◇3/30(土) ![]() ![]() ![]() 確保してきたのでレビュー。発売から数日で通販ショップは全滅、書店店頭は残っている場合も。公式バックナンバーからは普通に注文可能。 モデルは試作1号車仕様、写真のような大きさで戦車模型では標準の1/72スケール、10式は実車自体コンパクト化されているため他の同スケール車両よりも小さめ。 機銃は固定、砲塔は旋回可能。別パーツはネームプレートだけ、ブリスターには横向きにちょこんと入っているシンプルさ。航空機(1/100)や艦船(1/900)に比べ体積が少なく割高に見えますが現在プラモとラジコンくらいでこのサイズの立体完成品はこれが唯一、しかもメーカー製はさらに精密になる反面この価格では不可能なので低価格で完成品を手に入れたい場合は最初で最後の機会になると。 デアゴなので品質に問題なし、個体差も機銃根元に微量の接着剤はみ出しがあった程度でほぼ完璧。造形も充分値段以上と近距離で観賞しても満足できる品質、店頭で選ばなくても充分なくらいです。 素材は車体本体がダイキャスト、他の部分はプラ。履帯と足周りの黒い部分が軟質PVC、前方カバーは引っ張るとポロリするので無理に内部構造確認せず放置でw 普通に木工ボンドで支障なく固定はできましたが。 機銃とアンテナはかなり細く繊細、硬質パーツなので引っかけ折れ注意。履帯は多少伸びますが感触的にこれは経年劣化で切れるタイプなので負荷を掛けずあくまで観賞用に。念のためプラ素材の台座には乗せないかポリシートでも敷いたほうが安全かもしれません。 ほかは特に注意点もなく、モールドもプラモには及ばなくてもダルく感じるほどでなく充分、マーキングや部分塗装、メッシュも再現されていて余程細かい点までこだわるマニア以外なら納得できるいい製品です。 実車の10式は米軍のように補給と支援無制限の物量チートは例外として、国内のような起伏のある市街戦での連携したモグラ叩き的な迎撃用途なら世界最高の性能を誇る最新の戦車。 軽くなった分90式のように砲塔分離しなくても輸送可能、ハード面も堅実に進化してますが真価はC4Iほか情報連携と制御関連。総火演でも素人目にも違いがわかるキモいほどピタッと止まる制動や高速バック、異常レベルの照準処理と旋回速度、全速スラローム射撃という前世代からしたら冗談のような挙動をしてました。→つべ ◇3/26(火) ・ニコ:コマ撮り動けryの方が過去作まとめ→。当時この山芋さん(初期デフォ)を見て飛鳥お迎えした人も多いとか。 ・世界の軍艦コレクション(→公式) 第6号「伊勢(1944)」レビュー。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そして今回の伊勢は個人的には一番好きな戦艦、マニアックすぎてこの値段で完成品なんてもうでないと思うので選択の余地なく購入。 結論から述べると…総合評価80点。この価格なら精度は及第点で満足できる範囲にしても、工場の組み立て品質だけどうにか出来ないんですかこの会社orz 中身が見えないためエラー率不明ですが相変わらずの艦橋傾きすぎ→交換に出すと未開封新品はやめて欲しいと!w どのみち細かいエラー率多いので会社で開封してもいいので細部確認してからに… もう面倒になって細部のミスは放置、神姫では個性と感じても完成品模型となると気分的にエラーはエラーでしかなくがっかり満載。 公式写真の前甲板の浮きはさすがにヤバいと判断したのか改善されてます。細部見るとあの見本は製品版でなく先行版を多少手直しの試作です。製品版でも艦首の木甲板の縁が黒く見えますが浮いているのではなく艦体の縁(艦体部分は金属製)の影がプラ製の甲板との僅かな隙間に落ちて余計に深く見えているだけでリアルでモールドになっているだけです。肉眼ではほとんど違和感はありません。 気になっていた後部飛行甲板の機銃位置にあった謎物体ですが…こちらはカバーを被った何かでなく先行では塗装されていなかっただけで「25mm単装機銃」そのもののつもりの物体でした。他の銃座のように直置き表現すればいい物を銃架の上に乗った高さを表現で灰色部分は空間のつもりらしく上半分と上面が黒く塗られ銃の表現に。 