向いてなかったり予定詰まったfigmaで出そうにないとなるとお気に入り中の要望優先度はこのあたり。キャラ人気と違い可動フィギュアとなると見た目映えも必要になってくるので。
ちなみに駆逐の艤装ボリューム不足は大型艦の可変ギミックでなくても主砲・魚雷・各種補助装備をジョイント穴目立たないところに設置して好きにアセンブルするブロックトイ方向なら採算取れる価格帯とセット内容維持できると。
例:長10cm連装高角砲×2 金剛の機銃のような1穴装備対空火器多数、魚雷発射管・電探・爆雷投射器・各種接続や増設アーム・設置ジョイント類。顔や手パーツ・小物充実。オリジナルで実際の艦の搭載数積める左右の増設艦体パーツなど。
◇10/16(金)
・艦娘「金剛改二」と実艦「金剛(最終時)」の搭載兵装数比較
35.6cm連装砲×4/4 15.2cm単装砲×6/8 25mm三連装機銃×4/18 110cm探照灯×2/6
12.7cm連装高角砲×0/6 25mm連装機銃×0/8 25mm単装機銃×0/約30
主砲は全基搭載、単装砲2門足りない程度で砲火力はほぼ再現。対空兵装は…実際主砲塔の上に設置されていたのは第2・3に各2だけだったのを再現、他に載せていないため総門数不足。
細かい機銃は絵の密度的に省略として、他の艦娘(特に実装が初期から中期にかけて)は艤装も適当で主砲すら不足している艦多いので頑張っているほうと。ただ12.7高角砲も駆逐だったら主砲クラスの対空砲、元絵の時点でリアの基部ブロックもう少し前後に伸長で載せて欲しかったところ。
長門型と同じく近代化繰り返した旧式艦なので前時代的な単装副砲多数載せっぱなしも外見的な特徴、各所にそれを再現してますが実用性で言えば高角砲のほうが確実に有効。まあファッション的な記号優先なので…
大和実装が初期過ぎたためそれ以上のボリュームを控えたようですがもう少し大型化して余剰スペースに対空火器満載のほうが戦艦の巨大さと搭載数は再現できたと。今さら言っても仕方なく改二で艤装が別物になっている艦娘は多いので大和改二と紀伊のときは今度こそイラストで秋月砲こと長10cm砲塔ガン積みしてくれたら。
残る帝国海軍の戦艦(というか重巡以上の戦闘艦)は信濃と紀伊級くらいなのでもう画面に収まらないとか自重なしで(既に羅針盤画面見落とすとどのマスいったか見えない扶桑さんが…)。紀伊は文字通り最終決戦兵器(時代に間に合わず)だったのでもうAGPへの挑戦状的にボリュームがデンドロ化してたら最高なんですが。
◇10/1(木)
・ミクロマンアーツ新作の響が到着したのでざっとレビュー。
ネームシップの暁は過去ログ15/2/27参照、同型艦リデコなのでヘッド以外ほぼ同一。
変更点はコストの都合と艤装付けていると結局収まらないためカプセル型ケースを廃止(台座部分とスタンドは付属)。見栄えが悪かったのか前回ランナー状態だった手首は組み立て済み。雷の金型転用か左手首は持ち手。補助輪的なビジルキールは暁専用なのでなし。シールド+腕用ジョイントは2セット付属。
予算の都合で暁響だけですが、MAはスケールが小さいため例の定番イラストが一部再現可能。ただfigma長門艤装は第三・四主砲塔基部が横回転しないので後部2隻は乗せられず4人乗せするなら艤装フレームに座らせることに。
可動も同様でスペースない場合でも安心のずらっと並べてコレクション向け、もしくは駆逐のサイズ差が好みなら。
アイプリバランスが若干大きめなんですが…旧ユージンでもコスト削減しつつ中途半端にデフォルメ寄り顔のやどかり氏絵柄は厳しい模様。元々サイズ的に間近で観賞する製品ではないので一応許容範囲ですが。
@髪パーツは軟質PVC、暁と同じくロングは艤装に干渉するため後ろ髪はボブ程度。そして後頭部のアホ毛は譲れなかったのか一体成形で斜めに複雑なパーティングラインが。くせ毛で複雑な後頭部一パーツ成形とか無駄に技術を注ぎ込んで。
◇9/29(火)
・AGP大和改の変更点。
全体に厚塗りだった塗膜が薄め、塗り分け端もシャープに・服の白がパールコート→マットホワイト・傘が僅かに透過率増・前髪のみ新造形で若干上位置・艦体色が比較するとやや薄め・アイプリ間隔が微妙に広めに。
顔パーツのプリントは全種更新、表情も右目線通常顔以外の3種は新規(口閉じ笑顔※正面・叫び・中破→改:口開き笑顔・口閉じ笑顔※右目線・前ニラミ)に変更。
改そのものの仕様:ニーソに非理法権天、第一・第二主砲塔上に25mm三連装機銃各2で計4基、第一・第二副砲塔撤去→12.7mm連装高角砲×3を左右で計6基。
・哲学ニュース:三沢基地航空祭行ってきたよ!
