◇7/28(日) ・武装神姫アニメ公式:武装神姫フェスティバルのジオラマコーナーを自宅で再現?!(※神姫フェスのジオラマペーパークラフトpdf公開) ・ひじきそくほう:二泊四日で御朱印ツーリング(隠岐の島編)行ってきたから写真うpする。 ◇7/17(水) ・リボルテック モンスターハンター 135EX ジンオウガ亜種 レビュー ![]() ![]() 本体が巨体なため内容はいたってシンプル、リボコンテナ・同スケールの未彩色ハンター・部位破壊再現差し替え角が左右・雷光エフェクトという構成。 リボは男キャラの顔以外は見本からほとんど劣化しないのであみの写真通り、あとは塗装の個体差程度です。写真と現物比較しても劣化部分はまったくありませんでした。 大きさは比較写真の通り、最大全長25cm、肩幅6.5cm・素立ち?で前腕の幅12cm(爪抜きで8.5cm)、尻尾の一番広い部分が幅5cm〜3.5cm前後。全高は普通の状態で9〜12cmほど、完全に腹ばいで6.5cm〜遠吠えで角の先まで15cm。 縦横高さとも容積があるためかなりのインパクト、関節以外PVCの塊なので見合った重量感も。臭いのほうはリボもピンキリですが今回はほとんど臭わず至近距離の軽い塗料臭くらいです。 色の塗り分けも見本と同等、銀色部分はしっかりメタリック調塗料で、メッキまでは無理でもマーカー銀塗料よりは光沢があり金属質な感じに。赤ラインははみ出すよりはいいんですが若干発色控えめ。 そしてリボなので可動するという点も魅力、今回は見てすぐ判る干渉部以外は動かすこと自体が厳しい部分はなく。 ただ関節が外装で隠れている部分があり、不慣れな場合曲がらない方向に動かして軸を折る可能性が若干。いつものロボはリボ球丸出しですが、今回は半数くらい隠す努力をしていて視認しにくい位置に。可動の遊びで隙間も多いのでほとんどの場合は動かすときチェック可能ですが、ポーズの都合で角度変更したら毎回確認したほうが安全です。 可動範囲自体はfigmaよりは動きますがリボにしては狭いといった程度、リボ球はクリック+回転軸なので干渉部以外ほぼフリーですが、前脚の肘だけ癖があるので注意。尻尾先端の爪にも縦方向可動軸、胸の中央部が回転して水平から上70度くらいまで向けるギミックあり。首はダブルジョイントなので自由度も高く。 やや高額寄りですが充分見合った満足度で今回は当たり作でした。原作ファンなら原種か両方買いですが、亜種のほうはカラー的にもあまり知らなくてもお勧めできるゴージャスさです。 エフェクトパーツはクリアレッド成形、素材が薄いため通常環境ではやや色褪せた色合いに見えますが、気泡や角になった部分などに光が当たると細かい部分が深紅に光り、白地に強い光を当てたり透かせばかなり濃い赤になります。特に固定部もなく引っかけるだけなので流用の使い勝手も良く。亜種用の場合黒によく合う厨二向けですが。 総評としては外見やボリュームの満足度は完璧、少々ポーズを付けにくいのが気になる程度で普通にお勧めできる一品です。たまにポーズ変更や撮影くらいならストレスを感じるほどではなく、飾り映えもする大きさ。何より獄狼竜好きなら唯一の大型サイズ可動フィギュアなので逃す選択はなく。 ・ひじきそくほう:大洗海開の日に戦車プラモデル作ったので支援艦と戦車を見に行ってきた ◇7/11(木) ・夏の超高室温対策 留守中は室温がとんでもないことになってフィギュアが傾く限度を余裕で突破中。 最近のまともなメーカー製の固定フィギュアは脚に心材使ったり熱変形しにくい素材使ってますが、それでも限度という物があるので心配な物はブリスター収納か自作の支柱類を追加で。 出荷時に色移り防止で挟まっている透明のPETシートは普通使われている塗料の乾燥後では色移りしません。