これなら遠目には一応機銃に見えないこともないので値段考えればまあ妥協に。面積の広い甲板と一体成形部品で抜きの精度的に厳しかったためこうなった感じで。 ただ冊子内のCG解説図では後部甲板最後尾の機銃も描かれ正確な計11門なんですが、模型のほうはけっきょく修正のしようもなく忘れたままで2列10門しかありません。こだわっているマニア以外は気付かない部分なんですが… 全体の造形自体は高角砲座もしっかり作り込まれていて良好、完成品固定モデルのため主砲も固定で可動部ゼロですがこれは製品仕様。欲をいえばデアゴのように艦載機は別パーツで置くだけのほうがありがたかったんですがしっかり固定されてます。 公式はデブく見えますが角度の都合と、本来は見えない喫水下が旧式戦艦の改装ということもあり古くさいだけでだいたい本来の比率、真上から見れば甲板の黄色部分がくっきり目立ちウォーターラインで見慣れたあの柄付きナイフのようなシャープな艦形になります。 その他細部のモールド造形や構造物自体は合格ライン、特に後部甲板の中空吹き抜け構造や張り出した機銃座群甲板の段差を裏から支える支柱、甲板に置かれた内火艇までしっかり造形。飾って普通の距離で眺める分にはエラー個体に当たらなければ特に支障もなく、税込2,190円という価格でも充分満足できる内容です。 プラモではキットだけでこれくらいの値段に組む手間と技術が要求され、初心者では同等レベルでも難しいのでプラモの艦艇作ったことないなら特に不満は感じないと。 問題はこのシリーズ創刊号の大和からエラー頻発やクレーン乗り水偵などやらかしてましたが、外れ個体を引いてしまうと工場での組み立て時のミスが神経質だと気になる点。 今回もうあきらめた個体差は、スクリュー・艦橋構造の半分ほどに接着剤はみ出しのテカり、艦橋が倒れないまでも第四層辺りのパーツがずれて接着され40度ほど横を向いている+中央前方の構造物僅かに傾き、右舷の艦橋と煙突横の対空砲座が2基接着ずれで踊っている、メインマスト基部構造の前方ゲート跡が白化…と至近距離でじっくり観察しなければ気付かない程度ですが各部に惜しい部分が。特に艦橋は中空部分を再現しようとしてやたら細かいパーツが集合しているのにずれ防止のダボが作ってなかったらしく毎号傾いたり左右を向いた個体が発生。あとスクリューの左内側が外側用の支柱が短い方でしたが真後ろから見なければ目立たないのでここもスルーで… 組み立てだけまともなら文句はなかったんですが工員の作業精度と検品が甘く、隔週刊で作業速度優先なのか細部までこだわっても組み立てで台無しになるという残念なことに。尼のレビューすら毎回散々で… その点この商法老舗のデアゴのほうはもう慣れていて検品コスト<返品交換コストが判っているようで致命的なエラー個体はほとんどなく、ちゃんと別パーツ採用や最低限は欲しい可動部などユーザー側に配慮。ハーレクインはまだ経験浅いので根本的なノウハウが先行版だけでは不足だったようで…最初は月刊にしてでも完成度を高めて好評にしておいたほうが今後の展開や別シリーズでもプラスに働いていたと。マニアからはツッコミや不評ばかり、一般層は手を出さないようなシリーズとか自滅フラグ立てすぎで途中終了の不安すら。組み立て品質改善しないことには60号完走はかなり厳しい気がします。 そして百均のコレクションケース(21cm幅)準備していたわけですが…全長や艦橋は充分収まったのに、メインマストのアンテナ先が5mmほど引っかかりケースが閉じられないという目測ミスw 全高51mmと冊子に記載されてますが艦本体の全高なのでスタンド含めると総高73mmです。横長の一番小さいケースでは入らないので高めの大きめケースのほうで。 台座外してケースに穴を開けて止め直せばいけそうなんですが、ネジ山潰れるほど締め付けてあっておまけに軟鉄で脆く強引に外そうとしてもさらに削れる始末、ワッシャーかましてあるのに何でこんな無駄にしっかり固定をw しばらく粘っても接着レベルでどうにもならなかったのであきらめました。