◇9/4(金)
・新製品も粗方発表済みで特に大きな動きもないのでこのところ紀伊推し長文ばかりでしたが、文字だけでは艦船模型に手を出してないとよく判らないかもしれないので単品(いつもより若干大きめサイズ)撮り直し。
Fトイズ製1/2000スケール半完成品「艦船キットコレクション 戦艦大和の生涯」の超大和型戦艦・紀伊(第七九八号艦)。
豆粒ほどのガムが付いた食玩扱い商品、艦名は選べるもののフルハルor洋上はブラインド。※シークレットなし。
迷彩甲板+フルハルで飾りたいなら二個一で両方必要、WLのようにジオラマで飾る派なら洋上で(平たい艦底は洋上にのみ付属、台座はなし)。単品で飾って眺めるならフルハル(艦底全体・銘板台座付き)。
後から入手は面倒なのでBOX買い(10個入り/2個ランダムでダブり)のほうが後々必要になったとき安心。
信濃が含まれているので大半のコレクターはそちらが本命、あと紀伊マニアが即買い。大和各種は過去弾でも含まれていたので既に大和型で艦隊組める数になってしまった人も多いと。
元々超大和型自体マニアックすぎて現在流通しているのはフジミのプラモ(長10密閉砲塔でなくシールド・基本最終大和のまま)とこれだけ、まともに長10密閉砲塔になっているのも艦船キットだけ。秋月砲のほうが見た目もメリットも上なんですが主に金型とコストの事情という世知辛い理由で…
ブームに便乗して超大和型も新考証でプラモ完全版作って欲しいところですが艦これで登場して需要見込めないことには企画自体が何とも。艦これの影響は艦艇プラモ業界に限ればかなり大きく、冗談でも出そうになかった補助艦艇ラッシュで元からの硬派モデラーも歓喜してますが。
写真は接着剤未使用の素組みでこの状態、個体差で艦首に隙間微妙に空いてますが…流し込み接着剤使ったほうが良かったかもしれません。接着するにも甲板の浮きと艦体はめあわせ・外れやすい細部くらいでなくてもケースで飾るなら支障ないくらい。
甲板・探照灯・砲塔の防水布・後部甲板の歩行帯も最初から塗装済み、手を加えたのは後部甲板の断面までデッキタンだったのでグレーのマーカーでリタッチ程度。甲板上の細かい構造物も艦体色の部分はちゃんと残して塗り分けられてます。
小さいためディテールアップで手を加えるとなると難易度高いんですが元々スケモを造っていないならピンセットとニッパーさえあれば組める艦船キットのほうが手軽で省スペース、お勧めの逸品。
デザイン的には大和以上に一番お気に入りの艦なんですが、間に合わなかった未成艦ということで近年までは扱いも不遇な。
古参の艦艇モデラーは自分の製作スキル集大成として「どれだけリアルに実際の艦に近づけるか」を最重要にしている人が多く、米粒職人のような精密さとセンスを競い合うのが特徴。そのため旧艦艇に限っては考証から構造まで下手な戦史マニアより詳しいことも。
それより新しい世代がいわゆるWL全盛期以降、純粋にデザインに惹かれたり何かで興味を持った層で前世代のような硬派な道に進むのと、ある程度妥協して可能な技術の範囲で作って数並べる派に別れることが多く。そして積みや埃かぶるのは派閥問わずの定め。
最新世代が艦これからプラモ界に流入、プラモ自体触れたことがなかったりガンプラ程度とライト層が大半なのも特徴。ここはまずキャラありきで元ネタになった艦を並べたい、そこから興味を持ったという感じで出戻りや元々モデラー以外初心者もかなりの割合で。
そこから前世代の修羅の道に踏み込む人が何割か、残りは手を出したものの技術と根気不足で「だめだこれ」と挫折したり、作る楽しみ<飾ったり集める楽しみでねんどろ沼やフィギュア集めの住人。このあたりとなると重箱の隅を突くような考証はスルーで手軽に完成させて集めたい、手を加えるにもまず完成させられる物をという人が多く、艦船キットや最近展開されたイージーなどスナップフィット艦艇プラモのような流れに。そんな人々の入門用にもFトイズのシリーズは最適。
艦これの場合はリアル考証無視のため理不尽な大口径主砲を普通に積んだり兵装各種を架空搭載、メーカーまで悪乗りして明言しないで艦これ仕様出す始末ですが、それも新しい世代の楽しみの一つと。延長線上の似た別ジャンルと割り切っていがみ合わず仲良く棲み分ければ。
一昔前は冷めた目線で見られていたイージス化とか近代装備載せたり仮想戦記なトンデモ改装もようやく全否定されず(生暖かく)見守られるくらいにはなって、自虐混じりに紹介しなくても済む時代が。