直接接触が不安な場合はシートを接触面に設置すればほぼ安全です。 神姫の武装もABSなら影響なし、PVCパーツは荷重が掛かっていると変形するので分解して負荷の掛からない状態で箱入れ、寝かせてある本人も髪や塗装PVCパーツはPETシートを敷くと色移りや癒着は防げます。 擦り傷防止で緩衝用のキッチンペーパーやティッシュ、布を敷いている場合も頭部のみ接触面にPETシート片を置いておくと保険になります。繊維が癒着に巻き込まれると除去がかなりやっかいに。 擦り傷気にしない直入れの場合は百均箱の素材がポリプロピレンなら影響なし、「プラ」表記は溶けないまでも塗膜が癒着して持っていかれる危険は残っているのでPVCパーツの直接触は避けたほうが安全です。 去年もかなり暑かったので以前からのオーナーなら経験で対策済みのはずですが、去年の夏以降初お迎えの方は特に注意。 あとリーメントの小物はPVC多用しているため真夏は接触していると張り付いたり色移りしやすいので定期的に位置替えとチェック推奨。ケースはプラ製でもPETシート敷きなら確実、コピー用紙でも一枚敷いてあるだけで影響ない範囲。なので薄いA4ケースに並べて多段で詰むのが一番場所を取らず。大型の物体はプラかABSなので百均ケースでも基本的に支障なく。 ◇7/8(月) ・古すぎて販促にはならないゾイド紹介:セイスモサウルス(wiki) ※以下長文 過去に超大型カテゴリーのゾイドは禁ゴジュとこれ以外ざっと紹介したので残りの一体、最大全長75cmの全ゾイド中最長の物体。 ゾイドは初期骨→旧ゾイド→10年沈黙後アニメで再始動→細々RCくらいで立ち消え→30周年で今年幻狐から新製品という息の長いシリーズですが、このセイスモはアニメ後のバトスト新ゾイド最終世代・ネオゼネバス帝国最後の大型電動ゾイド。 wikiのようにかなりのカタログスペックを誇りますが、問題は箱横や冊子のバトストで…帝国最新鋭・最後の決戦兵器で旗艦ゾイド、基地をレーダー圏外から部隊ごと屠殺したり共和国の切り札ギガを普通に装甲ごと超遠距離からぶち抜いたりと大暴れ。挙げ句は決死部隊の特攻で格闘レンジまで肉薄した格闘特化のギガを砲撃ゾイドなのに合体で匹敵する戦力・若干力負け程度で締め上げる→チャージやけに早いので零距離ゼネバス砲で一撃というチート。 これが誰もが認めるチート存在の禁ゴジュなら文句がでなかった物を、「全ゾイド最長」で大型に新造すると全長が余裕で1mを越すためキットでは本体部分がレドホくらいでその数倍の首と尻尾が延びているという構造、バトスト画像では戦場シーンで全高が足元のエナジーの3倍はあるため本来はそれくらいの巨体として設定されたと思われます(全長225cm相当w)。1/72統一で本体小さいのに戦力が理不尽すぎる、ただでさえ最強の砲撃ゾイドなのになんで接近戦まで最強級…と何かと最強談義では突っ込まれ要員として話題に上るゾイド。 アニメFはパラレル設定で大きさだけならデスやウルトラ同様バトスト以上(約10倍)に巨大化、テイルの余波だけで薙ぎ払ったり対空砲でギガ撃ち抜いたりとチート、ただ肝心のゼネバス砲が大きさの割りにかなり弱体描写で存在意義は主砲なのに目立たないという扱いに。 