そのうち別サイズのケース探すか台座の下端を金ヤスリで強引に低くして接着でも… 個人的には艦隊でコレクションしたいわけでなく、定番の大和と本命の伊勢さえあればあとは優先して欲しい艦もないのでこのシリーズは当面様子見、予算は自衛隊コレのほうに回します。 @監修が余りにいい加減すぎるので名義貸しだけかと思ったら、今回それなりに知っている伊勢の号だったので判断付きましたが監修は「冊子の内容記事」と基礎CADの設計図面です。模型自体は製造会社丸投げの模様。マイナー艦なのでネット上でググってコピペではなく各書籍資料参照して経歴や装備、改修内容を概略で纏めたまともな内容です。個人評に関しては恨みでもあるかのようなレベルで酷評されてますがまあ概ね事実ではあるのでorz もう少し艦載機とパイロットと燃料に余裕があれば大活躍した可能性はありますが全部圧倒的に足りなかったのが末期の帝国で… 世界唯一の「航空戦艦」としてはコンセプト通りの運用すらされてません。 後ろ1/3が飛行甲板の戦艦というトンデモすれすれデザインで結局機銃座増設しまくった方が役立って間際までは生存した艦。最後は燃料すらなく港で砲台代わり、日本で最後に主砲を撃った戦艦という数奇な運命でこの艦が好きなマニアもいるんですが多数派ではなく。 デザインやwikiなど見て気に入ったのなら、プラモ作れない場合今回買っておかないと完成モデルは何かの間違いくらいの確率でしか。 まだ本屋扱いで店頭に残ってますが選べないので通販しても同じです。微妙な曲がりくらいでは仕様と言い張って拒否されますが遠目でも判るレベルの致命的な接着ミスがあったら即交換申し出で。先にメールで問題部分を接写添付して訊いたほうがいいかもしれません。 今回の個体差もケースに入れてしまえばそうと知って注目しなければ気付かないような範囲ではあるんですが。 ◇3/22(金) ・セブン - イレブン × モンスターハンター春のキャンペーン(公式) 3/15(金)〜4/14(日) いろいろ限定グッズ販売、新モンスだからとゴア・マガラ推しすぎw 厨二心溢れたぼろマントのような翼とエイリアン的な頭部で不気味デザイン好きなら。 ![]() ![]() ゴア以外は再販メインのラインナップ+新規グッズ。注目はソフトドリンクのフィギュアキーチェーンがコーヒーのオマケ的な扱いで先着でなくなり次第終了、良心的に中身見えていて選べ値段も通常と変わらず147円。 とりあえず黒っぽいラギア希少種とこの値段ならとゴアを買ってきましたが、今回対象商品多いので直営店なら冷蔵棚に6列くらい並んでいたので物自体は残っていそうですがこの2種と通常ラギアは早めに消えそうな気も。 あまり興味が無くて食玩的なこれだけ目当ての場合は早めの確保お勧めします。こちらは19日開始でしたが首都圏のみで地方は時間差+祭日で午後から入荷、21日の朝に並べたてほぼ手つかずという店舗も。 製品のほうは彩色済みPVC完成品、若干柔かめソフビ系で普通の扱いなら細部が折れることはないと。チェーン部分は良くある?金具が直接ねじ込んであるだけなので回せば普通に外れます。1mmほどの穴は空いてますが大きく目立たないので普通に飾り用マスコットにも。 余ったチェーンも適当なミニフィギュア類に強引にねじ込めばストラップ化が可能。耐久性は相応なので軽めの物推奨、固定にするなら回転で緩み落下防止で瞬着したほうが長年付けていていつの間にか先だけ行方不明という後々の事故は防げます。 若干塗料臭はしますが風にしばらく晒せばたぶん消える範囲、細部の造形やモールドも値段にしては作り込んであって満足できるクオリティです。本体も一色でなく地味に腹は灰色汚し塗装、部分塗装は…適当ですがコスト的に仕方ないと。同じく手間の都合で眼は小さすぎるため塗られてません。 ポーズはCFB版と完全に一致、元データ流用して縮尺したようです。小さめですが神姫のマスコットには充分、価格的にも買って損はないお勧めシリーズ。人気タイトルということもあり気になる方は早めに確保しておいたほうが無難です。他のフィギュア類はブラインドで選べないので予算と運に余裕があるなら。 ◇3/17(日) ・ちびすけ氏の自作ガレキ素体とヘッドの第2期受注(5月末〜6月発送)は本日3/17(日)夜10時開始予定。 