以前五月雨の髪カラーに甲板塗った素敵な駆逐艦作っていた方いましたが、商業でもアルペジオが許容されるくらいなのでガンプラ並みに自由に好きな装備とカラーでリアルと架空を混ぜても技術とセンスがよければ認められる時代が到来したと。
◇8/27(木)
・続・チラシ裏駄文、超大和型戦艦紀伊(実艦のほう)の武装案(wiki)
第798号艦「紀伊(仮)」は最終設計前に戦況の悪化から中止され、開発中だった部分も終戦後機密保持で破棄やら米軍が没収してそのまま行方知れず、関係者の証言くらいしか残っていないため余計に詳細不明。
確実な仕様としては「最低でも大和型の艦体・51cm連装砲を搭載・防空強化で高性能高角砲を満載」という点のみ。
三連装51cm砲はどう考えても不可能で早々に却下されたため除外、本採用されたA-150計画案が51cm連装砲。
基本大和型なので主砲塔は3基、可能なら4基が理想でも必然的に全長が伸び総重量や全幅まで肥大するため初期案にはあったもののあきらめ現実的な3基6門を採用、これはほぼ確定に近くどこの想像図でも仮想戦記除けば共通。
全幅は多少割り増し、全長は大和が263m→設備の事情で270〜300m程度が限度。無謀な〜350mまでいくと大和型の設計データ流用できないレベルに。
対空砲は要求スペック的に量産性と整備を度外視すれば当時最新式だった長10cm連装高角砲はほぼ確実。
長12.7cm高角砲説もありますが…当時は降ろした砲を流用したり予備を使い回したりしていたくらいなのでそんな物まで新設計しているくらいなら秋月型で一応実績もあった長10使ったと。
砲塔式も採用なら防弾性能そのまま・砲室も余裕があり弾薬の補充作業も円滑。12.7cm(※旋回遅めの欠点持ち)のようなシールドより多少かさばっても駆逐で主砲運用するくらいなのでそのまま載せた方が旋回性能や人員の被弾を軽減できる点でも有効、旋回速いので高射装置と連携しやすい利点も。
搭載数はwiki出展元不明で6基はそんな貧相では積む意味ないので(秋月型が1隻に4基)最低ライン、戦艦の搭載量を生かすと各書籍証言にある12基24門が妥当な範囲なのでほとんどの真面目に考えた案ではこれを採用。
ちなみにフジミのフルハルは金型の都合で…パケ絵は長10cm砲塔なのに現物はA型改3「砲架」(信濃用)で12.7シールドと見た目大差なし。秋月型の密閉砲塔型は「砲塔」A型(盾のみ「砲架」のA型は大鳳用)、通常のシールドは波を被ったり排煙・破片避け程度なので重量に余裕がある戦艦に搭載するなら多少の被弾は想定した装甲のある秋月用砲塔式のほうが正解と。
たぶん最新だから高性能とA型改3砲架案使ったと思われますが、信濃は空母にされたためどのみち対空砲に直撃くらう状況になったら終わり、重量は艦載機に回すため軽量化していた砲架採用。空母数隻分で盛大に空襲される戦艦ならないよりましで密閉式砲塔のほうが運用的には無難。
@フジミでも1/500のほうはさらに手抜き、超大和を名乗りながら主砲を51cm連装砲・12.7高角砲をこちらも長10改3(フジミ独自デザイン)にしただけで機銃ガン積みなほぼ大和最終時、米軍が艦隊決戦避けて空襲しまくるので不要になった副砲塔×2すらそのままという非常に違和感のある姿。プラモ業界は少し前まで本当に細々だったのでおそらく予算の都合。
Fトイズのキットや昔に出た連斬はちゃんと全基秋月用の密閉砲塔で搭載。数撃っても当たらないと機銃はほとんど積んでないのが特徴(長10は個艦+艦隊防空用、空爆の進路妨害は捨てて上空の視認性クリアにして投下ルートに付かれる前に落とせという方針)。そして連斬は長10もですが高射装置増設ガン積みという至極当然な素敵仕様。元々対空重視なら各割り当てエリアごとに高射装置ないと忙しすぎて話にならないわけで。
大和では94式高射装置×4搭載で1基が高角砲3基を担当、12.7高角×12基というのはこの制約。防空に全力出すなら高角砲各2基担当で高射装置は6基欲しいところ。各1はさすがにスペースと重量的に厳しく。
併用で副砲は載せないとして、やはり副砲の前後ベストポジション丸空きはもったいないので長10を1基ずつ、艦橋構造周辺に集中配備は基本として、やはり重量に余裕のある甲板に左右各3基・上部構造に2基ずつの計12が見た目のバランスもよく。