ちなみに強化仕様アルティメットセイスモの標準構成(ストーム各1合体)時の武装は、 [火器]超集束荷電粒子砲(主砲・ゼネバス砲)×1 地対空8連ビーム砲×1 2連銃座式ビーム砲×2 小口径2連レーザー機銃×31(※62門) ストームガトリング×2 3連ショックキャノン×8(※24門) クレセントレーザー砲×1(※9連装放射レーザー) [格闘兵器]キラーバイトファング 加重力衝撃テイル チェーンシザー エレクトロスパイン×8(※24本) 主砲1門・高火力19門・小/中口径砲90門で合計110門の火器を搭載という針鼠、アニメではレイブンが荷電とパルスレーザー併用で強化Eシールド割ってましたが砲座はレーザー・ビーム・実弾が混在でライガー系のシールドアタックすら困難、中型以下は普通に蜂の巣、大型が人海戦術で接近したとしても今度はギガ並みでないと零距離射撃と格闘武器で胴体切断されたり薙ぎ払われ…ほぼ通常火力が効かない古代チタニウム装甲のギガしか張り合えない「旗艦ゾイド」の呼び名が相応しい超弩級戦艦のようなゾイド。 切り札がかませ扱いになったため共和国派やゴジュラスギガのファンから恨まれてますが、それ以前はダークスパイナー(+デスステetc護衛付き)が毒電波垂れ流して同士討ちさせたため進軍自体が困難に→それを遮断する装甲完備・雷神が数不足なので対デス戦も考慮した決戦兵器がギガ。電子戦機の癖にフューラー素体で無駄に強いスパイナーが操った機体を盾に普通後方に下がるので割り込まされる友軍機を誤射せず吶喊して格闘で仕留めるための高速追撃モード・余計な重量の射撃兵装なしがデフォ、元祖の素ゴジュすらしっかり小火器は積んでいるのに後継機は肉弾戦のみという侠気溢れたゾイドで…本来なら帝国の切り札=デス様在中なので雷神より高速で荷電を極力避けつつ突撃で撃破、スパイナーさえ潰せば数で押せて先陣を切り大活躍のはずが、帝国の技術者陣が上層部の無理難題を実現(スペック的にセイスモ班とエナジー班はたぶん開発費無制限w)した結果こんな理不尽な物体が狙撃してきて超高額の歩くカモという酷い扱いに。 そしてしばらく手も足も出ず絶望のどん底になった共和国が起死回生で開発したのが凱龍輝、元から鹵獲合戦で開発してますが集光パネルは東方のZOITEC社の技術。元は(恐喝で)帝国側に付いていたのに皇帝ヴォルフが「もう貴様らに用はない(意訳)」→元々共和国にこっそり一部流していたのを全面支援開始→ゼネバス砲ガードされた!という有様に。 ヴォルフが親(プロ閣下)を見習ってもう少し外交スキルと経験あれば最終決戦も余裕で勝っていたものを上手く立ち回らなかったせいで凱龍輝その他共和国ブロックス系が完成、ディメトロプテラの通信妨害でゼネバス砲着弾観測の索敵機とリンク不能、無人のキメラで人海戦術すればいいのに決戦に参加させたのは全軍の三割、消耗戦可能なキメラ部隊と通常遠距離なら無双のゼネバス砲あるのに何で平原で正面決戦、そんな旗艦でなく不完全なエナジー試作機に本人搭乗という。ゾイド人はどこの勢力も首席は魔改造巨大ゾイドが伝統なのに奇襲が通じるような中型に乗るとあんなことに。 第二次でも共和国はウルトラが旗艦でルイーズ大統領は前線に出てこないまま。バトスト自体ぶっちゃけ壮大な兄弟喧嘩、ヴォルフも共和国首都陥落時に会談で出自も知っていたため騎士道+無用な犠牲減らすため舐めプしてこうなった感じですが、仮にプロ閣下健在だったら大儀最優先で外交最大限に生かした上で戦力も集中投入して普通に殲滅戦→帝国勝利で決着がついたと。その場合共和国また潜伏してゲリラ化→歴史は繰り返すとなりそうなので、結局決着後どうなったかは明かされてませんが共和国優勢で講和→アニメでのガーディアンフォース設立のような流れが落としどころだった感じに。 そんな決戦時は結局描写もないまま全力投入したギガと凱龍輝の群れに数の暴力で押し負けた感じのセイスモですが、狙撃火力と射程だけなら全ゾイド最高。鈍足なためレーダー圏外から主砲で基地や部隊を七面鳥撃ちが本来の運用、接近されたら仕方がないので合体して対空戦力一掃、地上は随伴のキメラ部隊とエナジーで掃除という鉄壁の守り。 