サイトに取説や解説ありますがカラーレジン製組み立てキットなので注意。スキル的に困難な人向けに有料の顔下地処理や素体組み立てサービスもあります。 ・暇人\(^o^)/速報:戦場っぽい画像ください! ・あゆーにゃ:【画像あり】軍事オタじゃなくても見入ってしまうミリタリー系の画像が大量に集まってくる画像スレ :【画像あり】神社にお百度参りして幼女の神様が見えるようになった ◇3/13(水) ・ニコMMD神姫、黒子モデル制作されていた方が完成して配布中。@作者の渋のほうに静止キャプでまとめ画像ありますがこの再現度とクオリティw HPでないネジ穴だけ省略以外は関節構造やリベットも含め完全再現、フル装備でも踊れたり各武器・bisや白bis仕様も可能。 タグMMD神姫も着々と増えて。 ・ぶる速:軍事・ミリタリー・戦争に関する雑学書いてけ ◇3/8(金) ・最近気になっている素材:マジックスカルプ。 海外製のエポキシクレイ、高いものの扱いやすい優秀なパテだそうで。 主剤と硬化剤の混合タイプというのは標準ですが、まず開封しても混ぜなければ5年持つというのは余ったパテ放置で不本意にも入れ物型オブジェなってしまった人には画期的。 粘土程度の加工しやすい柔らかさに無臭、硬化開始45分〜1時間(冬場は当然さらに延長)・完全硬化6時間と、作業中に硬くなり始めて絶望が起きないのは不慣れで微調整手間取る場合にも最適。 乾燥後はかなり硬くなり、切削性も良好でヤスリ掛けやデザインナイフ処理ももげて崩壊起こさずスムーズに可能、水を加えれば溶きパテのように表面処理にも使える(練るとき少量加えれば硬さ調整も可能)という優良マテリアル。 難点としてプラへの食いつきやや悪め、密度軽いので重量問題控えめの反面気泡ができる場合あり、パテ全般ですが体質合わないとかぶれなど出るので作業用の手袋と換気は必要。 神姫用の場合は慣れた人の自作用のほか、初心者でもMSGなど武装の小改造や肉抜き埋め、プラモ着せるときのぐらつき防止充填や簡易複製にも。液体でないので粘土遊びの要領で型に強引に押し込む→挟み込んで剥がし微調整もできないことはなく。 ほか特撮の怪人類に使われる製品だけあって自作のクリーチャー置物や関節球仕込んだフレームで可動の有機物系デザインの物体を作るのにも最適、神姫武装で聖衣のような台座やゴーレムっぽい物も手軽に。硬化が遅い分急いで作らなくても表面の微調整する余裕があるので入門用には最適。 手慣れていて乾燥時間惜しかったり乾燥後に若干の柔軟性が欲しい場合は光硬化パテ、こちらは重量比がさらに高額ですが紫外線当てるだけで硬化するので紫外線LEDあれば乾燥時間ほぼ不要、通常タイプの蛍光灯でもかなり短時間(直射日光は冗談抜きで1分掛からず硬化)と作業時間を大幅短縮できるのが特徴。 神姫用ではおもに髪の複製に使われていて、おゆまるが基本半透明なので充填して即照射で通常パテやレジンのように数時間乾燥待ちという手間を挟まず確認でき、ヒケもほぼなく微妙に柔軟性残るので微妙に曲がっただけで軸が折れるということもなく手軽さではおそらくトップの素材。 照射時間多めに必要ですがPVC武装くらいなら似た硬度で複製も可能。高コストだけは仕様なので、けちるために型の表面に塗って照射で硬化して外枠→内部は安いパテ充填、ついでに心材入れて強度補強という方法を採る人も。 基本黄色半透明なので顔複製の場合は色や質感的に肌色調色したレジンのほうが向いてます。顔の塗り肌ほど残念な物はないので… ◇3/6(水) ・度々注意、ウェスの前髪の先、ほか色移りと布服関連 しっかりはめてあると顔に先端が接触、うっすら赤が色移りしていることがあるので一度も確認してなかった方は念のためチェック推奨。 一度色移りが発生(擦れば取れる程度)、今回はセーフでしたがいつの間にか接触していたので念のため注意喚起。黒アティ/ラプの髪・メット・胸パーツも塗料が色移りしやすいので接触注意。相手がABSパーツでも容赦なく接触面の塗膜が持っていかれて剥げる場合が…。 そして布服でも色移りは発生、基本的にペイントのある素体は避け肌素体で着せるの前提ですが、今となっては入手難でやむなく普通の素体で着せる人も多いと。 