ただ予算と重量に余裕あるなら前後1・左右に甲板3・上部3で14基載せて、ないよりましの三連装機銃も積めるだけ積んだほうが防空面では理想だったと。
こうだったはずという当時の情勢からの限りなく正答に近い案や、理論上の最適解で割り振った想像図はあっても史実の正解が存在しないため各社ばらばら。
とりあえず最低限として大和型準拠の艦体に「51cm連装主砲塔×3・長10cm連装高角砲(秋月用密閉砲塔)×12」だけ積んでいれば超大和型と呼べる条件を満たしていると。
それ以外はもう考証した人の趣味や集めた情報範囲次第、昔はネットなんてなかったため情報交換に労力が必要で余計に文献によって差がありますが、超大和型モデルはFトイズ「艦船キットコレクション 戦艦大和の生涯」に含まれる紀伊(七九八号艦)の仕様が現状最新の考証ということに。ただ南方進出する気満々の迷彩はやり過ぎ。
この長10配置センスは秀逸、小さくても一番理想像に近く。通常航行時は長10前か後ろ向いているはずですが全方位対空警戒させるのがマイブーム。→参考過去写真、大和&紀伊を艦これAGP大和さんとサイズ比較
小さくてもかなり細かく精密に造形されているのでスケモを自前塗装と張り線するレベルの人以外は普通に満足できる造形、百均ケースにも入れられて飾る場所を選ばないのもありがたく。
商業仮想戦記で紀伊といったら300mオーバーに三連装+ミサイルとイージス積んで理不尽チート無双ばかりでなんぞこれ…な例が多すぎて真面目な考証ほとんど知られてなかったりと…。46cm→51cmにして巨大化した大和というのがライト層のイメージと扱いが。
火葬物の大和型は大量に登場しますがやはり大艦巨砲主義の最終形態だけにギャグすれすれのトンデモ扱いされることが多く真面目な強化と無茶すぎるチートが半々くらい。まあ常識スペックだったら米帝プレイに押しつぶされて話進まないんですが…
超でない大和(最終時)の高角砲と主砲除いた他の装備は、15.5cm三連装副砲×2・25mm三連装機銃×52・25mm単装機銃×6・13mm連装機銃×2・94式高射指揮装置×4・95式機銃射撃指揮装置×?・150cm探照灯×6・15.5m測距儀×4・10m測距儀・九八式射撃盤・電探二二号改三/二一号/一三号×2・零式水中聴音機・水上機×7(零観4/零偵3)。
紀伊でもこれに若干盛るか新型と換装程度、艦載機は瑞雲or流星6が大和で最終的に検討(余裕がなく実現せず)。末期は観測機は全部叩き落とされるため弾着観測できず現場はないよりましで空母や陸上基地からの攻撃の足しにしたかったらしく。流星はカタパルト射出できるものの片道で着艦不能なため瑞雲か晴嵐(こちらですら戦闘終了で安全確認できるまで回収の余裕なし)が妥当。
◇8/23(日)
・8/23(日):平成27年度富士総合火力演習 AM10時〜休憩挟んで前段・後段で正午終了
・恒例どうでもいいチラシの裏長すぎ駄文、しずまよしのり氏デザイン大和改二・紀伊実装された時の艤装改善要望点
元々艦これは分類的にミリタリーでなくファンタジーなので細かい設定はどうでもいいんですが、あまりに気になるイラストの艤装構造改善要望点を。
絵師のしずま氏がエロ下着へのこだわり>かわいさ>取って付けたような軍艦部分なのは仕様、艦<娘。キャラ本人や服装的なデザインに関しての不満はなく。
駆逐艦は吹雪型で背負っている機関部その他ほぼ内蔵式で兵装は手持ち主砲と魚雷発射管(一部ビット的な自律主砲)のみ。実際の旧海軍でも中期まで対空軽視していて航空機ヤバいと気付いてからはスペース・重量・予算的に載せられるだけダメ元で機銃ガン積みしていたわけですが、しずま艦駆逐は魚雷艇並みの軽武装。
これは作風がキャラと服装がメイン+メカ分は記号的アクセサリーと捉えているせいで、可動部位が実際戦闘で動いた場合の使い勝手や兵装の運用スタイルは想像して盛り込んでないようで軽視されがち。
艦娘全般で艦これ仕様なら弾着観測前提・カタパルト+水偵必須なのに過半数の軽巡以上はイラスト上は持っていない、物理的な推進器がほとんどない、絵面的に主砲を本来の搭載数満たしている艦のほうが少ない、機銃や副砲すら載せてない艦が多数という状態で記号的に適当に見繕って主張している状態。