ただ戦艦大和forイージスシステム付きのようなもので、鈍足の決戦兵器のため電撃戦は不可能、ゲリラ鎮圧や市街戦なんて都市区画ごと大穴開けてしまうため論外。強襲ならギルベイダーが最もバランスの良い最高の超大型ゾイド、ネオゼネバスも暗黒軍の開発だからと毛嫌いせずに併用していたらかなり有利になった物をプロ閣下がガイロスへの恨みで故意に絶滅させようとした疑惑があるくらいでw デス様は広域殲滅用の戦術兵器なのであの無差別に垂れ流す荷電粒子砲と下手なゾイドは返り討ちの格闘能力で都市や基地を焼け野原にしていくのが存在意義、歩くMAP兵器なので雷神その他耐えきるような格闘型の天敵には弱く。対してウルトラは移動司令部がメインのため高い砲撃能力「も」あるというだけで、水上運用可能な大型母艦で決戦兵器でない限りめったにやられない安全性が売りで強いからと本来最前線に出すものではなく。 超大型はそんな適材適所、セイスモは撃ち抜ける程度の地形しかない平地もしくは高台・目標との距離が遠距離レンジ以上・索敵/観測用の偵察ゾイドとの通信が阻害されない・凱龍輝が配備されていない…という条件なら相手が師団規模でも一方的に無双状態。 通信妨害下でギガと凱龍輝がセイスモ1匹につきダース単位で殺到されるとさすがに隣接で集団バイトファングされたり動きを止められて自爆ゾイド核砲でアウトですがギガ単体なら論外、ギガ+凱龍輝でもペアならゼネバス砲撃てば勝手に射線上にガードで割り込むので他の兵装も同時着弾させれば飽和して反射前に自滅。集光パネルは対ビーム用なので直接照準距離でレーザーと実体弾を撃ち込めば普通に抜けると。最大の利点のアウトレンジ自体はいるというだけで封じられてますが。 共和国の電波妨害+出し惜しみなしの凱龍輝混ぜた全戦力突入は唯一の有効戦略、中型以下はキメラの群れを抜けなくてもギガは止められず凱龍輝はホバー飛行可能でガード割り込み、護衛エナジーライガーは凱龍輝こそ瞬殺できても稼動限界を過ぎるとオーバーヒートするので延々ガードに徹して動けなくなった後を狙われると各個撃破されることに。結局技術格差が少なければ戦争は数という法則で… そんなキットの大きさの割りに強すぎたせいで一般的な評価は微妙なセイスモですが、護衛キメラのシザーストームとレーザーストームを組換え搭載すると強化形態のアルティメットセイスモ、スティルアーマーと合体で格闘特化のベルセルクセイスモにチェンジマイズ(→レビューされている方の解説)。 公式でもいくつか派生バリエがありますが、純正パーツで適当に換装や盛れるのがブロックス採用型の強み、重量と強度が許す限り好きなだけ盛れます。美的センスはともかく。 ![]() ![]() ![]() 総搭載火器数アルティメット110門+追加44門の計154門、追加の半数は実体弾系で対集光パネル。前方に火力集中で回り込まれる前にとにかく撃墜、ギガ級防御以外は全滅させるという対空・水平弾幕特化型。左右対称でないと落ち着かないので両舷に格闘シザー×2搭載、あとストーム2匹分ストックはあっても歩けなくなったので積載限界。 さすがに厨二的に盛りすぎたのでこれがセンスで許せる限度とも。 これがいるせいで全盛りしても到達点はこうなる、というある意味限界の体現で神姫の組換えや改造で火器の山盛りはしなくなったという物体。どれだけ盛っても同コンセプトで仮想敵に想定すると勝てる気がしない…という心境で、まだ積める、ではなく機動性や誘爆・使い勝手を考えたらレギュレーション内ならこの程度、と自重するのが基本に。 神姫は設定が自由なので他の玩具やプラモの扱いも人によりますが、我が家の場合は基本同等のAIを積んだ自立型ロボ設定、CSCのような感情機構はあったりなかったり。