アウタスキンのように癒着で塗装を持っていかれる確率は低めですが、特に初期〜中期はお腹の塗膜がかなり弱いため摩擦で削れる可能性はあります。布地への色移りは普段からヤバい神姫以外はめったにありません。 それ以上に問題なのは、おもに黒・赤など染料が濃く生地も厚めの服で…ABS部分は擦れば取れる程度ですが、顔・髪・3rdの胸・1stの首がPVCのため運が悪いと重度の色移りが発生します。染み込んでしまうと表面だけで済まないので対処不能に。 元々ドール服のディーラーなら確実に色移りの経験ありで裏地を付けたり事前に生地を軽く洗う、移る気配のする種類は避けるなど対策してますが、神姫から趣味が高じたりまだ経験浅い方の場合長期的な問題をまだ経験してない場合があり無対策のことも。メーカーのアゾンですら普通にコストの都合で色移りする素材使ってくるのでピュアニーモでも黒い部分は届き次第即確認して限度超していたら返送交換デフォですが、絶対に移らないと断言できるのは白い生地とパステルくらい薄い色くらいで、ほかは生地の業者や染料次第なので対策するに超したことはなく。 色移りは長期接触で発生するため一番安全なのは普段は脱がせておくことですが、頻繁に着せ替えるのは手間なうえ傷みやよれ・汚れを誘発することも。顔への襟接触だけ気をつけて着せっぱなし、胸パーツは色移りしても気にならない専用で開き直るというのが一番気楽。 ABSは移りにくいといっても塗装部分やメラミンつや消し処理しているとそこが染まることも。つや消し処理は汚れが付着しやすかったり酷いと雑菌繁殖で臭う、溶剤が染みやすくなり強度低下などリスクも出てくるので、余程生身っぽい肌の質感に執着なければロボ設定もあり基本つやつやのままお勧めします。 素体不足などでどうしても危険な気がする服を着せっぱなしにする場合は、なるべく腹部塗装のない素体で3rd胸パーツは薄く目の細かい布でインナーやサラシのように巻くかラップやポリシートを見えないように挟み固定で保護すれば直接接触してないだけで危険は大幅に軽減されます。深紅のビロードとかでない限りこれだけでもほぼ安全に。 保管する場合も濃い色の服が他の布と接触していると色移り、ドール用ハンガーに並べておいても触れたり湿気吸って生地がよれよれになる場合もあるので、基本的に小袋(たいてい購入時に紙トルソーと共に入っているデフォ袋)などに入って口を閉じた状態で百均ケースなどに保管、なければサイズより大きめのチャック袋に。ケチってぎりぎりの袋に詰めるとするめ状態になることもあるので膨らませないまでも真空パックせず軽く余裕のある状態に。密閉されていれば空気はあっても虫害やダニなどは防げます。臭いに関して煙草のヤニ臭は濃度によっては貫通してきますが基本的には防ぐか軽減。乾燥剤は必須ではありませんが湿気気になるならお好みで。 ほか子供の頃にリカちゃん持っていて捨てずにとって置いた場合経験あると思いますが、白い生地は手脂など油脂が付着、手垢が見えなくても何年も放置していると参加して盛大に黄ばみます。特に綿など自然素材ほど。 逆に合皮やフェイクレザーは布にポリウレタンを圧着しているだけのため経年劣化は仕様、こちらは新品でも強制的に劣化進行して止められないため数年経過するとヒビだらけになったり剥離+白は黄変で無残なことに。おまけに分解進むと周辺にべたついてくっつきまくってさらに大惨事、人間用の服でクローゼット放置の服が劣化していた経験ある人もいると。神姫服の場合ヒーロースーツやエナメル系のドレスなど表面がテカっている素材が該当、黒は変色目立たず、力が掛かってない状態ならひび割れ進行も遅めですが最終的には劣化して普通10年程度で見た目難有りになるので、そういった素材と割り切って後生大事にしまい込まず着せて元が取れるくらい愛でるなり写真に撮っておくなりをお勧めします。着古して仕方ないと思うのと未使用でとっておいて劣化発見では衝撃度がかなり変わります。 