駆逐艦娘は本来対空射撃できない主砲を手で持って強引に撃ったり(機銃ですら数打っても当たらないといわれていたものを速射できない単発目測・VT信管も当然なし)、空爆を妨害するために弾幕を張る機銃を載せてないせいで安心して直撃ルートで投下されるわけで大破祭りも納得な。両用砲でもないものを単発で撃ってくるだけなんて制空確保されて犠牲無視で飽和攻撃なら攻撃機部隊にとってボーナスステージ状態。結果が荒ぶる空母おばさんやら青ヲ級とか欠陥はゲーム内で忠実に再現orz
そして問題の大和型。まだデザイン基準すら適当だった頃のため無印大和は対空火器皆無、改で追加されたのがようやく竣工時+α程度で…天一号作戦時には差し引き「12.7cm連装高角砲×6・25mm三連装機銃×46・25mm単装機銃×6・13mm連装機銃×2」が不足、史実では三連装主砲と合わせ機銃針鼠の姿が特徴なのにほぼすべて省略という。
収まるはずもなくまとまり悪くなるので全部盛れなんていいませんが艦橋構造横の特徴的な集中配置した砲座群くらいはあっても。デザインをコンパクトにまとめすぎ+差分絵なのでどうにもならず、かなり後までレイヤーミスで副砲のグラが艦体下にはみ出して重なっていたくらいで。
戦艦の存在意義は主砲を運ぶ装甲で守られた移動手段ですが、その主砲塔すら全門同時斉射が不可能という本来の戦艦ではあり得ない設計ミス(同航戦で1/3の主砲火力が使用不能)。
これは主砲4基ならバランスよく長門型のように配置したはずが3基では中途半端になるため背負わせる→全門斉射のことは考えてなかった模様。そもそもアニメや立体化なんて話もなかった頃なのでよくある二次元の嘘止まり。今だったら砲塔ごとアーム分離か頭越しに射撃リフトアップ(ねんどろが独自採用)くらい設定しそうですが。
武蔵を描くとき気付いたようで小型化して腰に第三砲塔はマウントという解決策がとられました。大和の格好付けて手に持っている徹甲弾は密閉式砲室に入れるハッチすらない・以前に手がせいぜい手前の砲身の尾栓程度しか届かないというファッションアイテム。武蔵は逆に砲塔に横からハンドル引き出しで戦車のように3発マウントして戻すという設定に。
大和改二のデザイン発注もそろそろいってそうですが、解決策としては兵器少女界隈では古参のじじ氏がやったように柔軟な発想で主砲塔3基+第四砲塔位置をデッキにするという選択が。この場合しずま式大和の主砲基部構造そのままが使え、一カ所は艦橋構造物もしくは後部甲板で水偵運用にすると本来のバランスに。元の艦でも甲板面積の1/4は艦載機運用スペース、重量バランス的にこの場合格納庫込みで水偵搭載も余裕。
加えて金剛型やAGPの可動逆輸入して基部からのアームに中央甲板ブロックとして艦体外装までワンクッション置くとスペースと可動自由度が向上。艦橋左右の高角砲+機銃座群を対称に分散して造形するスペースもできるメリットが。
ついでに主砲だけでなく艦体も大型化し長さと幅をもう少し増やせばリアに煙突やアンテナ・艦尾造形が張り出しても前後バランスが取れ、喫水線も意味がないので側舷後部も張り出し棚+デッキ増設して高角砲載せれば大和の最終仕様として見た目に不満のない対空兵装を満載した姿にできると。
和傘はお洒落なんですがアンテナ+多少の防御に両手塞ぐよりもリアのスペース増やして普通に支柱積んだほうが。
大戦艦が軽巡程度の対空火器というのも貧弱すぎるので、大和改二(改大和型)・大和型延長でコネ的にもしずま氏が担当するであろう紀伊(超大和型)は対空兵装搭載数も戦艦相応のボリュームで再現してもらいたいところ。
個人的に紀伊に三連装砲は絶許なのでちゃんと「51cm連装砲」で。三連装仕様にすると紺碧とか鋼鉄の咆哮の艦出してもいいというレベルで未成艦の限度超えて。
戦況拮抗ifでぎりぎり常識範囲の最終案(大和型+αの全長・51cm連装砲3基・長10cm連装高角砲12基)がなんとかというレベル(個人的には長10を副砲位置に各1・甲板3基/艦橋横2基×左右の配置がバランス的に美しいので理想)。
◇7/28(火)
・週末にちまちま作業していたFA:G轟雷ようやく完成(※別売りオプションのウェポンセット1付き)。
キット内容や素組みはもう各所にレビュー上がっているので兵装関連や設定方面などをいつもの長々と真っ黒駄文。
本体の付属武器はMSGフリースタイルバズーカの装甲色(カーキ)版、轟雷の標準武装「二九式二型120mm低反動滑腔砲」「ak-14T タクティカルナイフ」のみとシンプル(むしろバズが付いただけ元祖轟雷より増量)。
フリーバズは色違いで同一品、グリップ穴だけ微妙にMSGのほうがサイズ大きめで付属の小型グリップがゆるゆる。主砲は1/3の長さ・ナイフは7割ほどにコンパクト化されているので設定の型番は変わっている可能性あり。