ゾイドの場合は感情あり・音声会話能力なし・高度戦闘システム(学習型)搭載のペットロボ、テロる組織の違法改造ロボから神姫をガードするためのガチ武装用心棒という扱いに。 他の玩具も戦力やデザインによって量産型の警備ロボ・神姫の遊び相手、普通に会話して人格もある同居人的な存在、自宅警備的な防衛兵器と大雑把に別れている感じに。 公式リアルタイム時系列の2043年現在で公式試合以外でも当然他社品フリーの乱戦バトル開催やビジュアライザーで野良バトルする人々はいるはずなので、公式(純正パーツ・搭載数制限)、フリー(自作や改造パーツあり)、軽量級(フィギュア系まで)、中量級(普通のロボあり)、重量級(中量以下は非推奨のむせるバトル)、無差別級(巨大ロボが闊歩してフラグ立てたゼルのんが吹っ飛んでいるような戦場)という感じで公式描写外もいろいろあると。 そしてアニメの犬猫のように悪戯する不法侵入ロボがいた場合、格納庫(ミカン箱)からバスターマシンマーチor帝国のマーチをBGMにせり出してくるのがセイスモのような最終兵器という感じに。部屋がダン戦無印一話のような惨状になるというのはスルーの方向で。 神姫関連もデコシールや飾り→布服→カメラという人形寄りコースと、組換え→流用→自作→流用目的のはずがなぜか僚機が増えるというロボ沼コース、人によっては両方に脚を突っ込んでしまったりも。 神姫のお供に同じカラーやコンセプトのロボを相棒設定で付けるとなぜか冷めていたはずの熱が再燃でガンプラやゾイドが増えていったりと、神姫は手を出すきっかけの入り口も広いんですがはまると派生で出費を呼び込む出口も幅広く。 ◇7/3(水) ![]() ![]() ![]() ![]() ランナー状態や組み立て工程はラジ館記事で充分なので省略。 外箱サイズは縦16cm×横21cm×幅10.5cm、直販限定なのでフォーマットは影狐準拠でもコスト削減でモノクロ印刷。ストーリーと解説以外は公式HP記載と同じ、そして文章が噂やら説ばかりで断定してない妄想戦記状態w キットは既出のように影狐のリデコ、成形色と塗装が変更されただけで基本同一。新造パーツは[顔パーツ左右+キャノピー][肩アーマー×4][ブレード2本+基部]のみ、幻狐で組むと雪狐用のパーツが同数余剰になります。逆に雪狐で組むと幻狐仕様のパーツが全部余剰。 顎と耳は共用なので余剰は使い道がなく、1匹だけ買ってたまに換装したいなら破損防止で軸を外しやすいようダイヤヤスリで組む時に調整をお勧めします。肩はCAS準拠で外すだけですが頭部が顔を割ると挟み込んでいた部分が全部ポロるので2〜3匹買って別形状のほうが手間は掛からず。 影狐のパーツは全部は入っているのでマルチラックにガトリングで組んで、尻尾のほうにブレード同時装備も可能。裏面の凹になっている部分を左右の軸に挟んで固定しているだけで黒い元祖の影狐にも装備できます。幻狐を2匹以上買っているならブレード2基同時装備の格闘特化が可能に。 ほかパイロットは一般兵士で白成形、シールは基本影狐ですが新造で水色ベース。完全余剰パーツとしてキャップ×8個のランナーが丸ごと、劣化や紛失が一番多いので予備としてサービスの模様。 @先着予約特典で30周年ステッカーが1匹毎に1枚もらえたんですが予想よりかなり小さく6cm×8.5cm。最初の大型ゾイドということでビガザウロ絵柄ですが記念以外にあまり使い道は… パーツ素材はプラ、ガトリング手動回転の内部ギア×2だけPOM、シールはPETフィルム、キャップはSBS。旧大型ゾイド用は十年越しでゴムキャップから油が染み出すこともありますが、今回は神姫の手首と同じ素材なので扱いは同じ、換気不要で冷暗所に完全密封保管しておけば経年劣化は最低限に抑えられます。 