汚れに関してはドールの高級服では触るとき白手袋常備という猛者もいますが、白でなければ頻繁に触ってもせいぜい手垢でうっすら黒ずむ程度でさほど目立たず、細部を擦らないよう気をつけ問題部分だけ石けんでいいので優しく手もみで洗って陰干しかぬるめドライヤーでしっかり乾かせば綺麗な状態に戻ります。 心配なら着せたりポーズ取らせるとき指を直でなくティッシュで挟むくらいでも軽減はできますが、黄ばみは長期的なもので洗えば済むのでアゾン服ならまあ直でも大きな問題はなく。 全体洗いすると基本繊細だったり接着部分・タック消えなどがあるので危険、ある程度の写真で目立たない範囲なら我慢して、限度超してからその部分中心に影響しない範囲だけ軽く洗うだけのほうが安全です。 巫女服の白衣など白い布は油脂酸化の黄ばみが発生しますがこれも石けんで充分落ちます。袴の方は持つ部分などで手垢程度、こちらも落ちてタック状の折り目はしっかり折り目を付けてタオルなどで挟み軽く押して水分を取り、崩さないようにそのまま乾かせば型崩れしません。総面積少ないこともあり乾くのは早いのでカビや菌の原因になる水分は早めに完全乾燥で飛ばすのをお勧めします。 人間用なら普通天日干しですが、高額で生地も薄く、退色の不安もあるので直射日光下で干すのは厳禁。せめて陰干しか、室内で距離を開けて低温ドライヤーか小型扇風機でも当てておけば雨の日以外なら半日〜一晩で乾きます。 とりあえず手間暇掛けるのは5k以上の高級服や一品物、既製服なら丈夫ということもあり色移り対策だけすれば着せたまま百均ケース雑魚寝でも平気です。 パーカー服とかアリスドレス(灰)初回の発売時からずっと着せっぱなしの神姫いますが、直着せでも素体・服ともまったく影響出てません。メイド服は黒ということもあり夏場は脱がせてましたが生地薄めなので影響少なめな気も。 明らかに移りそうな物以外完全放置でなければ致命的になる前に気付きますが、移ってからショックを受けるよりは神経質な人向けでも一応可能性だけは理解しておいたほうが。 ◇3/5(火) ・本日の駄文、神姫の保管ケースに金属缶。 神姫の保管といえば定番は百均のポリケース類。紫外線や可視光は大半が貫通するため、普通は武装の分解小分けや省スペースで雑魚寝させて引き出しやクローゼット、次善で段箱内に積むわけですが。 友人宅で床置きされた新聞紙+分厚い無料通販カタログ敷いた上に積まれた大型おかき缶から、おもむろにフル装備神姫を取り出されるのを目撃w 蛍光灯の紫外線程度なら新聞紙や紙一枚でもある程度減衰できるため、神姫の紙箱やケースを積んで埃避け兼ねて新聞被せただけのの人もいますが一度黄変や退色経験すると過敏に反応する人も多く。確かに金属ならアルミやブリキでも箱にする程度の厚みがあれば完全遮断。 樹脂製品全般で、紫外線による分子鎖の断裂・可視光(強)による光分解促進開始・油脂による表面劣化・高温等で可塑剤揮発による硬化、が経年劣化が急激に進む要因。 紫外線と強い光、湿気や手脂に気をつけ可塑剤適度に換気していれば最善なんですが、そこまですると気軽に触れずただのコレクション状態に。とりあえず直射日光は絶対に避け、カーテンの遮光のほうはUVカット、蛍光灯は多少高くても同じくUVカットか間接照明LEDにするだけでもかなりの効果が。あと触るときは手を洗ってから、ポテチ類を触った手は論外で普通に雑菌まで繁殖します。 劣化した経験無かったりライト層では気にせず好きに飾って酷いと窓から直撃の時間帯があったり、直射だけは避けてもリビングなどで普通に昼間はカーテン全開や窓明けで部屋に日光が差し込んでいたりと、主に白いABSが変色したり、力も入れてないのに軸がもげたという場合は高確率でこれが原因。 普段から飾って視界に入らないと意味がないという趣味の場合は仕方ないにしても、負担にならず可能な範囲で対策はしたほうが耐久寿命は延びます。 今回の金属缶も机の上直置き収納でも影響防げ、手軽に取り出せてどこにでも置けるというのはかなりのメリット。デメリットとしては湿気からある程度隔離できる反面、真夏日にPVC密閉が少々不安(適度に換気すれば穴など開けなくても支障はない範囲)。それ以外は特に思い当たらないので環境によっては収納にかなり役立つと。 中身は当然見えないので百均の剥がせるネームラベル貼りで。 |