これに別売りウェポンセット1の内容は、榴雷改の肩装甲(六五式防弾重装甲)×2・背部キャノン砲(六七式長射程電磁誘導型実体弾射出器)×2。漸雷強襲装備型のライドカノン×2。MSG-MW31アサルトライフルのタイプA&Bの2丁セット。
ライフルはFA規格ですが軽量の1/12可動フィギュア用念頭のためFA:Gのほうが似合う実銃に近いデザイン。
カラーはシールドのみFA:G轟雷の装甲カラーに合わせたカーキ、ほかはFAウェポンセットと同一の黒に近いガンメタ成形ランナー。すべて既存FA用の完全同一品でサイズもまったく同じ。
轟雷は戦車がモチーフの量産陸戦型、設定上は強襲戦闘車両扱い。まあ常識的に考えて脚で走るより無限軌道で走行したほうが負担もなく早いので戦闘中は脚をサス代わりに高低差の衝撃吸収しつつ基本走行、障害物は跨いだりジャンプで避ける運用。そこそこのコストで展開即応/機動性・対弾装甲/実弾射撃能力・ハードポイント設置の汎用性と揃ったスタンダードな汎用機体。
後々派生で局地戦型やトンデモ仕様機が開発されますがベースとなるのは轟雷、ガンダムで例えると陸ガン未満ジムキャノン以上のあたり。二足歩行しているだけでビームだの謎技術だのは(制御系以外)使われていない現代戦の延長線上のむせる兵器でチートなし。
というか月面陣営が趣味のスパロボに走って量産無人機はともかく高級機の単体戦闘能力おかしいので残骸解析でもしたのか地球側も徐々に引っ張られて最近はSRWリアル系主人公機に近付きつつ。陸ガンとしても相手新型がνガンとかトールギス並みではどれだけ強化してもそろそろ辛い域に。
そんなFAを擬人化というかメカ少女化したのがフレームアームズ・ガール(FA:G)、今のところ神姫を見習ってか縛るような世界観は何も発表されていないので各自ご自由にといった状態。
FAと同サイズの巨女とか女子攻兵的なシュールな世界観から、普通に人間大アンドロイドでフミカネ世界観的にガチ戦闘or武装コスプレバトル、キットが実物大の神姫バトルやガンプラバトル的なAI搭載小型ロボまで趣味や好みで好きに自分設定して作ればいいと。神姫オーナー的には違和感なく他のフィギュアやトイと絡めて並べられ小物も流用できる1/1設定が多いと思われますが。→人間大設定のお勧め漫画
ほか塗装部分に関しては、腰の丸い部分は(戦車でいう)ヘッドライト。通常は最外部オレンジが方向指示器(ウインカー)・中央可視光なしが旧来の赤外線投光器・内側の発光が通常のライトという順。つまり色的にウインカーとライトと思われます。擬人化なので足元に注意が必要な巨女でなければ懐中電灯代わり+お洒落的なワンポイントですが無口設定の場合行きたい方向に無言でウインカー出したりしそうな感じが。
左肩の青い部分は主砲に連動した砲撃用サブセンサー。バズの緑色はよくあるSFロボ的なセンサー、普通にレーザーポインタやセンサー類+表面保護透明パネルと。黒スカートは実車の場合はラバー製でオフルート地雷のセンサー対策メインのステルス向上スカート(電波というより熱/音響/砂塵緩和と軽量化)、つまり無限軌道の横でないと大半の意味はないので簡易やわらか装甲+お洒落ポイント。
設定の考察としてはこの辺り、以降はキットのほうで補足説明。
まず身長は素立ちで15.6cm、神姫のsmallとはそこそこ差がありますがtallならやや低い程度・ヒールのある武装靴なら大差なく。
可動は装甲が干渉するためざっとで肩90度(肩装甲はスペーサー方式)・肘100度・肩回転と二の腕ロールは干渉なし。手首(PVC製)はボール軸を穴に差し込み。胸はアーマーがあるため後ろのみ若干反れる程度。
首は根元と頭側先端にボールジョイント、神姫の1st素体構造のためそのままではガチガチの頭側調整しないと根元側が危険っぽい(おそらくポーズ取って固定で飾りっぱなし想定)。腰可動はなし、股関節は根元縦軸のみのボールジョイント。腿はロール軸あり、ただし装甲が干渉。膝は前方ガード部分がスライドと二重関節でおそらく構造上は正座可能、ただし履帯と装甲…してもサッカーの全力振り上げ程度まで可能。足首は横左右に若干+つま先下向き90度まで可。履帯はマウント部後ろに40度+履帯が二段階展開で完全に収納と設置が可能。