そしてプラとなってはいても以前と変わらず配合が違い、白い部分は王狼やゼロのような純白でなく極僅かに水色掛かった白成形、これは純粋プラで切削性も良くえぐれ注意程度でゲート処理は楽。銀ランナーはいつものゾイド標準の爪と同じ光沢と触感で若干ゲート跡が目立つので好みによってはリタッチ必要。 そしてグレーのランナー2種類が…ABS寄りの高強度プラで硬いため切削性が悪く直切りしたら即白化、ナイフ処理もしにくいというやっかいな素材。ナイフ調整で余計に酷くなる場合もあるので凹凸あるゲートはもう二度切り放置でいい気も。幸い装甲に隠れて露出する部分にはほとんど来ません。 組む時の注意点としては、耳のはめ込み軸のパーティングが荒いため軸を整えてから挿さないと凹側が白化する恐れがあります。というかしましたorz キャノピー・足先・ブレードの金塗装は影狐も同じでリタッチ必須ですが中途半端に淡いのでガンダムマーカーのゴールドでは黄色すぎ、僅かな面積ですがパレットに銀と出して混ぜ調色しないと微妙に誤差が出ます。地肌は黒いのでやっつけで隠すだけなら金そのままでもしないよりはまし程度に。 ほか頭部を換装予定なら軸調整、肩アーマーは換装しなくても必須です。歩行ギミックがよく詰まるため一度外して調整が後々必要になるので。ほか削りすぎても緩くなるため微調整しつつ竜頭兼用のネット砲弾、ガトリングとブレードの接続、肩のハードポイントの軸は調整しておくと換装時に破損の心配が減ります。 ついでに影狐系を初めて組んだ場合、高確率でゼンマイを巻く→どこかが詰まって歩かないということに。全箇所しっかりはめ込んでしまうと大抵そうなるので、一気に足は組まず一本ずつはめてゼンマイで軽く歩行動作させて調整しながらのほうが確実です。 ゼンマイは巻きすぎると切れたり痛む原因になるため最大(8.5回転)まで巻かず6〜7回転ほどのほうが寿命は延びます。今回ラスト回転近くが異様に硬いので限界一回前でも直感的に判りますが。歩行時間は18〜20秒ほど、竜頭は付けたまま歩かせるとどこかで落とすので外してから歩かせ、遊び終わったら紛失防止で毎回尻尾内に収納で。 あとガトリング基部左右の銀色飾りパーツはポロリしやすく棚に飾りっぱなしでない限り何年かするとかなりの確率で行方不明に。凹側調整していれば外す必要ない場所なので木工ボンドで構わないので接着推奨。 可動部に関しては尻尾が水平から下に2クリック、微妙に硬いので好みによっては調整で。首は上10度/下30度/左右10度程度とほんとに微妙。耳は後ろに30度ほど。ガトリングは左右の丸い部分を回すと連動で砲身回転。 マルチラックは基部が90度・中間部後ろに90度・非分離の回転軸あり、その上も45度ほど角度変更可、下の段差でアームを固定する支持棒部分も120度ほど回転、最後部のブロックスジョイントは180度と武器に合わせ保持高さと位置を調整可能。 マルチラック最上部のコネクタは四角がサイクスのリアパック用、上と左右の3mm軸が汎用、後部の5mmがブロックス用。ここにコアを1〜2個挟むとブロックスゾイド並みに無茶な盛り方ができます。コア経由ならガトリングやブレードと干渉しないのも使い勝手が良く。(参考例、写真3枚目右下) 両肩の丸いパーツも外すと武装設置用の3.5mm軸、中途半端すぎて手持ちではどの武装接続用か不明ですが、神姫用のあまり使わない筒型ジョイントを若干削れば互換コネクタとして神姫の武装も接続できます。逆にゾイドの汎用武器類も神姫の拡張ランナーを切り取って片側を削れば互換棒コネクタとして神姫の武装に接続できます(FAも同じ要領で可能)。写真前方の互換接続したルナ剣は当然他の神姫用が全部設置可能の状態。 