3mm軸用ハードポイント(HP)は左右対称で背中のウエポンラック・両肩に各1で4。腕装甲の内側と外側に各1で4。脚部装甲の膝と足首の内側・外側に各1で4カ所。背中・腰装甲背面に各1で、全身の合計は18カ所。
組み立て時の注意点として、まずランナー状態で中性洗剤洗浄(離型剤落とし)必須。これをしないと塗装しなくてもヌルヌルするうえ指紋が表面の光沢に残ります。
黒ランナーはえぐれ、カーキランナーはゲート跡の白化に注意。水色と肌色は切削性良好。部分塗装する場合、組んだ後からではやっかいな場所(肘とか)があるので先に必要部分確認して組みながら推奨。墨入れも同様。
最重要として、HPや関節がかなり渋いので破損防止で調整・メンテで分解必要な部分はピンもヤスリ調整が必要。緩くなりすぎないよう微調整繰り返して、重量物持たせるなら保持力の兼ね合いも計算しつつ自分で最適な範囲に。
股関節は腿内部の板でボールを受けているため頻繁に動かすと盛大に痛む構造欠陥あり。内部は非常にタイトなためボール受けPC内蔵など大改造する技術ない場合は腿のピンを簡単にデザインナイフねじ込んで分解できる程度に調整、まずは素の状態で試してみて頻度と保持力低下ペースが駄目そうならポリシートなどを挟んで調整しつつ痛んだら随時対処法の検討でも。ここだけは受けもPCに改善してもらいたいポイントですが…
目と眉はタンポ印刷済みなので加工不要、チークとリップは取説見つつお好みで。仕上げの水転写デカールはリアル器用度低いとかなりの難易度、ずれる・しわになる・切れると大惨事になるため張り方の項目確認して慎重に。パンツが解説通り切れ目入れても盛大にミスして結局あきらめて白塗装して熊さんバックポイントにしました( そして耳が削れるという…
おまけに上からトップコート吹いても換装やポーズ変更で力が入る・装甲が干渉して当たる部分は盛大に削れたり剥がれます。頻繁に触れない部位は無事なんですが、腕内側&足の甲の白□がいつのまにか削れていてあきらめましたorz 余白がなく発色もいいのが利点なんですが耐久性と要求される器用度が難点なので…プラ神姫では未組みでもコストが許すならマーキングだけタンポ印刷が理想。もしくは普通のマーキングシールと水転写両方付きで。
そしてうちの轟雷。最初はゲート処理だけ丁寧にしてパチ組みの予定でしたがあまりに長期に渡ったためくどいレベルで墨入れ追加。
そして改造まではいかなくてもカスタムで髪をグレーに塗装でイメチェン(地味な方向に)。ライトも余っていたラインストーン、ほか手持ちマーカーで細部塗装してマーキングは前述の理由で純正一部だけでゾイド系流用してGFF並みのマーキングまみれに。白文字はデザイン、コーションは内側に可動軸ある装甲をリアル注意表示ついでに。あとフロントラインでは定番過ぎるのでワンポイントでケモテックロゴ。たぶんこの子砲撃よりシールドバッシュとか重装白兵戦スキルに全振り。ステンシルもついでに神姫の特典シール残り使ったら透けて…おまけに水転写巻き込んで歪んだので妥協orz
FA愛機が榴雷なので最初から榴雷仕様でセットも装備前提、肩も榴雷・ついでに失敗したので主張でシールドにもランナーの表示からやっつけ転用したプレート設置。さすがに接着するには出来が微妙なので両面テープで。
フリーバズは元々持っていたMSGのほうを分解してミキシング組換え。塗装しなくても対になったカラーリングになるので手軽におしゃれ。
@グフカス的なシールド裏ガトリングは積んでみたものの保持力や重量バランスの都合で中止、アサルトライフルはまだ組んでないので我が家の定番レトロランサーを。そういえば祝Gears of War4発売決定、今度は夜戦主体でメインウェポン一新なくランサーにマグライト付くだけのような感じですが。
ブキヤのプラモとしては比較的簡単な部類ですが、ゲート処理・墨入れとコートするだけで必要時間跳ね上がります。お高いニッパー直切り未塗装パチ組みならおそらく数日掛からないと。
総評として見た目なら理想レベルでぱっと見プラモと判らないレベル、完成品可動フィギュアが高騰続けるなか値上がりはしていても手を加えるのに躊躇はしない範囲には抑えられているのでお勧めの一品。
◇7/26(日)
・7/26(日):ワンダーフェスティバル2015[夏] 幕張メッセ →あみブロ ギガジン