総評としては白い若干スタイリッシュになった影狐、自力では綺麗にリペ塗装が難しく擦れると剥げるので白狐的なカラーで出してくれただけでも充分、値段は今の物価やコストを考えれば許容範囲。モール改装のキャンペーンや初回価格など頑張ってくれたほうと。 欲をいえば白成形をパールホワイトにしてもらえると嬉しかったんですが…コストの都合で無理、たぶん工場や材料の都合で純白でもないこんな色に。ぱっと見は普通に白なので違和感はなく、無理に漂白されて経年黄変されるよりはましなのでこの程度の色合いなら許容範囲。元々ゾイドは経年耐性強いので急な黄変はないとは思いますが。 本家ゾイドとしての最新製品なので普通にHMMからのゾイドファンや初の人にもお勧め、歩行ギミックのため四肢のポーズこそ付けられなくても手頃な大きさなので神姫のお供にも。蓮華用のほか、白系神姫なら一部塗装して手軽に専用サポート機にも。 ◇6/24(月) ![]() ![]() 2セット買って積み→ようやく1個分組んだので今さらのレビュー。数量限定のため在庫限りで絶版、あみは完売してますが他はまだ買える店も。 公式説明にあるように各発売済みFAの外付け・手持ち武器のリペ詰め合わせ武器セット。ホビサがいつも通り取説画像載せてますが、作りはシンプルで時間は余り掛からず。軸はFA用3mmなので神姫のHPに装備する場合はストローを短く切ってCリングか瞬着で軸太らせ(※完全乾燥まではめず盛ってから削って微調整)で直設置可能。 成形色はガンメタリックとなってますが、目視ではメタリック調成形色の濃いグレーでかなりの光沢、色はマリーさんの斧や剣を若干明るくした程度の色合いで完全一致は見当たらず。@手首はリニュ版と同一が2色(プラ)、アルト姉妹やMK2の副腕で武器持ち用には流用できますが個人的には滅多に使わないので未組み放置。 各武装は軽いので保持困難ということはなく、一番大物の大鎌ベリルスマッシャーも変な角度でなければ自立可能。ただ柄は断面長方形でしっかり掴むには幅広すぎるため副腕用か、端を掴んでもう片手で支えて保持という感じになります。大型ブレードのアーム中央と、小さい方のブレード左右の−ネジモールドの箇所が独立して可動・柄本シリンダー状部分上で回転軸、他は可動部なし。 これがセットの目玉武器ですがかなり大型ではったりも利くのでこれだけでも充分買いと。ブレードは無色透明ABS、趣味で色を付けたい場合、当然溶剤含んだスプレーを吹くとクラックが入る危険性があるのでSDN染料のほうが向いているかもしれません。煮すぎると表面荒れるのでランナーで検証した後軽めで。 とりあえず装備というより持たせただけで対比写真。各FAから変更点なし。ハンドガンは軸もHPもない普通の手持ち銃、神姫でも普通に持てますが設置が面倒にw スペクターのミサイルランチャーはフタ3枚が個別に開閉、弾頭は成形色分けされてないので注意色で塗りたい場合は自力。グレネードランチャーはジョイントで連装が可能・左右と下に3mmHP、ジョイントは左右軸で裏に凹×1。取説にはランナーをセルフ切断でジョイントにして直設置可能という注意書きが。神姫も3rd以降のクランクランナーが神姫軸径、片側神姫HP・反対側を細らせてFA用にすると直付け変換ジョイントが作れます。 キャノンは榴雷系の定番、交互ジョイント棒と先端ジョイントが分離、弾倉部分は一体成形。 ガトリングは手頃な小型サイズ、銃身基部が微妙に細め一軸なのでこの部分だけ流用も一応可能。なぜか本体部分のHPがグリップ用の1カ所だけなので装備する部位によっては中継でジョイント挟まないと不便に。 ミサイルは軸なし、細いスリット各2カ所をパイロンのパーツにはめて固定、頻繁にポロリするので木工ボンドで仮固定した方が紛失や落として探し中に踏む事故は防げると。パイロン自体は1軸でFAに設置、腕用のため軸周辺が微妙に曲面で邪魔なのでここもコネクタ挟んだほうが使いやすく。 ほかランナー配置の都合でスペクター用の細かいジョイントが9個「使用しないパーツです」記載でそのまま同梱、使いやすい物が含まれているのでありがたく。ランナーも保管しておくと棒ジョイント作りたくなった時に便利です。 1セットでも充分な装備が詰まってますが、ミサイル・ガトリング・ミサランチャー・大鎌を左右対称で装備させたい場合は2セット必要。定価では若干高めですが割引価格なら充分見合った内容です。 ◇6/18(火) ・6/18(火):UCC缶コーヒーTHE DEEP BLACK 無糖最強の陸自コレクション発売日(コンビニ限定)。 参考wiki:戦車61式/74式/90式/10式/10式試作車 87式自走高射機関砲 87式偵察警戒車 軽装甲機動車 ![]() ![]() タイヤ車両のみコロコロ走行(非動力)、共通で砲塔は回転・砲身が微妙に仰角とれます。砲塔の軸は微妙に硬いので頻繁に旋回させるならヤスリ調整したほうが楽です。はめ間違い防止か軸径が全てばらばら、組換えトンデモ戦車は無理。 さすがに高額のWTMまではいきませんがかなり細部まで色分け、墨入れはなし、一部車種は砲塔横の文字やエンブレムがタンポ印刷。造形も結構細かくこの値段なら充分以上、特にエッジをダルく感じることもなく。 破損防止で砲身と機銃は軟質PVC、曲がっていた場合はドライヤーで暖めて整えてから冷やせば調整できます。 1本147円据え置きでこのオマケ付きと今回も神レベルでリーズナブル、非常にお勧めできる商品です。 ◇6/13(木) ・黒アティ・ラプの塗装部分やルナの髪パーツ塗膜が軟化癒着する気温に突入。ケース内に寝かせておく時擦り傷防止のティッシュやキッチンペーパーは繊維が付着して逆に危険なので、該当部分はフィギュア類の初期癒着防止に挟まっているビニール敷き推奨。 楽器ペア電池のLR44は百均品でも意外と液漏れしないようですが年に一回くらいは確認したほうが安全。あと夏本番の前にゾイドの電池は外しておかないと単三は高室温+残電量少ないと液漏れ率上昇。 黒子など初期神姫の可塑剤は例年通り、そろそろ可塑剤残量が減ってヒケ発生で合わせ目が変形している場合もありますが材質上の仕様なのでどうにもならず。弾によって品質にばらつきがあるので新しめの神姫でも可塑剤漏れしてないのにひけて前髪合わせ目に隙間が発生する場合もありますがこちらはどうやら通年で湿度が逆に低すぎた場合の可塑剤過剰揮発らしい感じに。 一部神姫の髪グラデの白部分が退色して周辺も色が薄くなっているのは塗料の揮発と紫外線要因です。こちらもどうにもならないので白髪のような自然現象とスルーして、気になる限度超したら全体に自力リペ塗り直しに… ほか個人的に経験済みのトラブルとして、ウェスの前髪先端が顔に微量の色移り、猫子ドリルがざら入れしてあったら圧力と自重で先端変形発生したことがあったので全体にPVCパーツは重量が掛からない状態、塗装面は他と接触しない状態が理想。 あと白手首の黄変はまず紫外線ですが、直接手で触れた時の油脂酸化でも硬化しないだけで同様に黄ばます。保存時の換気が手首と脚素材のSBSのみ完全に必要ないので小さい容器で密閉保管(未開封は充満可塑剤が影響するのでNG)、普段の手首は消耗品とあきらめ同色系神姫は1セット共用使い回し、素手で触れてない手首を予備として温存しておくと手首リング崩壊してから交換でストック可能年数が+年単位で延びます。 無可動手首は変色だけで今のところ崩壊なし、ほかあまり使う機会のない拳骨手首を普段用にしておくと耐久限界来た時の心理的ダメージも少なく。 |