・AGPは霧島改二彩色原型(ほぼ完成)、隠しギミックは予想通りの大型シザーアーム(反転して前方展開、艦底色が上側で巨大な蟹鋏)w というか切断するハサミ(scissors)でなく挟み潰す本当のカニバサミ(Crab Claws、@小型はRO的に表現すると蟹ニッパCrab Nippers)。まあ尻尾付いたらザリガニで海老とも蟹ともつかないのでクローアーム(仮)で。
比叡のほうは間に合わず本体なし・共通艤装部分だけ展示。ギミックはまだ不明のまま。@アームが金剛グー・榛名パー・霧島チョキと意図せずジャンケンになってw なお川内型も作業真っ最中と冬まで情報伏せるようで新情報はなかった模様。
・figmaの艦これ重巡枠はやはりfigmaプリンツ・オイゲンでした。ねんどろ大鳳も確定とフミカネ艦解禁は本当だったようで、これでfigmaのほうでも大鳳のフラグが。あとAGPがビス子出してくるフラグも。
・鳥Pの武装解除宣言から丸一年経過。ブキヤからまさかの武装神姫プラモ化発表!(武装は解除してない)
動きがあったのは嬉しいんですがブロックトイ的組換え・いまだに不動の可動範囲トップの素体・異常なまでの耐久性が揃ってこそなので、素体込み全未組み高強度ABSのランナーで出してくれたほうが良かったんですが(プラは関節強度と関節摩耗が不安)FA:G式で装備は固定組み立ての模様。
いまさら仕様変更はできそうにないんですが一番の利点で長所の「髪とフェイスがPVC製」だけは何としても採用して欲しいところ。
素体に関してはマシニーカ規格を採用、ポーズの自由度は長年超える製品は出ずトップに君臨していたMMS以上に(浅井氏ご本人なので正統な進化形)。つま先・腰可動追加、首が上下左右(顎が肩付近まで接近可)、膝が二重関節になり完全な正座ができる脅威の可動範囲。
◇7/22(水)
・AGP:那珂改二関連の蘊蓄小ネタ
サブモチーフがゲイシャ枠(アイドル)の那珂ちゃんは踊るの優先?か背負い式艤装なんですが、サムライ(薩摩並みの正面斬り込み)・ニンジャ(夜戦)担当の二人が…川内背中に発射管だけ・神通さん腰横に発射管×2装備で背中はリボンだけという艤装ボリューム的には駆逐並みの軽装。
代わりに「腕に」14cm単装砲×7ガン積みというコンパクト化にもほどがある謎装備配置。対空機銃サイズなのにアレ1基=旧式駆逐の手持ち単装砲相当という、史実の門数から大幅に省略されている艦娘がほとんどのなか異例の重装備。アニメでしょぼい撃ち方してましたが全門斉射すると手持ち主砲一門の駆逐艦娘6人が同時に撃つより多いという大口径ガン積み重巡には及ばなくても雑魚散らしなら便利すぎる門数。まあ人型に背負い物なしで史実の門数積むと物理的なスペースがなく武装デザインがこうなるという見本でもあるんですが。
ちなみに改二でないノーマルの時点からオレンジの制服はデザインモチーフが華の二水戦だけにオニユリ。鬼の二水戦とも掛けているのかは謎。花言葉はまあ賢者いないので除外して「愉快」「華麗」「陽気」は見ての通りで割り振られてると。
bob氏デザインは布服派なのかメカ分少ないんですが細かい部分に盛り込まれた裏?設定は意外と練られてます。リアル風キャラが好きなのか10人(祥鳳/とねちく/妙高型四姉妹/川内型三姉妹)とも髪の色も茶髪か黒髪でアニメカラーなし、艤装も鉄塊のようなフレームに武装だけを載せて基本艦橋や電探など攻撃以外の設備は艦娘内蔵式かアクセなのが特徴。
あと三姉妹の年長順は長女川内・次女神通・三女那珂ちゃん。ついでに川内魚雷をクナイ持ちして夜戦で背後から至近距離で直投げする気満々なんですが、そうなると侍な神通さんは左腰に下げる物=刀…砲煙で視界途切れた一瞬に零距離で居合い抜きノーモーション投げ(喫水下に)でもする気ですかねこれw 肉を切らせてryで自分にも爆風被害出そうな距離でぶち込まれたら回避不能なので当然一撃確殺…神通さんなら躊躇いもせず自然にやりそうな。那珂ちゃんはアイドルなので不意打ちせず普通に派手な対空砲火(対空火器は姉妹改二でも一番多く搭載)。
ほか全員カタパルト装備しているので零観付けるとか、川内には魚雷一本は手持ちでまず付いてきますが、ゲームで改二持参してすぐ没収される(皮肉なことにおもに全軽巡中最強の妹・神通さんに)ことに定評のある九八式水偵(夜偵)も付けるとかオプションで勝負ならこだわってもらえたら嬉しく。特に神通嫁のスタッフの方は全面支持するのでもう全力尽くして会心の出来にしてもらいたいと。
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